巨大なタフトゥーンを食べよう

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Alounak   アロウナック

ベイズウォーター駅近くで1998年から変わらず賑わっているイラン料理屋さん。ここは何度か友人に連れてきてもらった店ですが、いつもイラン系と思われるローカルの人達で賑わっている人気店です。じつは前回来たときはベジタリアン系の料理を頼んでちょっと失敗したなと思っていたので、今回は迷わず肉! やはり中東系の店ではまずはお肉を試してみないと真価は分かりません。

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伝統的な、と感じる内装

とはいえスターターにはまず、冷菜の盛り合わせを。これが大正解♪ トルコ系の店ではあまり見ないポテトサラダも美味しく、イラン名物である大判のナン、タフトゥーンとよく合います。「Taftoon」というのは独特のイーストを混ぜて焼く小麦粉のナン。イランで食べられている伝統食で、現地では店先でデモンストレーションを見られるみたいですよ。と思ったら、この店にも窯がありました!

冷菜の盛り合わせは £10.90。3人くらいなら前菜はこれで十分。左下が巨大なタフトゥーン! 二つ折りで出てきますが、軽めなので、ペロリといけます。左上はビートルートと人参のフレッシュ・ジュース☆

冷菜の盛り合わせは £10.90。3人くらいなら前菜はこれで十分。左下が巨大なタフトゥーン! 二つ折りで出てきます。大判ですが軽めなので、ペロリといけます。左上はビートルートと人参のフレッシュ・ジュース☆

右上がタフトゥーンを焼く窯です。入り口のところにあって、最初は気づかなかったけれど・・・

右上がタフトゥーンを焼く窯です。入り口のところにあって、最初は気づかなかったけれど・・・

タンドーリ窯のように見える窯の内側にめいっぱい薄くのばした生地を貼付けて焼くのです。この日は実際に焼いているところは見られなかったのですが、焼き立てはやはり美味しい! 小麦粉のいい香りと一緒にホクホクといただきます。

そしてメイン・コースは欲張りなミックス・グリル「アロウナック・スペシャル」を。ラム、チキン、ラム肉のコフテが一つの皿にのっかり、女子2人ならこれで十分。ジューシーでクセもなく、パクパクといただけてしまいます。やはりグリルは中東系レストランに限ります ^^

フレッシュな野菜&フルーツ・ジュースも充実しているので、ヘルシーランチもできそう。私はイランには行ったことがありませんけれども、現地レストランの食事ってこんな感じなのかなと、疑似トリップできるようなお店です。

44 Westbourne Grove, London W2 5SH

店名Alounak
最寄り駅Bayswater / Royal Oak
住所44 Westbourne Grove, London W2 5SH
電話番号020 7229 4158
営業時間月〜金 11:30 – 23:00 土 12:00 – 23:00 日 13:00 – 22:00
URLhttp://alounakrestaurant.co.uk
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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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