Flesh & Buns Fitzrovia フレッシュ&バンズ フィッツロヴィア
コベント・ガーデンで大人気の日本食フュージョン、フレッシュ&バンズの2号店。2013年に1号店をオープンしてから5年、昨年夏にフィッツロヴィアに登場しています。今ではラーメン・ブームの先駆けとなったボーン・ダディーズの生みの親として有名ですが、そこと同じく日本食の独自解釈で知られるオーストラリア人オーナー・シェフ、ロス・ションハンさんが手がけるロンドンらしいトレンディ店です。
居酒屋をコンセプトにした1号店のアングラな雰囲気とは打って変わって、フィッツロヴィア店はグラマラスなバー感を満載にして個性を出しています。もともとNobuやZumaといった高級店でヘッドシェフを務めていたロスさん。つい最近はドバイにオープンしたマンダリン・オリエンタル内の日本風ステーキハウスを監修するなど、ラグジュアリーにも精通したロスさんにとっては、おなじみのコンセプトに戻っただけなのかもしれません。
コベント・ガーデン店とは雰囲気が全く違うので一瞬戸惑うのですが、メニューは少しずつ違うものの、ほぼ同じ路線。スターターからソツなく調理された野菜や刺身、寿司をいくつか選んだら、さぁ、お目当てのバンズにお進みください^^
ウサギ肉のカツ(!)、ポーク・ベリー、サーモン照り焼き、和牛ステーキなどがある中で、この日はナスとダックにしてみました♪
ナスは上にのっている甘辛な味噌ソースもちょうどよいお味で熱々ジューシー+食べ応えあり。ダックも予想通りの美味しさではあったのですが、以前、1号店でいただいたポーク・ベリーとサーモンが格段に美味しすぎて・・・やはり次回はポーク・ベリーに戻ろうと思った次第です^^; ここは炭火焼きでグリルしているはずなので、素材がよければほぼ何を頼んでもジューシーな旨みを堪能できると思います。
今回メニューを見ていて気づいたのですが、フィッツロヴィア店ではコベント・ガーデン店にはない「Smoker」というカテゴリーがあり、スモークで調理したお肉や野菜を出しているようです。香りのある木のチップでスモークして風味をつける調理法は近年、ロンドンのレストランでも大流行り。スモーキーなフレーバーが食欲をそそりますので、今度はこちらを試してみてもいいのかもしれません^^
さて、フレッシュ&バンズといえば絶対にデザート腹を残しておいてください!
この日はコベント・ガーデン店にもある、きなこドーナッツをシェア。黒糖カスタードは上品な甘さで外側はサクサク♪ 他にもミロのソフトクリームが添えられたヌテラ味のクロワッサンたい焼きや(←書いていてもイメージが難しいのですがw)、直火で温めていただくマシュマロ・サンドなど、たくさんの興味深いデザートがあります。が、デザート・メニューを見比べる限り、コベント・ガーデン店の方がデザートは充実しているようなので、甘党さんは、まずはコベント・ガーデンへ! ^^
ちょっと大人の雰囲気のフィッツロヴィア店。デートやビジネス会食には特におすすめです。