レストラン・ショー 2014☆レポート

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UKの若手シェフたちが競う!

UKの若手シェフたちが競った!

レストラン業界のトレード・ショーが今年は10月6日から8日の日程でアールズ・コート2で開催されたので行ってきた。

ピーカンだった開催日

ピーカンだった開催日

2年ぶりに行われたロンドンのレストラン・ショー。350の出展者がレストラン業界へ向けた熱いセールスを繰り広げた。これは業界向けトレード・ショーなので、出展者の主な目的は自社製品をレストランで扱ってもらうことだ。食べ物や飲み物はもちろん、プロフェッショナルなキッチン器具からテーブル&チェア、関連雑貨、レジ・システムなどなど、レストランで必要とされるものが一堂に集まり、一般人の目には目新しいものも目立った。

どの出展者も真剣に商品を売り込む。メープル・シロップで風味付けした薫製サーモンが美味しかった!

どの出展者も真剣に商品を売り込む。メープル・シロップで風味付けした薫製サーモンが美味しかった!

マイクロ・ハーブやエキゾチック・フルーツ、そして巨大に育った野菜はディスプレー用 ^^;

マイクロ・ハーブやエキゾチック・フルーツ、そして巨大に育った野菜はディスプレー用 ^^;

日系企業からは田崎フードさん、JFCさんが日本食材の売り込みをされていたのだが、田崎さんが行っていたデモンストレーションはなかなか面白かった。昆布出汁、鰹出汁、それをミックスした合わせ出汁を用意し、昆布、鰹と味見してもらって、最後に合わせ出汁を味見させて最もコクがあることを実体験してもらうというもの。確かに出汁はミックスすると味に深みが出るが、実際に味比べできたことは興味深かった。

上質パブ・フードとは?というテーマで講演するトム・ケリッジさん

上質パブ・フードとは?というテーマで講演するトム・ケリッジさん

会場真ん中のセンター・ステージでは、Fat Duckの元ヘッド・ペイストリー・シェフ、川秀子さんや、マーク・ヒックス、ベレット・グレアムをはじめスター・シェフを迎えて時間刻みでさまざまなイベントが催されていたが、私が参加した日のスターはなんと言ってもMarlowでミシュラン二つ星の“パブ”「Hands and Flowers」を経営するTom Kerridge の実演! テレビで観る限りトムさんの料理はとっても美味しそうなので、いつかHand and Flowersに行ったみたいと思っている。

そしてこの日のもう一つの目玉は、Young National Chef of the Year!

若きシェフが腕を競うヤング・ナショナル・シェフ・オブ・ザ・イヤー

若きシェフが腕を競うヤング・ナショナル・シェフ・オブ・ザ・イヤー

今年4年目を迎える若きシェフの闘いは、18歳から23歳の8名の決勝出場者が2時間の時間制限中に3コース料理をライブで作って腕を競う見応えたっぷりのショーである。今年は8名のうち3名を、レイモン・ブラン率いるベルモンド・ル・マノワール・オ・キャトル・セゾンのシェフが占めたが、優勝者はやはり同レストランのLuke Selby君だった。

見よ、このハイレベルな仕上がり。味見してないからお味は分からないけど ^^;

見よ、このハイレベルな仕上がり。味見してないからお味は分からないけど ^^;

こんなふうに完成した皿から棚に飾られていき、実際に来場者も目にすることができるのだが・・・どの料理もハイレベル! イギリス人の若手シェフがどんどん育っていることが、とても頼もしく思えた♪

料理を美しく飾って風味付けするマイクロ・ハーブ、グルテン・フリーのピザ台やデザート、UKではまだ一般的でないエキゾチック・フルーツなど、今のレストラン・トレンドを反映した商品が健闘しているようにも見えた。ロンドンのレストラン業界、これからまずまず目が離せない☆

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About Author

江國 まゆ

岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系広告代理店にて各種媒体の翻訳ローカライズや日本語コピーライティングを担当。日本語翻訳リライトのスペシャリスト。2009年からフリーランス。趣味の食べ歩きブログが人気となり『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房)を出版。2014年にAbsolute Londonを立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。

2件のコメント

  1. こ.これは見逃しました!
    なんて魅力的なショー*\(^o^)/*0
    出展者方々もそうですが我々小売業の物も最新や新発見を探しているので
    来年こそは必ず!
    素晴らしいレポートありがとうございます。

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