コーヒーをキュレートする

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Curators Coffee Gallery キュレーターズ・コーヒー・ギャラリー

オックスフォード・サーカス駅周辺の喧噪が嘘のような一角に静かに佇むローキーなカフェは、2014年夏のオープン。その2年前にシティに登場した小さな一号店よりもずっと広く、自然光で満たされた気持ちのよい空間はその名の通り、本格的なコーヒー・グッズを展示したギャラリーのようです。

とても静かな通り沿いにこつ然と姿を現す

とても静かな通り沿いにこつ然と姿を現す

どんなカフェにワクワクするか、好みは人それぞれだと思うのですが、このカフェは私にとってはかなりの上位に位置するワクワク度の高い店です ^^ どこが好きかと問われて具体的に全てを表現するのは難しいのですが、店のレイアウト、インテリア、雰囲気、スタッフ、モノや食べ物のディスプレイ、全部が心地よい音楽を奏でているような、そんな感じです。

ギャラリーも兼ねた地下スペース

ギャラリーも兼ねた地下スペース

相当なカフェの手練が作った店なんだろうなと思ったら、まさしくフィッツロヴィアのナンバーワン・コーヒーハウスとして不動の人気を誇るKaffeineのオーナー、ピーター・ドア=スミスさんが共同オーナーの一人。彼がカフェ文化の本場オーストラリア出身の女性、キャサリンさんをヘルプして創り上げたニュー・ベンチャーのようです。それでシックだけれど、どこかフェミニンな香りが漂っているのでしょう。

専門家にキュレートされるコーヒーはもちろん、食べものも充実

専門家にキュレートされるコーヒーはもちろん、食べものも充実

「コーヒーをキュレートする」というコンセプトは、カウンター奥の黒板を見ると一目瞭然。複数の焙煎所から納得のいく豆を取り寄せ、「本日のコーヒー」を専門家がキュレートしていきます。例えば私が訪れた日にキュレートされていたのは、シナモンやアニス、ヴァニラやジンジャーをきかせた「スパイス・ラテ」や、一種類だけ豆をゆっくり24時間かけてコールド・ドリップしたものなど。ゲスト・エスプレッソも毎日変わるようです。

この日はカウンターの上からにっこりと微笑みかけられてしまった「アーモンド・パンケーキ」にトライ!

形の残ったイチゴのコンポート、グリーク・ヨーグルトと一緒に食べるフワフワのアーモンド・パンケーキ♪

形の残ったイチゴのコンポート、グリーク・ヨーグルトと一緒に食べるフワフワのアーモンド・パンケーキ♪

世界中の食のトレンドだと思うのですが、小麦粉や乳製品を使わない飲食物のオプションがどんどん増えてきていますよね。このパンケーキも小麦粉を使わないグルテン・フリー。上にのっかっているのはとても濃厚なグリーク・ヨーグルトと、季節のイチゴのコンポート♪ 甘さ控えめで、ナチュラルな味でまとめられた逸品でございました☆ 豆乳カプチーノはふつうに美味しかったですが、これまで飲んだ豆乳カプチーノの中のベストではなかったかな ^^ 次回はハウス・ブレンドの「Exhibition」をフィルターで飲んでみようと思います。

ドーナッツはロンドナーに大人気のCrosstownから

ドーナッツはロンドナーに大人気のCrosstownから

私も大好きな西ロンドンのサリー・クラークの工房から配達されるパンで作られたサンドイッチや、アメリカ出身のアリアナさんのベーキングが美味しすぎると評判のBittersweet Bakersの焼き菓子、Crosstown のドーナッツなど、軽食のほうも充実。週末はハラペーニョ・コーン・フリッターやバナナ・ブレッドなどオージーなブランチ・メニューをお試しあれ。

52 Margaret Street, London W1W 8SG

店名Curators Coffee Gallery
最寄り駅Oxford Circus
住所52 Margaret Street, London W1W 8SG
電話番号020 7580 2547
営業時間月〜金 7:30 - 18:30 土・日 9:00 – 18:00
URLhttp://www.curatorscoffee.com
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About Author

江國 まゆ

岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系広告代理店にて各種媒体の翻訳ローカライズや日本語コピーライティングを担当。日本語翻訳リライトのスペシャリスト。2009年からフリーランス。趣味の食べ歩きブログが人気となり『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房)を出版。2014年にAbsolute Londonを立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。

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