調和のある食卓

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Café Murano, Covent Garden  カフェ・ムラーノ(コヴェント・ガーデン店)

もはや肝っ玉母さん的な存在となってきたロンドン・レストラン界の重鎮、アンジェラ・ハートネット女史によるカジュアル路線イタリアン「Café Murano」の2号店。

2013年秋にオープンしたセント・ジェームズにある1号店もゴージャス&リーズナブルで使い勝手がよいですが、2年後に登場したこちらもコヴェント・ガーデンのど真中という好ロケーションのセレクトで、レストラン事業家としてのアンジェラさんの手腕が料理以外の点でも冴え渡っております。

場所は昨日ご紹介したDelauneyから歩いてすぐ、ロンドン交通博物館の裏手あたりです

場所は昨日ご紹介したDelauneyから歩いてすぐ、ロンドン交通博物館の裏手あたりです

料理の構成はセント・ジェームズ店とほぼ同じで、アラカルトに5ポンド〜12ポンドくらいの小皿が数多く用意され、タパス感覚で楽しめるシンプルなイタリアの味。プレシアター・メニューも同じく3コースで22ポンドとお得感満載のカフェ・ムラーノであることに変わりありません。

大人の雰囲気漂う店内♪

大人の雰囲気漂う店内♪

アンティパスティから:左上から時計回りに生ハム+揚げパン、ビートルートのブルシェッタ、突き出しのフォカッチャ、ヘリテージ・トマトのパンツァネッラ・サラダ

左上から時計回りに、生ハム+揚げパン、ビートルートのブルスケッタ、突き出しのフォカッチャ、ヘリテージ・トマトのパンツァネッラ・サラダ。どれも美味しいですよ〜

タコのグリルとビーンズ

タコのグリルとビーンズ。上等です♪

ほうれん草とリコッタのトルテリーニ。旨い!

ほうれん草とリコッタのトルテリーニ。旨い!

アサリとサンファイアのリングイネ。出汁きいてます☆

アサリとサンファイアのリングイネ。出汁きいてます☆

痒いところに手が届く、とはこういうメニューを言うのでしょうか。日本なら一日30品目(←今、ネットで調べてみたら、最近は一日30品目って言わないんですねw)、英国なら差し詰め5 a Dayといった栄養を考えたバランス食が、当店であれば簡単にクリアできそう。これも女性シェフならではの気配り、バランス感覚ということなのでしょう。

ベイクド・リコッタ・レモン・チーズケーキ。絶品。プロの味。

ベイクド・リコッタ・レモン・チーズケーキ。絶品。プロの味。

上品ティラミス♡

上品ティラミス♡

デザートもシンプルながら味は上品で素材も上質感があり、さすがと言わざるを得ません。ロンドンでシンプル&リーズナブルな美味しいイタリアンを求めている方、おすすめします。

36 Tavistock Street, London WC2E 7PB

店名Café Murano Covent Garden
最寄り駅Covent Garden
住所36 Tavistock Street, London WC2E 7PB
電話番号020 7240 3654
営業時間月〜土 12:00 – 23:00 日 11:30 – 16:00
URLhttp://www.cafemurano.co.uk/coventgarden/
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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