ゆったりスペースと美食にほだされるシティの穴場

0

Lino  リノ

英国内に現存する最古の病院であり、ホームズとワトソンが出会った舞台としても描かれる聖バーソロミュー病院のすぐ裏手広場に、今年に入ってひっそりと登場しているスマートなバー・レストランがこちら。シティにありがちなイケイケの大味レストランかと思いきや、その実、クラッパムで大評判をとっている独立系レストラン、The Dairyの元ヘッドシェフが厨房を取り仕切る店とのこと。それだけでクラフト料理への期待が高まります♪

中も広々、外も広々。晴れた日は外席も出るみたいですよ

基本バーなので、がっつり食事をしなくても全く問題なし。ゆったり食事とドリンクを楽しみたいときにぴったり。

レストランが入る立派なビルは、もともとリノリウムやカーペットなどを保管する倉庫だったとのことで、店名の由来もそこに。ただしビルそのものは綺麗に化粧直しをほどこされ、なかなかハンサムな様子を漂わせています。リノベーションにあたっては再利用を心がけ、サステナビリティをとことん追求。自社で栽培する野菜やフルーツ、ハーブを使った料理は、作物を育てるのと同様、細やかな心くばりの賜物なのです。

なかなか風情のあるビルなのです。インテリアも決まってるぅ

そんなLinoの料理は、まさにThe Dairyスタイル。野菜たっぷり、彩りも味も素敵なハーモニーを奏でる現代の小皿料理。例えば新鮮なサバのグリルは丁寧に下ごしらえした美しい半身を調理してあり、キュウリのピクルス、オイスター・マヨとの考え抜かれたバランスを感じます。そしてプレゼンテーションからは、シェフ独自の矜持が伝わってきますね ^^

サバのグリル、ピクルス&オイスター・マヨ。右に見えているのはサワークラフトとチェダーチーズのコロッケ。美味しかった! サワークラフトも手作りらしいです。

ワイルド・ガーリックとズッキーニのリゾット。イタリア米リゾットの歯ごたえが絶妙。ノンアルのドリンクも充実してます!

本日のサラダとパスタには、ワン・ドリンク付きのランチ・オプションもあるのです。その2皿をいただくと、季節の野菜たっぷりで大変美味しく、文句なし。きっと自社畑で採れる新鮮な作物を使っているのでしょう。

野菜が隠れちゃってますが、アスパラやズッキーニなどロースト野菜たっぷり。フレッシュ・チーズとパンチェッタがアクセントです。

自家製平打ちパスタの至福♪

デザートにはホワイト・チョコレートのクレーム+イングリッシュ・ストロベリー&キャラメライズ・ヘーゼルナッツを。見た目通り、クレーム部分はあくまで滑らか、フレッシュなイチゴとナッツの歯ざわりは黄金トリオですね。

ホワイトチョコの甘さが程よいデザート♪  このテーブル配置、なかなかいいでしょう? お隣がないので自分たちの話に没頭できるのです

とにかく広い!! シティにお勤めの方、めちゃ穴場ですよー。

お料理が美味しいのは高得点ですが、やはりこのスペースは捨てがたい。セント・ポールにも近いので、シティにお勤めの皆さんにも楽しく利用していただけそうです。いろいろな意味でおすすめ!

11月末までTimeoutさんでスペシャル・オファーを出しているみたい♡
https://www.timeout.com/london/restaurants/lino

90 Bartholomew Close, London EC1A 7EB

店名Lino
最寄り駅Barbican / St Paul’s
住所90 Bartholomew Close, London EC1A 7EB
電話番号020 8016 5199
営業時間月 17:00 – 23:00 火〜木 11:00 – 23:00 金 11:00 – 23:30
URLhttps://www.linolondon.co.uk
Share.

About Author

江國 まゆ

岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系広告代理店にて各種媒体の翻訳ローカライズや日本語コピーライティングを担当。日本語翻訳リライトのスペシャリスト。2009年からフリーランス。趣味の食べ歩きブログが人気となり『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房)を出版。2014年に「あぶそる〜とロンドン / Absolute London」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。あぶそる〜とロンドンが選ぶ『ロンドンでしたい100のこと』(自由国民社)を2018年に上梓。

Leave A Reply