クリスマス! 犬もドレスを着るの?

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みなさーん、こんにちは!あっという間にもうクリスマスが近づいて来ました。
クリスマスカードを送って、クリスマスショッピングをして、クリスマスツリー飾って。。。と大忙しの毎日!外は寒くて凍えそうな気温で、珍しく雪まで積もったロンドンですが、ホワイトクリスマスは期待できないらしい(残念)。家の中であったか〜くしてココアでも飲みながらインターネットしてる私の傍で、これまた、ぼんやりウトウトしているウチのわんこ、マヤ。「一体何を見てるん?もう“おもちゃ”はいらんからね。美味しいチキン買っといて!」と言わんばかりに上目遣いでにらんでいました。

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テヘヘ。おっしゃる通り最近は自分の服や靴買うより、マヤのおもちゃや服にお金を使い、オーガニックフードやオヤツを研究する私です。そして、最近、やっぱり私は日本人やなあと。こんなはずではなかった!他の普通のイギリス人の如く、犬は犬として育て一緒に暮らすはずだったのに、いつしか服着せてるし、スワロフスキーのついた首輪買ってるし、ハーネスは10個近くもあるし。やりすぎやろ?と自分でも思うこともある。

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こんな格好して散歩行ってるよーん

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これは、ママのお手製。かなり本人は気に入ってるらしく、ヘビロテしてますなあ。
イギリスで犬飼ってる人が、じゃあ全然犬にオシャレさせてないかというと、ゼロではない。Pet London やPurplebone といった高級ペットグッズ売ってる店にはいっぱい色んな服とか売ってます。都会の真ん中、チェルシーやメイフェアーで犬を飼ってる裕福な人達は半端でなく犬にお金かけているようです。この前、Channel4でやっていた番組「The World most expensive presents」では、犬のクチュール特別仕立ての£40,000のチワワのドレスを紹介していました。そのお犬様は 、ご主人様とパーティー出席のためにドレス購入されるらしい。
Channel4からお借りしたそのドレスの写真です!豪華!!

Channel 4 より写真を拝借

Channel 4 より写真を拝借

このクリスマス時期になると、犬へのクリスマスプレゼント買う人多いんですよね。家族だからねえ。でも一方で、この時期多くの動物保護のチャリティー団体が、犬はクリスマスだけの物ではありませんと広告を出します。クリスマスに子供にせがまれて可愛い子犬を買ったは良いが、数週間すると犬を飼う大変さが現実のものとなり、保護センターに連れて行くといったことが数多くあるのです。こう書いてみると、なーんだあ、英国も犬に関しては日本と変わらないじゃんと言われるかもしれませんが、実は違うんです。

こちらでは、犬を犬として愛し、犬としての幸せを考えます。だから、むやみやたらとは服を着せない。雨が降ろうと、寒かろうと、雪が降っても、必ず散歩に連れて行く。人に迷惑かけないようにトレーニングをする。犬を飼う事で、大きな喜びや愛情を得られますが、それに伴う責任も大きい事がよくわかっています。特に、英国は特別に『リードを付けて下さい』という看板が出てない限り、公共の公園や森やヒース等々ではリード無しで好きに走り回っています。即ち、飼い主が呼べば必ず戻ってくる『リコール』がしっかりできるという事。リコールのできない犬はリードを付けている、そういう暗黙の了解のようなものがあります。マナーはありますが、犬のマナーです。

犬は他の犬のマーキングや💩を臭う事で脳に刺激を与えて活性化します。それが犬の習性です。それを妨げるような事はしません。勿論💩は拾いますが犬の💩専用のゴミ箱が至る所にあります。家には持って帰らなくていいんです。オシッコした後を水で洗いません。匂いが消えちゃいますよね。勿論、こちらにはドッグフレンドリーなパブやコーヒーショップはいっぱいあります。でも、どの犬もマナーパンツなくても、マーキングしません。室内ではトイレをしないように躾が出来ています。こちらの犬は室内で飼いますが、子犬でもない限りケージやサークル内での生活はしないのです。なので、散歩で外に出た時しかトイレしない習慣になっている。犬に対する、犬との生活に対する根本的考え方が違うんでしょうね。

私もうちのマヤに色んな服着せます、可愛いのをいっぱい持ってますが、基本的にデザインが可愛いだけで機能的な物です。寒さを防ぐ、森を走り回ってドロドロになるのでTシャツ着せる。寒いからセーター着せて外に出る。でもそれも言ってみれば、ドロドロに汚れたまま家に入れたくないからという私の勝手なんですよね。マヤは着ないと一緒に散歩に行けないから我慢しているのかも?「今更、何言ってんだか?早くオヤツくれっ」と待ってます。

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人事の専門家として様々な企業のディレクターを勤めた後、英国系小売業でロンドン転勤。それを機に英国でコーチングの修士号を取得。企業の変革コンサル、個人のリーダーシップコーチングを行なっている。ロンドン生活の中で周りの人々の犬との共同生活に感化され、レスキューセンターからヨークシャーテリアを引き取り、2016年末から一人と6歳ヨーキー「Maya」の中年女子共同生活が始まる。マヤがもたらしてくれる笑いや学び、犬とのスタイルある生活等を発信。

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