033 | St Paloとの出会い

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今回は普段とはちょっと違う内容で、最近デビューを果たしたSt Palo(セント・パロ)というブランドのお話です。エッセンシャル・オイルの調合を担当したので、紹介させてくださいね。文末には、特別にみなさんとのシェアを許可いただいた、ディスカウント・コードもつけています。ご興味のある方は、ぜひどうぞ。

問い合わせの電話から

2016年の006号で紹介したレシピ本参加依頼の話がきた直後、勤め先のクリニックに「商品用にエッセンシャル・オイル調合をしてくれるアロマセラピストを探しているのだけど、誰かいますか?」という問い合わせの電話がありました。興味があったので、受付に問い合わせ主の電話番号をもらい、さっそく電話して詳しい話を聞くためのミーティングをアレンジしました。まだ寒い3月初旬だったと思います。

彼女の名前は、カミラ。やや年配の女性を想像していたのですが、思っていたより若い女性でちょっとびっくり。とても感じのいい人で、コーヒーを傍らに座ったテーブルを挟んで、和やかにミーティングがスタート。カミラが考えているものの簡単な説明から始まり、どうしてなのかという話になりました。この「どうしてなのか」の部分に、使命感にも似た強いエネルギーが感じられました。彼女がやりたいと思っていることには「いいものを作って売る」だけではない側面があったのです。

カミラのストーリー

ビジネス立ち上げの動機は、母親の他界。…予期しない展開だったので、かける言葉に思わず詰まってしまいました。パーソナルな話なので、詳しいことは敢えて聞いていません。カミラのお母さんはエッセンシャル・オイルが好きで、自宅でよく使っていたそう。彼女にとって、エッセンシャル・オイルは「お母さんの思い出が詰まっているもの」ということがよく伺えました。

アロマセラピー関連の商品作りを選んだきっかけとなったのは、遺品整理の際に数冊見つけた母親のアロマセラピー本。これらの書籍を開いて個人的にオイルを使い始め、お母さんの存在を形にできるような何かを作りたいと思ったとのこと。

そして、エッセンシャル・オイルを使った「何か」を探し始めて思いついたのが、目的別に調合されたオイルの小瓶が入れ替えできるペンダント。わたしのまわりにもファンがいるDaisy(ロンドンのジュエリー・ブランド)のデザイナーに頼んだという、ペンダントトップ部分の試作品を見せてくれました。従来のアロマ・ペンダントと違い、ガラスの小瓶に入った原液が継続して緩やかに香りを放つ仕組み。St Paloのペンダントは、オイルが終了するまでの数百時間、安定したクオリティで楽しめるという優れものです(しかも、傾けたり倒しても大丈夫)。若い女の子がエッセンシャル・オイルに惹かれて、軽い気持ちで「やってみた〜い」というような次元ではなかったので、ほっと安心すると同時に、カミラのユニークなアイデアやペンダントのスタイルにすっかり魅了されました。

アクセサリーとしても、素敵。

アクセサリーとしても、素敵。

試作段階から商品になるまで

数か月かけて全体と各ブレンドのコンセプトなどを明確にした後、いよいよオイルのブレンディング(調合)作業開始。カミラから渡された、各ブレンドのイメージや目的に合わせた名前とシンボルをもとに進行。連続して一定の嗅覚が保てる時間には限度があります。何度もいろんな匂いを嗅ぐと、だんだん麻痺してくるので、集中力はもちろん、時間のスペース配分を要する結構大変な作業。(しかも、その日のコンデションで同じ香りから受ける感覚もやや違う…)そして、この土台となるコンセプト等をもとに、パッケージ・デザイン等が進行し、段階を経て、削り落とすところがないミニマル・デザインに仕上がっています。ブレンドの納品後も、数回ミーティングでカミラと会っているのですが、何かが進行するたびにアップデートの写真などを送ってくれていたので、随時状況がつかめました。現在のところ、納品した12ブレンドのうち、6ブレンドが商品となっています。カミラは、もともとデザイン系の学校を出ていて、環境やエコ問題にも理解のある人なので、センスの良さや素材等へのこだわりも素晴らしいと思います。

