ワインに乾杯☆小さな地中海ブラッセリー

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Blandford Comptoir  ブランドフォード・コントワール

ワイン好きロンドナーたちの間ですっかり浸透しているバー・キッチン「28°-50°」、ミシュラン星付きレストランのTextureといった人気店を大成功に導いたマスターソムリエ、ザビエル・ルセさんの新たなるベンチャーがこちら。2016年に登場して以来ずっと、毎日12時から夜まで通しでオープン。「あそこへ行けば、何時でも美味しい食事とワインにありつける」という安心感を与えてくれる、とっても頼りになるカジュアル・ブラッセリーなのです。

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外から見ているとあまりの心地良さそうな雰囲気に「私もあの中に入りたい〜」と思わず心が向いてしまう当店♡   実際に入ってみると手前にバー・カウンター、奥に数席のテーブルがあるだけの小さな店内なので、いつも買い物帰りや仕事帰りの人びとで賑わっています。メニューもぎゅっと焦点を絞った構成で、コンテンポラリーな地中海料理をお洒落気分でいただくことができます。

左上はホワイト・ビーンズのスープ、トリュフ風味。

左上はホワイト・ビーンズのスープ、トリュフ風味。

左上がニョッキ、右下がズッキーニのサイド・サラダ。

左上がニョッキ、右下がズッキーニのサイド・サラダ。

ニース風サラダのようにいただくレッド・マレット!  とても美味しかったです。

ニース風サラダのようにいただくレッド・マレット! とても美味しかったです。

訪れたのは少し前なのですけれど、メニューをチェックするとあまり変わっていないので、自信満々の決め料理の数々を賞味できる、ということなのかもしれません。例えば副菜として頼んだズッキーニのサラダはシャキっとした生サラダなのですが、ドレッシングの具合と松の実の相性がよくて予想以上に楽しめたり、フワフワな口触りのニョッキもフライパンでソテーすることでコクが出て、しかもグリンピースの甘味と絶妙にマッチしていたり、ヨーロッパでは高級魚として知られるレッド・マレットは上質なニース風サラダのようにいただきます。

そして、ワインが美味しい当店では、デザートもチーズで♪

チーズとワイン。至福♡

チーズとワイン。至福♡

ザビエルさんは23歳のとき、世界最年少でソムリエ界の頂点、マスターソムリエの資格を獲得した、言わば味覚の天才です。レイモン・ブランさん率いる、かのル・マノワール・オ・キャトル・セゾンのヘッド・ソムリエを務めていたと言えば、その実力も推し量れるというものでしょう。ワインと料理が切り離せないことを考えると、彼の料理へのこだわりも理解できます。

カジュアル・ブラッセリーのお手本のような店なので、ぜひ気軽に一杯+おつまみという感じで利用いただけるといいのではと思います ^^

1 Blandford Street, London W1U 3DA

店名Blandford Comptoir
最寄り駅Bond Street / Baker Street / Regent's Park
住所1 Blandford Street, London W1U 3DA
電話番号020 7935 4626
営業時間毎日 12:00 – 22:00(バーは23:00まで)
URLhttps://blandford-comptoir.co.uk
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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