運河を眺める春うらら

0

th_Lightman_banner

The Lighterman  ライターマン

キングス・クロス駅裏手の再開発が急ピッチで進んでいるなか、またまた新しい店が誕生しました。先日、ソフト・ローンチがあったばかりのパブ、The Lighterman。リージェンツ運河をゆるやかに見下ろすロケーションが自慢です。

英国内で数々のプロジェクトを手がけているStanton Williamsによる建築

英国内で数々のプロジェクトを手がけているStanton Williamsによる建築

ミッド・センチュリー・モダンを思わせるコンテンポラリー・デザインの建物に入った当店は、セントラル・セント・マーティンズ芸術大学を中心としたGranary Squareの運河寄り。1階はオープン・プランが心地よいバー・スペースになっていて、2階に上がると運河を見下ろすダイニング・スペースと屋外アルフレスコ・スペースが広がります☆ 食事のクオリティもなかなかなので、ぜひとも2階席を予約してセント・パンクラス駅のロマンチックな塔が見えるテーブル席を確保したいところなのです。

晴れた夏の日に、ここに座っているシアワセを想像しよう♪

晴れた夏の日に、ここに座っているシアワセを想像しよう♪

メニューはトレンディなガストロパブと呼ぶにふさわしいラインナップ。オイスター、スモーク・トラウトから、マッシュルーム&ブリオッシュ、各種フラットブレッド、スーパーフード・サラダに炭火グリルのタコまで、業界をよく知るシェフによるソツのないメニュー構成の背後には、すでにいくつかの大型店を成功させているレストラン事業家がいます。

左はスモークした鱒。うすらと酢でしめたキュウリとスパイシー・マヨとの相性が抜群。

左はスモークした鱒。うっすらと酢でしめたキュウリとスパイシー・マヨとの相性が抜群。

左はマッシュルームとポーチド・エッグのブリオッシュ・トーストのせ、右はタコの炭火グリルに、カリフラワーを付けてもらった一品

左はマッシュルームとポーチド・エッグのブリオッシュ・トーストのせ、右はタコの炭火グリルに、カリフラワーを付けてもらった一品

キングス・クロス界隈の再開発ラッシュは目覚ましく、訪れるたびに新しい店を目にするほど。チェーン展開している店は確かに多いのですが、それでも2軒目だったり独立性が高かったりと、クオリティにこだわりのあるレストランやカフェ、バーを誘致していることは明らか。これからがますます楽しみです☆

チキンの胸肉、ベーコン、アボカドのバーガー

チキンの胸肉、ベーコン、アボカドのバーガー

3 Granary Square, London N1C 4BH

店名The Lighterman
最寄り駅Kings Cross and St Pancras
住所3 Granary Square, London N1C 4BH
電話番号020 3846 3400
営業時間月〜木 7:30 – 23:30 金 7:30 – 00:00 土 9:00 – 00:00 日 9:00 – 22:30
URLhttp://www.thelighterman.co.uk
Share.

About Author

アバター画像

岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

ウェブサイト

Leave A Reply

CAPTCHA