広い空間をいかにコージーに魅せるか

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Artisan Coffee Ealing   アルチザン・コーヒー イーリング店

西ロンドンを中心に展開するサードウェーブ・コーヒーショップのイーリング・ブロードウェイ店。現在のところ西・南西ロンドンに4店舗を構えていますが、それぞれにインテリアに特徴を出してインディペンデント店らしい雰囲気作りに力を入れています。東ロンドンに偏りがちな独立系カフェの波を、西ロンドンへと持ってきたオーナーご夫婦の貢献は素晴らしいと思います ^^

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ちなみにスタンフォード・ブルックにある支店はこのようなインテリア。そして先日、このイーリング店に行く機会があったのですが、スタンフォード・ブルック店に比べて広さ的にはゆうに2倍はあります。元来、独立系のカフェは狭いスペースをいかに上手にスペース配分して居心地よい空間を演出するかという課題があると思うのですが、このイーリング店のように天井が高くだだっ広い空間の場合は、大型チェーン店のような雰囲気にならずに、いかに独立店らしいコージーさを呼び込むかがきっとテーマだったに違いありません。

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ゆえに、この店を空間デザインしたインテリア・デザイナーさんはすごいなと思うのです。まず(完全なる想像ですが)、ともすればスカスカに見えてしまう広さをどう使うかと考えたことでしょう。それは店の奥に別の従業員のための作業部屋を作ることによって解消しています。しかも壁を窓枠をたくさん組み合わせる“ハッチ”式にすることによって有機的な趣きを与えることに大成功。この部屋はコーヒー豆の仕分けやその他の作業に使われているようでした(追記:折に触れてコーヒー・クラスも開催されているそうです!)。

紙袋に切り絵風のアートをほどこしたランプ・シェード

紙袋に切り絵風のアートをほどこしたランプ・シェード

仕切り部屋の横にもコージーなテーブル席があるんですよね〜

仕切り部屋の横にもコージーなテーブル席があるんですよね〜。あ、このカプチーノは運ばれてきてから、かなり時間がたって写真をとってしまったのでラテ・アートが沈んでしまっています。元はもっとキレイな感じでした、スミマセン ^^;

次に、上にのびる高さをどうするか。これは紙袋を利用した照明アートでとっても素敵に問題解決しています ^^ ランタンのように交差して吊り下がる紙袋の照明は、コンクリート天井という、ともすればインダストリアル風になりがちな店の雰囲気全体をやわらげ、ナチュラルな味わいを呼び込むことに成功しています。あっぱれ、インテリア・デザイナー氏。

お腹いっぱいになってしまうグラノーラ☆

お腹いっぱいになってしまうヘルシー・グラノーラ☆

うまいアイデアですよね ^^

うまいアイデアですよね ^^

紙と布、木といった有機素材を多用することで可能になった大空間の中のコージー・カフェ。ちょっと何かのお手本にしたいようなインテリア手法でした ^^   え? コーヒーのお味? もちろん美味しかったですよ。2層になったグラノーラ・ヨーグルトはこれ一つで軽いブランチになってしまう量で、赤いフルーツのソースも自然の風味でとってもヘルシー。きっとケーキや軽食も美味しいことと思います♪

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しっかり活用してくださいね〜!

http://www.absolute-london.co.uk/fooddrink

32 New Broadway, London W5 2XA

店名Artisan Coffee Ealing
最寄り駅Ealing Broadway
住所32 New Broadway, London W5 2XA
電話番号07712 657 475
営業時間月〜金 7:30 – 17:30 土 8:30 – 17:30 日 9:00 – 17:30
URLhttp://www.artisancoffee.co.uk/home/
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About Author

江國 まゆ

岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系広告代理店にて各種媒体の翻訳ローカライズや日本語コピーライティングを担当。日本語翻訳リライトのスペシャリスト。2009年からフリーランス。趣味の食べ歩きブログが人気となり『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房)を出版。2014年にAbsolute Londonを立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。

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