Bread Ahead, Beak Street ブレッド・アヘッド ビーク・ストリート店
パン作りを心から愛するマスター・ベイカー、マシュー・ジョーンズさんが2013年に立ち上げたブランド、Bread Aheadの最新店がカーナビーにオープン!
Bread Aheadと言えば、頭のてっぺんからちょこなんと顔を出すジャムやクリームに胸がトキメク太っちょドーナッツで知られていますが、でも、本当はドーナッツだけじゃないんです。
当店のモットーは「高品質のパンを、すべての人に」。5年前の誕生直後から口コミで大評判となったバラ・マーケットのストールで勢いをつけ、すぐにベーカリー・スクールを設立したマシューさん。数々のトップ・レストランでペイストリー&ベーカリー・シェフを務めた経歴から、パン作りの楽しさと技術を多くの人びとに伝える伝道師としての役割も果たしています。ですからドーナッツだけでなく、本来はサワードゥ・ブレッド、ブラウン・ブレッド、雑穀ブレッド、イタリアン・ブレッドなどアルチザンな食事パンにこそ本領が隠されているのかもしれません。
現在市内5ヵ所に拠点を構える同ブランドの最新店は、カーナビー・ストリートのハブであるキングリー・コートの一画にあります。ウィンドウ沿いではふっくらとしたドーナッツがエレガントなシルバーのトレイに乗って道行く人びとを魅了中♪ 食事パンが美味しいと言っても・・・やはりこのビジュアルには抵抗できませんよね ^^
ところでこのドーナッツ、どこかで見たことがあるような・・・? そうです、英国料理界の重鎮的レストラン、セント・ジョンのベーカリーで人気のドーナッツに似ていますよね。じつはブレッド・アヘッドの創設メンバーの一人であるマスター・ベイカー、ジャスティン・ジェラトリーさんは、セント・ジョンでヘッド・ベイカーをしていた頃にこのドーナッツを発明したという経緯があるのです。セント・ジョンの創設オーナー、ファーガス・ヘンダーソンさんから全幅の信頼を置かれていた人物でもあり、イギリス人がどんなスイーツを求めているのかを知り尽くしている方、なのかもしれません ^^ なにせ週3000個以上を売り上げるそうですよ 😮
ブレッド・アヘッドのドーナッツは、中に注入されているクリームの味がきわどいほどに上品で、無心にパクつきたくなる魔力を秘めたキケンなおやつ。塩キャラメルのドーナッツにはハニーコムのかけらがトッピングされていて、見た目もキュートでゴージャス。あれもこれもと迷ってしまいますが・・・とりあえず一つひとつ、制覇してくださいね!