Donostia ドノスティア
美食都市としてあまねくその名を轟かせるスペイン北部、バスク地方にあるサン・セバスティアンは、バスク語でドノスティアと言います。この小さな街が世界のグルメ都市として君臨するようになったのは、官民が一体となった街おこしがきっかけ。街全体のレストラン・レベルを底上げすることで観光客を呼び込もうという作戦は見事に功を奏し、今では食の巡礼者が後を絶たない活気ある街へと変貌しました。街おこし後のバスクで食べられるのは、バスク地方に伝わる伝統的な料理に現代的なひねりを加えた「新バスク料理」。
ロンドンのマリルボーン・エリアに2012年夏に誕生したドノスティアでは、そんな新バスク料理にさらにロンドン・スパイスをきかせたとっておきの料理を楽しむことができます♪
当店のヘッド・シェフはSOHOにあるスパニッシュ・タパスの超人気店、Barrafinaで腕をふるっていたトーマス・バランスキーさん。人気シェフの新ベンチャーのお手並み拝見とばかり、オープン後すぐに話題となり、白を基調としたシンプルかつウッディなダイニング空間は今ではロンドン中のタパス・ファンで賑わいを見せています。
当店のスペシャル・ドリンクは、リンゴから作ったバスク名物の発泡酒、シードラ。熟練スタッフが中東のミント・ティーのごとく高い場所からグラスに注ぎ入れてくれるので、泡立ったところをゴクゴクと飲み干すと最高☆ さわやかな喉ごしで濃厚なタパスをさっぱりと洗い流してくれる大切な役目を担っています。
おすすめは小さな一口料理のピンチョス、ふわふわトルティーヤ・オムレツ、タラ頬肉のポーチ料理や柔らかく煮込んだイベリコ豚の肩肉、そしてローズマリー風味のカリカリ・チップスをリッチなブラバ・ソースにディップして食べる新感覚の「パタタック」(ポテト・ブラバ)などなど。グラス・ワインは3ポンド代からと、とってもお得。バスクの名物タパスとワインで素敵な夜をどうぞ♪