ROHシネマシーズン「うたかたの恋 〜マイヤリング〜」 『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2022/23』が開幕! 我らがプリンシパル、平野亮一さんが熱演したロイヤル・バレエ『うたかたの恋 – マイヤリング – 』も、大スクリーンで戻ってきます! マイヤリングは“ドラマティック・バレエ”と言われるほど、ダンサーたちの演技に圧倒される演目。特に本作は演劇性に定評ある英国ロイヤル・バレエならではの重厚な人間ドラマに仕上がっています。今シーズンでは開幕初日10月5日の…
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この秋、3年半ぶりに一時帰国してきた。すっかりコロナが終わってしまったイギリスから、まだコロナ中の日本への帰国で「同調圧力」について友人たちから耳にタコができるくらいいろんな話を聞いていたが、時期が良かったのか何事もなく穏やかな滞在となった。 実験したわけではないのだけれど、ヒースロー空港を飛び立ち、羽田空港を経由してまたヒースローに戻ってくるまで、JALの機内も含めてマスクを一度も着けなかったけれど、何事もなく、嫌な思いをすることもなく無事に旅を終えることができて、感謝の気…
The Chelsea Pig チェルシー・ピッグ 今年もまた、フェスティブ・シーズンがやってきましたね〜。イギリスでは自宅勤務している人も含めて皆がとっても楽しみにしているのが、クリスマス恒例の飲み会なのではないでしょうか^^ 幹事さんたち、今年はいったい、どんな素敵な場所を見つけてくれるでしょう♪ クリパと言えばパブ! しかし今年はちょっぴり趣向を変え、あっと驚くような個性派で決めてみてはいかが? 私が最近訪れた中でダントツ個性的で、かつお料理も美味しかったのが、チェル…
今週はコーンウォールを旅しました。イングランド西部はウェールズとともにケルト文化圏にある温暖な土地で、独特の美しさをたたえています。 先週のお天気チェックでは雨予報。でもきっと予報は変わるはずと願いつつ現地入りすると、全行程を通して傘を一度も使わずにすみ、最終日は快晴! ふたたびセント・アイブスの地に降り立つ日でもあり、お天気の女神がやさしく微笑んでくれました^^ 今回はペンザンスを拠点に動きました。ロンドンからペンザンスまで電車で約5時間ちょっと。スコットランドのエジンバ…
今春から食通のための専門誌「料理王国」のオンライン・マガジンにて、イギリス食情報コラムを発信させていただいております^^ 「料理王国」と言えば国内の一流シェフの皆さんをはじめ、ホスピタリティ業界で働く方々や食通の皆さんが楽しみにしている料理専門誌ですよね。シェフにフォーカスした記事の数々、業界に切り込むコア情報など、レシピだけではないコンテンツが大人気です! 1994年創刊だそうなので、もう28年かぁ。紙媒体も健在ですよ。そのような歴史と特徴ある媒体に月に2本ぺースで記事を…
私はツイッター好きでよくつぶやくのだけど(@ absltldnです^^)、他の方のツイートをチェックするのも社会見学という意味で大好物だ。いろんな考え方があって、さまざまな視点がある。これぞ地球が存在している理由。互いに自分を見せ合い、そこから何かを感じとることで、自分自身を知る。そのことが日々、世界中で起こっている。 昨今、ダイバーシティという言葉が盛んに言われるようになった。多様性の受け入れに向けて世界が今、方向転換中なのだ。 地球に暮らす何十億という人々が、一人ひとり異…
「漫画自慢」が帰ってきた! イギリス在住者に開かれた漫画コンペ。しかも日本大使館の主催。 「漫画自慢」を初めて知ったのは、審査員のお一人でもある漫画家、玖保キリコさんに授賞式に連れて行ってもらってから。以来、ずいぶんとたくさんの漫画家の卵たちが挑戦するのをみさせていただいた。 イギリスで漫画家たちを育てていくこの活動はもう2007年から続いているので、15年の歴史がある。毎年テーマを決めて公募し、同じ条件下で競いチャンピオンを選出する掛け値なしの実力コンペティションだ。エント…
Americano Hawley Wharf アメリカーノ ホーリー・ワーフ店 北ロンドンで今、いちばん注目したい最新商業施設、Hawley Wharfはもう行かれましたか? 私も最近、事あるごとに通っています。というか、主に抜道として利用しているのですが ^^; Camden High Streetから、Kentish Town Roadへ抜ける通り道としては最高。カムデン・マーケット内にできた最新の商業施設で、日々いろいろなお店が立ち上がっていて面白いです。 この辺…
Fair Shot Cafe フェア・ショット・カフェ イギリス人の素晴らしいコミュ力とチャリティ精神を感じることができる力強いカフェが、昨年末に誕生しています。 カフェが佇むのはメイフェアのお洒落なショッピング通り、サウス・モルトン・ストリート! すごい立地なのですが、れっきとした独立系カフェ。学習障害を持つ若者たちに職業訓練をほどこすことを目的として創業しました。創業者のビアンカ・タベッラさんは、このコンセプトでカフェを立ち上げるためにパンデミック中に300万ポンドをフ…
春以降、ロンドンを訪れる人の数は、元に戻っているように感じています。平日の昼間に地下鉄に乗ってもぎゅうぎゅう。通りを歩いていても、レストランに行っても、皮膚感覚ではパンデミック以前に戻っているかのような混雑具合。(ただし飲食業界は未曾有の人手不足で、「スタッフ不足による営業短縮」が今年のトレンドかも。ここは今、私が一番注目している領域でもあります。) この夏は知人たちもちらほらとイギリス旅行を再開し始めていて、ビジネスで訪れる人もいて嬉しい気持ちになる昨今なのであります^^ …