「兎用心棒」ロンドンにきたる!

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友人で仕事仲間の俳優、田渕大さんが出演している舞台を見てきた。

Elephant & Castleにあるシアター、Southwark Playhouseで1月4日まで上演中の「USAGI YOJIMBO」である。

駅から歩いてすぐ。バーもあって楽しく過ごせるシアター

駅から歩いてすぐ。バーもあって楽しく過ごせるシアター

USAGI YOJIMBO』(兎用心棒)。実は初めて聞く名前なのだけど、日系アメリカ人の漫画家、スタン坂井さんが生み出した作品として世界的に知られているアメコミなのだとか。子供達の間でカルト的な人気を誇っているらしい。Wikipediaの説明はこちら

高名な侍の息子として生まれた宮本兎。ライオンの勝一先生の下で日本式の厳しい修業を重ね、腕利き用心棒として人生の修業を続けていくというお話。今回の舞台では兎の子供時代から用心棒になるまでの初期の話が描かれている。

生まれ育った村でチャンバラごっこをする兎たち

生まれ育った村でチャンバラごっこをする兎たち

田渕大さんの勝一先生、かっこいい♡

田渕大さんの勝一先生、かっこいい♡

本作には田渕大さんと黒田はるかさんの二名の日本人の役者さんが出演され、いろんな役どころを兼ねて大活躍! 大さんは剣術の達人、勝一先生役で、めちゃかっこいい♪ そして舞台本編だが・・・大人が見ても楽しい&感動できる素晴らしい出来なので、お子さんがいらっしゃる、いらっしゃらないにかかわらず、興味ある方はぜひ観に行かれてはいかがだろうか。

これは舞台が始まる前のエンターテインメントの様子。すでに会場は大盛り上がり ^^

これは舞台が始まる前のエンターテインメントの様子。すでに会場は大盛り上がり ^^

原作のスタン坂井氏は京都で生まれてすぐにアメリカに移住しているので日系アメリカ人という位置づけなのだが、日本人よりも日本文化をよく分かっているなぁという際立った筋書きだった。剣術の学校に進んだ友人よりも、達人であるマスターの下で下働きから武者修行を積んだ兎のほうが、精神的にも腕も強くなっていくというのが日本らしい。

すみません、大さんの写真ばっかで、主役の兎くんの写真がありません(汗

すみません、大さんの写真ばっかで、主役の兎くんの写真がありません(汗

自身のお子さんも見に来られて楽しまれたという田渕大さん

自身のお子さんも見に来られて楽しまれたという田渕大さん

忘れてならないのは、なんと、あのジョージ広田氏が生演奏で音楽を担当!! 太鼓や横笛など日本伝統の楽器を使って舞台を盛り上げ、ときにはボーカルも。広田氏の心に染み渡る音楽、どこか懐かしさを感じさせる効果的な舞台背景や美術、もちろん俳優さんたちの素晴らしい好演も含め、見応えのある舞台だった、日本文化のすぐれた面を子供たちに教えるよいきっかけになるかも。1月4日までにぜひご覧になってみてください

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さて、今年も残すところわずか。今年は9月に「あぶそる〜とロンドン」を立ち上げることができて、感無量です。これもひとえに寄稿者の皆様の力作投稿の数々、そして読者の皆様のおかげです。本当にありがとうございました!

2015年が皆様にとって素晴らしい年となりますように。よいお年をお迎えください ^^

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About Author

江國 まゆ

岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系広告代理店にて各種媒体の翻訳ローカライズや日本語コピーライティングを担当。日本語翻訳リライトのスペシャリスト。2009年からフリーランス。趣味の食べ歩きブログが人気となり『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房)を出版。2014年にAbsolute Londonを立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。

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