人と待ち合わせをしてブリック・レーンのほうへ歩いていると、スピタルフィールズ・マーケットの目の前、Commercial Streetを挟んだ向かいに、こんな新しいマーケット・スペースができていることに気づいた。
中に入ると・・・・
真に圧倒される天井知らずな空間なのであった。
これほどのマーケット・スペース、どこのデベロッパーが・・・と思ったら、やはりOld Truman Breweryの傘下。この15年間、イースト・ロンドンの開発に大きく貢献してきた同社ならではの大規模開発だが、こんなスペースがまだゴロゴロと残っているイースト・ロンドンのフトコロの深さにオドロいてしまった。
マーケットの名前は「106 Commercial Street」、住所のまんまである(たぶん)。去年の冬くらいにできたみたいなので知っている方も多いのかもしれないが、3フロアあるスペースのうち、埋まっているのは1階だけ。まだまだこれからのマーケットなのだ。きっと3階まであっという間に埋まってしまうのだろう。
ウェブサイトを見ると19世紀の厩舎ビルを改装したとのこと。3フロア分ある吹き抜け空間をこんなふうに改装するとはなかなかの大仕事である。
現在、1階スペースに入っているストールのうち、日本人の方によるアンティーク屋さんを発見。こんな可愛らしいオーナーの女性が主催しているのは、Gypsy Antiquesさん。
腕時計やアクセサリーなど、きらりとした一点ものの輝きを追求した品揃えだそう ^^ 東ロンドンでアンティークやヴィンテージめぐりをするとき、この106が必須アドレスになる日もそう遠くないのかも。