Polpo Chelsea ポルポ チェルシー店
ベネチアン・タパスを謳うPolpoは2009年にSOHOのBeak Streetに一号店をオープンして以来、文字通り破竹の勢いで評判を築いていったイタリアン居酒屋。有名レストラン事業家のラッセル・ノーマン氏が共同オーナーとして手腕を遺憾なく発揮し、昨年5月、その帝国がついにチェルシーの一等地にまで及びました。
他店舗とチェルシー店の大きな違いは、アルフレスコ・ショッピング・モールとでも呼びたくなるDuke of York Square内にあることから、ゆったりとした外テーブルが設えてあること。チェルシーの玄関口のような役割を果たしている広場の一画に店を構えるとは、さすがノーマン氏、ビジネスも絶好調のようです。
ロンドナーがここまでPolpoに惹き付けられる理由は、まず味と価格のバランスがよいこと。これはチェルシー店でも変わりません。そしてロンドナーたちが愛してやまない「気取らずも、スマートな雰囲気」作りがしっかりできていること、でしょうか。
Polpoの料理はシンプル&テイスティーが基本です。例えばズッキーニとパルメザンのサラダはズッキーニがオドロキの生で、パルメザンとハーブのフレーバーで飽きずに美味しくいただけます。またここのスペシャリティの一つにミートボールがありますが、何種かある中からヒヨコ豆で作ったベジタリアン・ボールを注文してみたら・・・これがまた味と歯ごたえのバランスがよく満足度の高いベジ・ボールになっているではありませんか。
一皿の平均価格は6〜7ポンドくらい。ハウスワインは大グラスで6ポンド、500mlのカラフェで12ポンド、ボトルが18ポンドと、こちらもリーズナブルです。チェルシーでの食事でこのお値段は嬉しいですよね ^^ 仕事帰りやショッピングの合間にふらっと立ち寄って一杯、というのが一番似合う店、なのかもしれません。
ちなみにデューク・オブ・ヨーク・スクエアでは毎週土曜日にフード・マーケットが立ち、寿司やダンプリングのストールも出るみたいなので、日も長くなってきたことですし、半日のお楽しみに出かけてみては ^^