大将、また来ま〜す!

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Jugemu   寿限無

目立つ看板もなくひっそりとSOHOの一角で営業している小さな割烹居酒屋。主人はかつて三越レストランの総料理長を務めていた菊池シェフ。その後、私も大ファンだったKirazuを自ら立ち上げ評判も上々でしたのに、しばらく訪れないうちにKirazuを閉じて、同じSOHO内のここに移動していたんです。知りませんでした。「えっ、寿限無知らないんですか〜」と、食業界に身を置く友人に驚かれつつ連れてきていただきました ^^

ピラミッドちっくな山型紋が目印

丸に三つ鱗の紋が目印

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カウンターといくつかのテーブル席があるだけ。

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巧みな手さばきにうっとり☆

Kirazuを初めて訪れたとき、その日本クオリティの小粋和食に胸躍りました。誰かに「センターでどの日本食屋がいい?」と聞かれたら、「SoレストランかKirazuかなぁ」と答えていたほどです。その好印象の理由は、日本で修業したシェフだけが出せる味の「繊細さ」「ベースの厚さ」「正統性」に加えて、何かしらの個人的なセンスを感じたからでしたが、今回、寿限無を訪れ、そしてレビューを書くためにウェブサイトを訪れてハッとしたのです。そこには「割烹」の文字が。確かに! それは日本で伝統技術をきっちり学ばれた料理人の手になる割烹の味だったのです〜。

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人出が少ないため、紙にチェックを入れて注文する式!

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左上から時計回りに、アンコウの唐揚げ、金平牛蒡、茄子の焼き浸し、鯖南蛮。焼き茄子とアンコウが私のおすすめ。どれも量が少ないので、3人以上の場合はときとして同じものを2皿注文すると満足かも☆

お味は割烹ですが、インテリアの仕様はあくまで居酒屋。気軽にふらりと立ち寄りたい小さなお店です ^^ 忙しく立ち働く菊池シェフはカウンター越しにこの日の連れとの会話を楽しみながらも手の動きは正確。出される料理はどれもほっと安心できる間違いのないお味でした ^^

じつはメニューになかった鴨。これは絶品!! 「鴨もおすすめ」と注文してくれた連れよ、ありがとう♪

じつはメニューになかった鴨。火の通り具合、歯触り、タレの味・・・絶品!! これは居酒屋の鴨ではなく、割烹の鴨。「鴨もおすすめ」と注文してくれた連れよ、ありがとう♪ 日によっていろんな調理法で出すみたいよ。

ハマチとワケギの巻物。山牛蒡がアクセントですが、ワケギとワサビがあわさって大根葉の漬物みたいな味がしたの。大変好みの組み合わせでした♪ おすすめ。

ハマチとワケギの巻物。山牛蒡がアクセントですが、ワケギとワサビがあわさって苦みのある大根葉の漬物みたいな味がしたの。大変好みの組み合わせでした♪ おすすめ。

日本食レストランと言ってもロンドン市内は調理済みの冷凍鰻を使っている店が多いところ、なんと当店ではシェフ自らが生の英国産鰻をさばいているとか♪    ですので、鰻料理は特におすすめ。この日は口の中でとろけた鰻煮の手巻きをいただいたのですが、ピントが合ってなかったので写真なし。悪しからず。ちなみに鰻の調理法は関西風だそうです!

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「お蕎麦の入る余裕ありますか? ここは本当にお出汁が美味しいから!」と連れに言われて注文しない手はありません。ざっくりと厚みのあるかき揚げがのっかった蕎麦はオススメ通りの美味しさ☆ このレベルのお出汁、まさにプロの味です。あっという間に胃の腑におさまってしまいました。

菊池シェフはベルギーやオーストラリアでシェフをした経験もあり、日本食素材がなかなか手に入らない場所で、いかに本格和食を作るかといった視点に磨きをかけられている方。信頼の割烹、機会あればぜひ訪れてみてください。私もまた行きますね〜!

あぶそる〜とロンドンのレストラン・カフェ・パブ検索機能では、
ジャンル、エリアの両方から検索することができますので、
しっかり活用してくださいね〜!

http://www.absolute-london.co.uk/fooddrink

3 Winnett Street, London W1D 6JY

店名Jugemu
最寄り駅Piccadilly Circus / Leicester Square
住所3 Winnett Street, London W1D 6JY
電話番号020 7734 0518
営業時間月〜金 12:00 – 14:30 / 18:00 – 22:30 土 18:00 – 22:30
URLhttp://jugemu-uk.crayonsite.com
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About Author

江國 まゆ

岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系広告代理店にて各種媒体の翻訳ローカライズや日本語コピーライティングを担当。日本語翻訳リライトのスペシャリスト。2009年からフリーランス。趣味の食べ歩きブログが人気となり『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房)を出版。2014年にAbsolute Londonを立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。

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