第1話「ミニマリスト」って何?

0

minimalist


こんにちは。写真家&ライターのネモと申します。自称・ミニマリズム研究家。こちらで前からずっと書きたいと思っていたミニマリスト的ライフスタイルについて紹介させていただくことになりました。ザ・ハプニングスのコーナーでも時々書いているのでよかったらチェックしてみてくださいね。
~~~~~~~
ミニマリストって何?
「ミニマリズム」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。どんなイメージを思い浮かべますか?モダンな建築物やアート、それとも シンプルでスタイリッシュなファッション?ブリタニカ国際第百科辞典の解説を引用すると、「ミニマリズム=完成度を追求するために装飾的趣向を凝らすのではなく、それらを必要最低限まで省略する表現スタイル。1960年代に音楽・美術の分野で生まれ、ファッションにも導入された。ポスト・モダンと相反する概念」とあります。
日本ではもっと古い時代から茶道や能などの伝統芸術の世界で、過剰な物を取り去った後に生まれる美を愛でるこころが受け継がれていますね。「シンプルさは究極の洗練である」というレオナルド・ダ・ヴィンチの有名な言葉もあります。
おおざっぱにいうと、こういった考え方を実践しながら生活している人が「ミニマリスト」ということになります。じゃあミニマリストの暮らしって実際にはどんな感じ?
  • お坊さんのような質素な生活?
    最低限のモノしか持たない旅人のような暮らし?
    ホテルのような機能重視の部屋?
    無印良品や北欧家具のカタログみたいなシンプル&モダンなインテリア?
きっとみなさんがここでイメージされたのは、物質面のミニマリズム。つまりは1000個のモノを持って暮らしている人よりも、200個、100個で暮らしている人の方がミニマリストだ…という感覚ですね。

でも、実はミニマリストってモノの数だけじゃないんです。モノが少ないからいいとか、どんどん減らしたからって幸せになれるとも限らない。 極限まで切り詰めて裸一貫になっても幸せ~と言える人はかなり悟ってるかも(笑)。

タイプや呼び方は色々。
お片づけミニマリストにファッション系ミニマリスト、フード系ミニマリスト、アンチ物質主義そして脱・物質主義系ミニマリスト、ニュー・フルーガリティ(新倹約主義)、自発的シンプリシティ運動などなど…10年ほど前からインターネットを中心に世界規模でミニマリズム・ムーブメントが広がっています。

単なるファッションやビジュアル面のブームかもしれません。でも、このムーブメントが静かにどんどん広がっているのは、このアイデアをライフスタイルに取り入れることがどれだけ人生を軽やかにし、自分が真に望んでいた世界をつれてきてくれるのかを人々が知り始めたからじゃないかな〜とこっそり思っています。

ミニマリズム・ウォッチャーの私、このトピックについてはミニマリズムの逆を行っていると笑われるかもしれませんが、いくら書いても足りないほどシェアしたいことがたくさんある。

このコラムでは、ミニマリズムについていろんなアングルから取り上げていけるといいなと思っています。どうぞよろしくおつきあいくださいね♪

Share.

About Author

ネモ・ロバーツ

写真家&ライター。日本で広告制作・編集と撮影の仕事を経て2003年より渡英。ロンドンをベースにフリーランスで活動。日常系ミニマリズム研究家。写真だけでなくグルメ関連のトピックにも目がなく、作家ケリ・バックマスターとともに、ロンドンの多国籍ベジ・カルチャーについて紹介するユニークなレシピ本『Street Food – Urban foraging and world food』、そして「あぶそる〜とロンドン」編集長、江國まゆ氏と共に『ロンドンでしたい100のこと』(自由国民社)を2018年に上梓(執筆&撮影)。

コメントを残す