遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!今年も宜しくお願いいたします。年末年始は比較的寒さが穏やかな日が続きましたね。皆さんのお住まいの地域はいかがでしたか?年末に訪れたスペインとフランスも寒さが穏やかでした。この冬は広い範囲で暖冬だったんでしょうか?1月に入って寒くなり、急な寒さでうちの庭もダメージを受けたかなと心配していたのですが、戻ってみたら庭の芝生は伸び続けお花があれこれ咲いていました。中でもスノードロップの開花が始まっているのにはびっくり!うちの庭は冬に日が当たらず春の訪れがご近所さんより遅いのですが、そんな庭でもすでに開花が始まっています。
今年もクリスマスローズの開花が始まりました。正確に言うとクリスマスローズと呼ばれる品種はクリスマス時期に白い花が咲くHelleborus nigerのことらしく、Helleborus orientalisやその改良品種などはレンテンローズと呼ぶそうです。でも一般にHelleborusの総称としてクリスマスローズと呼ぶことも多いようで、改良品種にもHelleborus orientalis以外のHelleborusが使われていたりするので、私はあまり気にせずクリスマスローズとかヘレボルスと呼んでいます。
今回の開花はいつもよりも早く12月半ばにはふっくらした蕾がたくさんついて開花間近でした。1月上旬に里帰り旅行から戻ってきたら、ほとんどのヘレボルスが開花してました。うつむいて花が咲くので、下から覗かないと花が見えないのですが、そこがなんだか可憐な感じを抱かせます。ガーデニングを始めるまでは、冬にこんなかわいらしいお花が咲く植物が存在するなんて知りませんでした。
Helleborus × hybridus ‘Double Ellen Purple’
うつむいているお花を持ち上げるとこんな感じです。どれも八重咲きの交配種です。開花株で購入したクリーム色の八重咲きのヘレボルス(左下)は今年もきれいに咲いています。その他のヘレボルスは小さい苗をセットで購入し、2年目から開花、今年で2回目の開花です。広告で見た写真の花とは違う色や模様で咲いてますが、まぁきれいなのでよしとしています。色や模様にこだわって買う場合は、高くても開花株を買うのが確実だな~と反省してます。
去年うちの庭にあるヘレボルスをいろいろ交配してみました。できた種を蒔いたところ、冬に入って一斉に芽が出ました。旅行前に個別の鉢に植えなおしたのですが、まだまだ小さい葉っぱが出てるだけです。種蒔から開花するまで2,3年かかるそうなので、ゆっくり待ちたいと思います。
冬咲きのクレマチスのウィンタービューティも開花中です。この夏すごい勢いで成長し、近くにあるバラの木やフェンスにからみついてしまったため、かなり強引に枝を整理していまったので心配していたのですが、それなりに咲いてくれてので安心しました。常緑で年中濃い緑の葉っぱがフェンスなどを適度に覆ってくれ、緑のカーテンのようで気に入っているのですが、植える場所を間違えるとつるの整理をするときにちょっと面倒です。私はバラの近くに植えてしまったので、バラにつるがからまって大変です^^;植えなおさないといけないのですが、場所がなくて・・・。
Clematis urophylla ‘Winter Beauty’
出張と里帰りから戻った後も、雨が降ったりばたばたしていたりと、11月半ばから全く庭仕事ができていません。この冬の庭仕事はかなり手抜きになりそうです^^;毎日遊びに来ていたご近所猫も最近は会うことがなくなり寂しい限りです。ロンドンに戻ったら庭仕事がんばらねば~。皆さんも寒さに負けずに庭仕事楽しんで下さいね。