Maison Bleue Canteen メゾン・ブルー・カンティーン(現在はLa Maison HIghbury)
【注記】このカフェは2023年現在、La Maison Highburyとなり、オーナーさんは変わっています。
オープン以来、ローカルの間で絶大な人気を誇るイズリントンのカフェ、Maison d’Etreの姉妹店がついに誕生!(2020年6月追記:ロックダウン中にMaison d’Etreはクローズしてしまいました・・・残念ですが、これも新しい出発なのかな?) ハイバリー&イズリントン駅から歩いてすぐ、一号店から歩いて5分程度のスープの冷めない距離♪ さっそく行って参りました。
1号店がハイバリー・コーナーという目まぐるしいラウンドアバウトに面しているのに比べ、こちらは閑静な住宅街の中。お店の広さも全然違います。1号店は細長いレイアウトのこぢんまりとした空間ですが、こちらは天井の高さもさることながら、大きな窓が上から下まで壁いっぱいに開けていて、明るく清潔で開放感たっぷりのスペース。構造的に元パブなのかなと思うのですが、とても上手に変身させていると思います^^
フード・メニューは今のところとてもシンプルで、日替わりメニューのほか、ハムのバゲット・サンドやチーズ&ンドゥーヤのトースティー、フレンチ・トーストのフルーツ・コンポート添え、グラノーラ+グリーク・ヨーグルトなどが定番。この日の日替わりメニューはトスカーナ地方の郷土料理、リボリータでした♡
リボリータは豆と野菜とパンを煮込んだ簡単な料理ですが、この日いただいたリボリータの美味しかったこと。スープの味わい深さ、塩加減、野菜の煮具合が完璧で、食べるほどに身体に力が沸いてくるような感覚を覚えます。そして際立っていたのが特製クルトンの美味しさ! ここではパンを煮込まずにクルトンの状態で出してくれるのですが、これをスープに浸しながらゆっくりいただくのは至福。軽い酸味を伴ったサワードゥ・ブレッドならではの味わいがクルトン状になることでさらに旨味を増していました。
ケーキ類は1号店と同様、上質素材を使ったホームベイクで優しいお味♡ ビーガン、グルテン・フリー、デイリー・フリー、すべて明記されているのでアレルギーのある方でも安心してすぐに選べます。
悩みに悩んだ末にw・・・この日のデザートはチョコレート&マンダリンのスポンジ・ケーキに♪ 見た目通り、しっとり風味豊かなケーキは紅茶ともよく合い、幸せなひとときを過ごさせていただきました^^
顔見知りでもあるオーナーのキムさんと少しお話ししたのですが、彼女は今お腹に光を宿し、以前にも増してキラキラと輝いていました♡ 美味しいコーヒーと軽食をお目当てにしているだけでなく、彼女の人柄を慕って多くの常連さんがメゾン・デトレに通っています。そこから溢れ出たお客さんは、きっとこちらに流れてくるでしょう。地下のキッチンでは熟練の日本人シェフが彼女をサポート。多方面で気配りの行き届いた上質カフェの2号店登場で、またこのエリアも活性化されるに違いありません。
2月には新しいシェフを迎え、週末だけディナーも提供する計画があるそうです。乞うご期待♪