ウクライナ人に人気の和食とは?

0

th_murakami_banner

Murakami   村神

新しい日本食レストランということで「Murakami」という名前を聞いたとき、世界的に名の知れた春樹氏の名前にあやかったのか、オーナーご本人が村上さんなのか、そのどちらかと思ったのですが、両方ともハズレ。なんとココ、ウクライナの会社が経営するレストラン・チェーンのロンドン一号店だったのです!

th_murakami1

キエフ生まれの和食レストラン、ロンドンではシック&コンテンポラリー路線で

レスター・スクエア駅の目と鼻の先という一等地、St Martin’s Laneに堂々広々とした店舗を構えていることを知った時点で「うーん、日本人経営ではないな・・」という予想はあったのですが、キエフでチェーン展開している和食レストランだったとは。しかも当て字は「村神」。意外性の連発なのです ^^;

ひろ〜い店内。この奥にも席があります

ひろ〜い店内。この奥にも席があります

立地上、客が見込めるとの読みからか、昼から夜まで通しオープンでなかなか重宝する感じではあるのですが、今年1月にオープンしたてで客足はまばら。ゆえにスタッフのアテンションも行き届き、ゆったりとしたランチをいただいて参りました。2月末まで夕方5時まではフード30%オフを提供しているはずなので興味ある方は足を運んでみてはいかが?

ハマチ・カルパッチョとスパイシー・マグロ巻き

ハマチ・カルパッチョとスパイシー・マグロ巻き

前菜メニューからハマチのカルパッチョ、ポン酢ドレッシングを選んだら、この迫力! 12ポンドくらいなんですがお値打ち感はあります。お味のほうはもちろん純和食ではなくフュージョンではあるのですが、ピリリとメリハリのあるドレッシング、ガーリック・チップ、チリの組み合わせがパンチのある仕上がりで、それなりに楽しめるかも。

ウナギとアボカドのゴールデン・ドラゴン巻きに、梅酒をロックで

ウナギとアボカドのゴールデン・ドラゴン巻きに、梅酒をロックで

スパイシー・ツナ巻き、アボカドと薫製ウナギを合わせたゴールデン・ドラゴン巻き。ウナギのクオリティはよく分からなかったけどw   味的には両方とも楽しめるレベル☆  そして焼き物類からは豚バラ焼き、チリ椎茸などをシェア。これらも全て非日本人の舌に合わせたメリハリのある味付け+薬味全開ですが、塩加減はちょうどよくてふつうにイケます。

焼き物も充実☆

焼き物も充実☆

器、インテリア、あらゆる面でロンドンの食のトレンドを取り入れた造り

器、インテリア、あらゆる面でロンドンの食のトレンドを取り入れた造り

デザートには黒胡麻のチーズケーキを。メニューではマンゴー・ソルベが添えられてくることになっていた気がするけれど、実際に添えられていたのはレモン・ソルベ。しかしどちらにせよ黒胡麻チーズケーキとは合ってない ^^; クリーミーなレア・チーズケーキだけど黒胡麻そのものの風味は薄く、ベースのビスケットがスプーンでは割りづらい固さ。とは言っても、お口に入れるとそれなりにまとまっているお味でした。

メニューは日本食レストランに必要なものは一応全てをカバー。お味は非日本人経営の店によくあるアジア寄り趣向で、インテリアはスマートですがお値段はさほど高級というほどでもないミドルレンジ狙いです。ネットで見る限りキエフの村神はロゴを含めファミリー向けカジュアル路線なので、ロンドン店のオープンにあたってロンドナーにしっかりターゲットを絞った再ブランディングをした模様。今後も各地でチェーン展開していくみたいですよ。

すぐ近くには今のところ似たような和食屋さんはないので、フュージョン的な和食でもOKなら立ち寄ってみても問題なし。とても広いので木曜、金曜の夜に予約なしで行っても今なら余裕で座れるはずです。

63-66 St Martin’s Lane, London WC2 N4JS

店名Murakami
最寄り駅Leicester Square / Covent Garden
住所63-66 St Martin’s Lane, London WC2 N4JS
電話番号020 3417 6966
営業時間月・火・日 12:00 – 23:00 水〜土 12:00 – 00:00
URLhttp://www.murakami-london.co.uk
Share.

About Author

江國 まゆ

岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系広告代理店にて各種媒体の翻訳ローカライズや日本語コピーライティングを担当。日本語翻訳リライトのスペシャリスト。2009年からフリーランス。趣味の食べ歩きブログが人気となり『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房)を出版。2014年にAbsolute Londonを立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。

コメントを残す