昨日、久しぶりにロンドン中心部へ出かけたんです! 約2か月ぶり ^^
バス1本でトラファルガー広場まで来て、歩いてサウスバンクへ。風の強い1日だったけれど、お天気には恵まれました。南に住む友人に会って、散歩して、ベンチに座って笑って飲んで。エネルギーがうん活性化されました ^^
イギリスは少しだけ規制が緩和されて、一人までなら同居人じゃなくても外で会えるようになったんです。もちろん公共交通機関は仕事などどうしても必要な場合を除いて、使わないよう奨励されています。でも人間にとって、親しい人と会ってコミュニケーションをとり、互いを気遣うことは基本的な幸福の追求であり、あらゆる面で最重要事項の一つでもあります。この権利は、認められて然るべきだと思うんですよね。
今、ジョンソン首相の上級顧問、ドミニク・カミングスさんがロックダウン中に地方にある親戚の家に子供を預けに行ったということで非難を浴びていますが、ロックダウンの本質は人を守ることであり、人を拘束し、不必要な不安を与えたりすることが主旨ではないと思います。ルールを設定したのは人間で、守るのも人間ですが、同時に「やむにやまれない事情」というのは一律で測れるものではなく、個人によって違いがあります。イギリスではお葬式さえ出席を控えるよう言われていた時期もありました。でも、親族でなくてもあなたにとってとても大切な人のお葬式に、どうしても出たいと思うなら、私は絶対に行くべきだと思います。誰もそれを批判することはできない。
今、イギリスはNHSを中心に一致団結しているように見えます。善意と感謝の気持ちにあふれ、皆で何かにたち向かうことはとても良いことだと思います。でも、世界には異なる考え方を持つ人がいることは当たり前で、それも認められるべきだと思います。批判したり、排除したりするよりも、個々のケースを見て、細やかに対処していくことが必要なのだと思います。
皆が同じ方向を向いていることを好む人たちもいます。でも、本当は皆が全然違う考え方をしています。違うことをそれぞれが謳歌し、互いに認め合い、多様性を尊重することが、世界をさらに平和にし、一つにしていくことだと思います。もちろん言いたいことを言い合って、誠意を持って話し合える基盤も重要です。一つの意図で一つにまとめるのではなく、多様なまま違いを認め合うことこそ、共存繁栄への道ですよね。どのような場合においても感染防止という名目の下に糾弾されたり、個人の自由が脅かされたり剥奪されたりすることはあってはならないと思います。今回の件で怒っている人たち・・・気持ちはわかりますが、もしかすると自分の自由を国家権力に委ねている人たちなのかな、なんて思います。皆がより多角的な視点を獲得すべき時なのかもしれませんね。
感染防止という視点ならば、先日の記事でも書きましたが、免疫力をアップし、ウイルスに強い身体を作ることこそ本来取り組むべきことだと思います。大手メディアは感染しても症状がマイルドであったり回復するケースの方が多いことをもっと言うべきだし、免疫力を上げて心身ともに健康であることがワクチンよりも大切だと推奨すれば、今あるデータも変わってくるに違いないのですから。
さて、サウスバンクのお散歩があまりに気持ちよかったので、写真でおすそ分けです!
皆さま、引き続き健やかにお過ごしください^^