南東ロンドンはBorough駅すぐ隣に、チューダー調の建物に趣を感じる賑やかなパブ「The Trinity」があります。ここは19世紀後半から20世紀にかけて、St George’s Tavernという名前のパブだったところ。オーナーのEdwin Brady氏が動物の剥製やガイコツといった奇妙なものを集めるコレクターだったことから、ミュージアムも兼ねていた名物パブだったとか。
このパブの2階にあるのが、かつてのオーナーの名を冠したダイニング・ブラッセリー、Edwins。普通のフラットを改装したというだけあり、家庭の居間のような造りがほっと落ちつける素敵な空間です♪ ペッカムにあるThe Montpelier、タワー・ブリッジのThe Roebuckといった高い人気を誇るパブの数々を経営している会社が2014年3月にオープンしました。
ここの料理を一言で表現するなら、カラフルなモダン・ヨーロピアン☆ 細く刻んだフィロ・ペイストリーで包んで外側をパリっと揚げた帆立はしっかりジューシーなまま、ピリっと辛みがきいたハリッサ・マヨがよきアクセントに。濃厚なビスク・ソースでいただくロブスター・ラビオリのほか、ウサギやハトなども当店自慢の前菜です。
メイン・コースでいただいた鹿肉は焼き具合、シャロット・ピューレとの相性も抜群。またホロホロ鳥に添えられたブロスはお出汁の具合が最高に上品で、さっぱりとした後味に癒されました♪ ちょっとした記念日やデートに最高のお店です☆