Little Kolkata リトル・コルカタ(閉店)
インド北東部、西ベンガル州にあるメガシティ、コルカタ(旧カルカッタ)出身の男性デュオがサパークラブから成長させた夢のレストラン。北西ロンドンの自宅を利用したサパークラブは毎回大盛況で、ロンドン・ブリッジで毎週ディナー・イベントを主催するまでになり、ついに昨年秋、コベント・ガーデンに念願のレストランをオープンしました。2年の間に大きく前進していますね ^^ これも、何事も素早く起こるロンドンならではの流れなのかもしれません。
コルカタでは高級なものから国際色豊かなストリート・フード、伝統の家庭料理まで、私たちが日頃接しているベタなインド料理からは想像もつかない様々な味を試せるそうです。そんな食カルチャーを土台に構成したメニューでは、インド料理にありがちな「どれも似たような味」にならないよう努力している、とウェブサイトに書いてあります。
確かにいただいた料理はすべて、それぞれに異なる風味を楽しめるもので、私自身はとても美味しく感じました。メニューの中には、中国料理の影響を受けているものまであるそうです。最近のロンドンではいろいろなモダン・インド料理をいただけますけれども、このリトル・コルカタのメニューは、確かに他とは一線を画しているのかもしれません。
いただいた料理はどれも等しく美味しかったです ^^ メニューを見ると、この訪問時から、また新しくアップデートされ、さらに魅力的になっているようにも見えます。
訪問したのは少し前のことになるのですが、じつはランチ時間は貸切状態で(汗)1組くらい私たちとは別のグループがいたくらい。味もよくお値段も手頃で評判も良いのですが・・・ロンドンでレストランを営むことの大変さを勝手ながら思い知った次第です。コベント・ガーデンといっても、少し人の流れの少ない一画にあることも影響しているのかも知れません・・・。
レビューまでに少し時間をいただいたのは、もしやもしや、早々にクローズしちゃうかも? という予感めいたものがあったからなのですが、まだまだ元気に営業しているようです! コベント・ガーデンでインドのスパイスが恋しくなったら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。Dishoomよりも、もっと刺激のある料理が待っています。