サステナブルに愛して

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The Table Cafe  テーブル・カフェ

テート・モダンの裏手辺りって、あまり食事するところないな〜って、思っていたのも束の間、あれよあれよという間にオフィス・ビルができあがり、最近はお決まりのチェーン店はもちろのことん、ゴードン・ラムジーやマーク・ヒックスといったセレブ・シェフのレストランまで揃い踏み。ただ、チェーン店と高級店の中間くらいの、使い勝手のいい店はさほど多くはありません。サザーク界隈で気軽に、美味しく、リーズナブルに食べたいなと思ったとき、テーブル・カフェさえ知っていれば、安心です ^^

先見の明なのか地代が安かったからか、サザーク・ストリート沿いにオープンして早10年になろうかというテーブル・カフェは、地元産、オーガニック、旬を重視した良質食材で作るフレッシュでボリューム満点のメニューが自慢。キャンティーンのようなスカっと気持ちのいい空間なので、ふらっと一人で入っても全く気後れなく食事ができる嬉しいお店です。

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この店のシグニチャーと言えば、バラ・マーケットから仕入れた新鮮かつ上質の食材で作られる「バラ・フル・イングリッシュ」などの朝食メニュー。朝食類はランチやディナーまで通して食べられるという嬉しいオプション付き☆ それから最近は、バーガー類にも随分と力を入れているようでした。

バーガー・バンズもキッチンでベイク!

バーガー・バンズもキッチンでベイク! ただフレンチ・フライは揚げが足りなかったかも〜

そんなバーガー・オプションの中からベジタリアン・バーガーを選ぶと・・・もうこれが美味しすぎてニヤニヤ顔が止まりませんw   肉厚のポートベロー・マッシュルームに、ジューシーな厚切りナス、ピリリとしたスモーク・チーズにスパイシー・ソースがからみ、自家製ブリオッシュ・バンズと一緒に口に運ぶと・・・ベジタリアンの物足りなさなんてまったく感じさせないリッチ・バーガーの見本のようなお味でした ^^

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ある日はサーモンのグリル、ロースト・ベジタブルのサラダ添えを注文。サーモンの焼き具合といい、ロースト・ベジタブルの量やドレッシングの味など、全てが新鮮でバランスよくパーフェクトでした。そうそう、各種パンケーキやワッフルなどの甘いものもお忘れなく☆

パンプキン&蕎麦粉のグルテン・フリー・パンケーキは、ブラックカラントとロースト・ウォールナッツ&メイプル・シロップでいただきます♪

パンプキン&蕎麦粉のグルテン・フリー・パンケーキは、ブラックカラントと
ロースト・ウォールナッツ&メイプル・シロップでいただきます♪

もう一つ、忘れてならないのは、当店がリサイクルや生分解性素材に徹底的にこだわった環境配慮型レストランのトップ・ランナーだということ。ホームレスの人々をサポートするチャリティ団体との契約で野菜を仕入れていたりと、社会貢献型レストランとしてもオーナーの哲学が光っています。

何を食べても身体の中から力が湧いてくるテーブル・カフェなのです。

83 Southwork Street, London SE1 0HX

店名The Table Cafe
最寄り駅Southwork / London Bridge
住所83 Southwork Street, London SE1 0HX
電話番号020 7401 2760
営業時間月〜金 7:30 - 16:30 土・日 8:30 - 16:30
URLhttp://thetablecafe.com
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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