今がチャンス!世界中のランがロンドンに大集合。

0

Uk☆エコ・ガーデニング格闘記


皆さん、イースター・ホリデーはいかが過ごされましたか?後半から急に気温が上がってお花の開花が一気に始まりましたね♪  庭が花でいっぱいになるまでにはまだ少しかかりそうですが、今週日曜日までロンドンで開催されている第17回ヨーロピアン・オーキッド・ショー&カンファレンスの会場内は、世界中から参加したラン専門ナーサリーが展示するお花であふれかえってました!

1ロンドン内のRHSホールでの展示

日本のナーサリーの出展もありました。こちらは愛知の永田園芸さんの展示。小さいかわいらしい蘭から大きなゴージャスなものまでいろいろ。葉や茎の鑑賞を楽しむセッコクも品種がたくさんありました。欲しかったものはもう売れてしまっていて、やっぱり早めにいかないとなぁと反省。日本から傷つきやすいランを運んでくるのは大変なことですね。運搬中に少し傷がついてしまい、賞の審査に出せないものもあったそうです。審査に出したランは賞を受賞されたそうですよ^^私が行った時は別の場所で審査するために提出されていて拝見できず残念でした。見てみたかったな~。

2目をひくディスプレイ

永田園芸さんの展示の中で気になったきれいなランたち。淡いピンクがかったパープルがきれいなカトレヤ(Cattleya skinneri fma. coerulea ‘Orchidglade’)。黄色のピンクのコンビネーションがかわいらしいカトレヤ(Sophrolaeliocattleya Lucky Chance)。小さくてとってもキュートな姿に一目ぼれ。購入しました♪
34
繊細で透明感のあるピンク の大きな花が美しいリカステ(Lycaste Abou First Spring Kagayaki‘)は品種名どおりの輝き。オレンジと赤のコンビネーションが元気でかわいいイメージのスィート・バレンタイン(Ctt. Sunrise Doll ‘Sweet Valentine’)。どれも違ったよさがあって全部欲しくなってしまいます!

56
こちらは須和田農園さんの展示。ひときわ大きくゴージャスな花が飾られていました。イギリスのOrchids by Peter White社が会場で須和田農園さんのランを販売されてました。欲しいランがたくさんあったのですが、予算にあわず断念。ちゃんとランが育てられるようになるまでへそくりをしっかり貯めたいと思います^^;

7

ランの栽培には膨大な経費と時間がかかるので、珍しいものはどうしても値段が高めになってしまいますね。もちろん会場には小さいランやお手ごろな価格のものももちろんあるので、私のような初心者でも見学やショッピングを楽しめました。ランの種類によっては流木や苔玉につけてハンギングタイプのディスプレイにしても面白いですね。部屋のインテリアにあわせて同じ植物でも違った見せ方ができますね。

8インテリアとしても素敵

とにかく種類が豊富で、花を楽しむタイプだけでなく斑入りの葉や茎に特徴があるものもあるので、自分の好みにあった植物が見つかると思います。ここまで品種がそろうのもフラワーショーならでは!ランにそこまで興味のない人にも一見の価値アリです。そんな私も今まで一度もランを育てたことがない初心者なんです^^;こんな面白いランもありました。メキシコからホンジュラスにかけて自生するそうです。

9 Rhyncholaelia digbyana

ランをメインに使ったフラワーアレンジメントの展示もいくつか見かけました。ギフトとして贈られることが多いランですが、やっぱり存在感がありますね。渋い色使いなのもまたいいなぁ~。

IMG_6015_convert_20150410201753 美しく幻想的なアレンジメント

 こちらは台湾に自生するプレイオネ。通常のフラワーショーの販売でもピンクや白地に少し斑点が入ったプレイオネをみかけることもあるのですが、真っ白なものは販売ではなく展示品として見ることがほとんどだったので、即決で購入しました。ベルギーのナーサリーの方のお店でした。

12Pleione formosana alba

とてもきれいで目を引いたオンシジューム。明るい色ですごくかわいい~。一口にランといっても種類が多く、見てるだけでもあっという間に時間が過ぎてしまいました。

11Oncidium ‘Petite Cueillette’

ラン培養の体験コーナーや無料のトーク・プログラムがあったり、ガーデニンググッズやクラフト系のお店が出展していて楽しかったです。たくさんのランを一度に見て購入できる機会はロンドンではなかなかないと思うので、観葉植物や珍しいギフトを探してる方にもおすすめです。ショーは今週日曜日まで開催されているので、興味のある方はぜひいってみてくださいね!  RHSの会員の方は入場料が少し割引されるので会員証をお忘れなく。入場料などの詳細は下記の公式サイトでご確認ください。

会場 Royal Horticultural Halls(The Lindley HallとThe Lawrence Hall)
最寄り駅 Victoria / Pimlico / St. James’s Park
住所 80 Vincent Square, London, SW1P 2PE
開催期間 4月9日から12日まで 10am – 5pm
URL https://www.rhs.org.uk/shows-events/rhs-london-shows/rhs-london-orchid-show

★事前に必ず公式サイトで詳細を確認してからお出かけ下さい。

Share.

About Author

在英20年、ロンドン郊外の自宅の庭で節約とリサイクル・無農薬をテーマに土いじりに奮闘、花や木、ハーブ、野菜や果樹などいろいろ挑戦中。3年間のカレッジ生活を経て園芸とガーデンデザインの資格を取得。フラワーショーや造園現場の通訳・コーディネイト、デザインや園芸相談、メンテナンスサービス、ガーデンガイド等10年ほどやってます。庭と旅とお笑いをこよなく愛する植物オタク。ここ数年家族の闘病等でガーデニングもブログもサボってました(;^ω^)ぼちぼち復活できるかな?ブログ「イギリスの片隅で庭仕事」http://gardenuk.blog.fc2.com/もそのうち復活する予定。

Leave A Reply

CAPTCHA