Casa Tua カーサ・トゥア
英語に「hidden gem」という表現がありますが、2013年夏にひっそりとカムデン・ロード駅近くに登場したCasa Tuaは、まさに「知る人ぞ知るお宝」と呼ぶにふさわしい小さなイタリアン・カフェ。一工夫あるグルメ・サンドイッチが評判ですが、木・金・土のディナータイムもオープンしている今は、存在感のあるモダン伝統料理でご近所を虜にしているのです♪
本来ならカフェ部門で紹介すべき店かもしれないのですが、今はカクテル・バーとしても大人気、そのうちディナー・オープンデーがもっと増えるのではないかと睨みw レストラン部門で紹介しています ^^
夜はスターター・サイズの皿も約15種類を揃え、人気のブルスケッタ、メランザーネ、カポナータなどクラシック・メニューに加え、パルメザン入りポレンタ・フィンガーやモッツアレラの揚げサンドみたいなものまで元気のあるメニューが並びます。
この日食べた料理のうち、ダントツで美味しかったのはグリルしたタコとクリスピー・ポテトを合わせた一皿。このポテトとタコというクラシックな組み合わせが、当店では香ばしくグリルされたタコのほどよい歯ごたえと、薄切りポテトのしっとりカリカリ感が絶妙で、ぜひ賞味いただきたい品です。
3種を用意していたパスタ類から、この日はホウレンソウを練り込んだタグリアテッレをポルチーニとトリュフ・オイルでいただく一品を。感動するお味ではなかったですが、なかなかの出来映えでした。
デザートはナッツの歯ごたえがいいアクセントのセミフレドをスポンジ・ケーキで挟んだものをチョイス。軽〜い感じで危険なデザートですw
若きオーナーのジョゼッぺさんが「Your House」という意味の店名に込めたのは、誰にでも自分の家にいるようにくつろいでもらいたいという純粋な思いです。当店をオープンする以前はバーマンとして働いていたらしく、小さな店内には名物らしいカンパリ・ベースのカクテルをはじめお酒を飲む人でいっぱい。地下にも若干の席があるようでした。
久しぶりに北ロンドンで面白いカフェを発見してワクワク&今後の成長に大いなる期待☆ 夜は混むので予約がベターですが、小さなカウンター席でスナックをつまみながらカクテルを傾けるだけなら、ポップインしても座れる可能性大です。