さっぱり路線が好調☆エアルーム野菜を食べよう

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Heirloom  エアルーム

2014年夏にクラウチ・エンドにオープンしたカジュアル・モダン・ダイニングのHeirloom。バッキンガムシャーの自社農家で作られる固定種野菜(伝統野菜=エアルーム)や、珍しい品種の肉類、クラフト・ビールに自然派ワインを扱う、ちょっとお洒落なローカル・レストランです。

インテリアは洗練された田舎風

インテリアは洗練された田舎風

オープンしたての頃に訪れたときは、力強さの感じられる伝統野菜を使った料理が、なぜか大量のマヨネーズに犯されていて(笑)、せっかくの素材の良さが生かされていない気がして残念だった記憶があります。

昨年食べた野菜グリルには大量のマヨがw

昨年食べた野菜グリルには大量のマヨがw 野菜そのものは美味しかったですよ

コジェット・フラワーにもマヨがw

コジェット・フラワーにもマヨがw

こちらはさっぱり美味しかったスープ仕立ての一品

こちらはさっぱり美味しかったスープ仕立ての一品

が、最近再訪してみたら、これが大きく改善! 乳製品に頼らない素材本来の味を引き出すシンプルな調理法で楽しませてくれました♪

グリルして甘味を引き出したタマネギとトリュフを合わせた前菜

グリルして甘味を引き出したタマネギとトリュフを合わせた前菜(右)、
そしてふっくら上手に仕上げてあったムール貝、ポテトやネギの美味しさが際立つ

ラムではなく、マトンに添えられているのは日本の蕪(Tokyo Turnipと表記されていた)

ラムではなく、マトンに添えられているのは日本の蕪(Tokyo Turnipと表記されていた)

ランチもアラカルトから☆

ランチもアラカルトから☆

当店が店名にまでしてアピールしている固定種野菜というのは、伝統的な手法で自家採取した種から作られている野菜のこと。「え? 野菜ってそういうものじゃないの?」と思われている方、近年、大手スーパーマーケットで売られている野菜の大半は、人工的に作った自家採取できないタイプの大量生産向け「F1野菜」なんですよ。

一方、昔ながらの方法で栽培されたパワフルな野菜が伝統野菜=固定種=エアルーム野菜です。こちらのほうが安心して身体に取り入れることができますよね。

昨年食べたスポンジ・ケーキには季節のプラムがよく合っていた

昨年食べたスポンジ・ケーキには季節のプラムがよく合っていた

季節の素材をイギリス風に提供する当店のデザートは素朴な焼き菓子が主流。今回いただいた「アーモンド・ケーキ」は、アーモンド粉の小さなマドレーヌを主役に、軽くてさわやかなレモン・クリーム、柑橘系の優しい口当たりのゼリー、食感を添えるパリパリのビスケットで構築した素晴らしい一品でした。

コンビネーションが上手だったアーモンド・ケーキ。ご近所のワンちゃんも超リラックスw

コンビネーションがよかったアーモンド・ケーキ。ご近所のワンちゃんも脱力リラックスw

前回来たときはスタッフの対応にもぎこちなさが感じられましたが、今回はリラックスしていて、かつ気配りの行き届いたサービスで心地よく過ごすことができました。バー・カウンターに座り、美味しいおつまみで一杯楽しんで短時間で出て行くカップルも多く、昨年夏以来、確実に地元に受け入れられ、成長していることを実感。今後、界隈に来ることがあれば、ぜひまた立ち寄ってみたいと思わせる店です。

35 Park Road, London N8 8TE

店名Heirloom
最寄り駅Highgate / Archway、Finsbury Parkからバス
住所35 Park Road, London N8 8TE
電話番号020 8348 3565
営業時間月〜金 18:00 – 23:00 土 12:00 – 23:00 日 12:00 – 17:00
URLhttp://www.heirloomn8.co.uk
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About Author

江國 まゆ

岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系広告代理店にて各種媒体の翻訳ローカライズや日本語コピーライティングを担当。日本語翻訳リライトのスペシャリスト。2009年からフリーランス。趣味の食べ歩きブログが人気となり『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房)を出版。2014年にAbsolute Londonを立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。

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