Finns of Chelsea フィンズ・オブ・チェルシー
すでに30年以上に渡ってチェルシーのど真中で営業しているというデリカテッセン。ネット上で存在は知っていたものの、なかなか訪れる機会がなく・・・しかしようやく行ってまいりました ^^ チェルシー・グリーンの一画にあるキュートなお店です。
1985年にジュリア・バニスターさんという女性が創業し、現在は姪っ子さんと一緒に経営しているようです。創業32年って、すごいです。1985年に生まれた赤ちゃんが、もう32歳ってことですから ^^
入り口が小さいので目立たないのですが、こんなに長くこの地に存在できている理由は、店舗販売と同時にケータリングの仕事を数多くこなしているからのよう。奥にある広いキッチンでは大勢の人が働いている気配がしています。スタッフは女神のように可愛らしい若い女性が多いのですが、皆さん、この店のご飯で育ったような方ばかりとのこと。心温まります ^^
カウンター内には目移りするような惣菜類がズラリ♪ サラダ類ばかりでなくタイ・カレーをはじめとした煮込みなどもあって、ご近所さんが通っても飽きない仕組み。 私も友人と訪れ、惣菜盛り合わせをシェアしてみました。
お味のほうはグッド! 身が固くなりすぎない火加減で調理されたサーモンは新鮮。海老のカクテルソースも、ズッキーニとアスパラガスのサラダやビートルートのサラダもそつなく美味しい。安心してどの惣菜も選ぶことができるという印象です。どういうお値段体系か聞かなかったのですが、このサーモンの皿はメイン1種、サラダ3種の盛り合わせで14ポンドくらいだったと思います。友人はプローン・カクテルのオープン・サンドにサラダは1種しか盛り合わせなかったのに、たしか同じ値段だったと思います 汗。このへんの仕組み、いかにもチェルシーらしいどんぶり勘定ですがw 今度行ったときに確認しますw
自家製ケーキ類は試さなかったのですが、見るからに味は良さそう♪ こういうお店、ご近所にあると本当に重宝しますよね。
そして、当店をさらに特別なものにしているのは、雑貨を扱っているところ! 独特の有機テイストのキッチン雑貨やキッチュな柄のマッチなどを扱っていて・・・ガーリーな雰囲気満載なので、スタッフのガールズたちの趣味なのかな? 自家製ジャムやビスケットなどの販売もあるので、近くに来たら立ち寄ってみる価値あり。今や家賃が高くてよほどの力がない限り生き残っていくのが難しくなっているロンドンの外食産業ですが、こういう独立店舗は本当に大切にしていきたいです。
キングス・ロードの散策のついでに、ぜひぜひ立ち寄ってみてください♪