St Paloの誕生

今年9月にはウエブサイトが立ち上がり、インスタに広告が出るようになって、オンライン・セールス開始。10月にはOm Yoga Show出展で、一般に初お目見えしてきました。このショウにはお手伝いに出向いたので、目の前で各ブレンドの香りを試す人々の反応を見たり、フィードバックをもらうなど、貴重な体験ができました。総合して人気だったブレンドはNo.1かも。(わたしもこのブレンド、かなり好きです♥)

ペンダントは、やや大きめなので肩がこるかもと心配したのですが、毎日つけても大丈夫です。毎朝、その日の気分でオイルを選ぶのが楽しみ。オイルの香りは多すぎず、少なすぎず、パーフェクトだと思います。(動いたりかがんだりすると、ふんわり香る程度。特に必要な時には、鼻の近くまで持ち上げて数回香りの深呼吸でブーストできます。なので、まわりに香りを撒き散らす、ということはまずありません。)

こだわりのデザイン。

こだわりのデザイン。

オーダーすると、素敵なギフト・ボックス仕様で届くペンダントのパッケージには、カミラ自身が調合したパロ・サントのブレンドが付いています。それとは別に目的別に調合されたブレンドが6種。パロ・サントのブレンドは、好き嫌いがパキッと割れる難しめの香りなので、その他を2つ3つ揃えて、その日の気分に合わせて選ぶようにするのがお勧めです。St Paloにメールすれば、ブレンド6種のサンプル・セットを送ってもらえるので、リクエストしてお好みの香りを見つけてくださいね。

心待ちにしていた、St Paloのデビュー。納品時にわたしのフィーはいただいているので、現在金銭的なつながりはありませんが、カミラの果てしない努力と根気のもとに誕生したSt Paloを、できる限りサポートしたいと思っています。短期間のポップアップや、リテール/委託販売に興味のあるお店からの連絡等も歓迎のようなので、ご興味のある方は問い合わせてみてください。

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カミラに、St Paloをあぶそる〜とロンドンで紹介したいと伝えた際に、わたし個人用にくれていた20%オフのディスカウント・コードをみなさんとシェアしてもオッケーと許可をいただきました。ご興味のある人は、ぜひお手元に一つどうぞ。わたしと同じくらい、St Paloのペンダントを毎日お楽しみいただければ何よりです。チェックアウトのページにあるディスカウントの枠にWELOVEYURIKOと入れて、APPLYボタンを押せば、割引がかかります。(こちらからどうぞ:stpalo.com
ちなみに、おしゃれでヘルシー志向な某人気セレブも、このペンダントをすでにお持ちだそう。

全部オーダーすれば、これが届きます。ペンダントと全部のオイルをオーダーすると、こんな感じで届きます。
(ペンダントは、携帯用バッグの中)
追加料金でヨーロッパ内外への海外発送もしてくれるので、ギフトにも最適。

 

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About Author

徳永 ゆり子

大阪府出身、1996年よりロンドン在住。京都で8年、ロンドンで7年間グラフィック・デザイナーとして働いたのち、2004年に転職。ナチュロパス、ニュートリショナル・セラピスト、ホリスティック・プラクティショナー。CThA、BANT正規会員。ハックニー地区にあるコンプリメンタリー・ヘルス・クリニックを拠点に、ロンドン内で活動中。好きなこと:健康的でおいしいものを作って食べること、ナチュラル・ヘルス・フード・ストアでヒット商品を探すこと。好きな色:ピンク紫(夕暮れ時の空の色とか)。好きな言葉:(実現の状態を)見る前に信じること(”You’ll see it when you believe it.” by Wayne Dyer)。

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