アングラ風情な21世紀の倫敦=西班牙

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Duende  デュエンデ

イベリア半島や南米に伝わる精霊、デュエンデ(とんがり帽子の小人)の名をもらった店名通り(!?)、小人のお客さんだとゆったり座れるのかも・・・と言いたいほど狭〜いスペースの本格グルメ・タパス・バー。こういうこぢんまりしたミニ・バーは日本にはよくあると思うのですが、ロンドンではまだまだ少ないと思います。今年2月にコベント・ガーデンにオープンしたて、ホットなバーです。

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何度も繰り返すようですが、日本で言うと何坪?っていうくらい狭いw 26席がすぐに予約でギュウギュウになっちゃうので、ロンドナーが大好きな「Lively」感が出て、さらに人が人を呼ぶ。そういったタイプのバーなんですね。しかもここはタワー・ブリッジにある人気タパス処、Bravas Tapasのスペイン人共同オーナーがオープンしたソロ・ベンチャーとのことで、注目度はオープン前からマックス。どおりでこの狭い店にたくさんのオジさまスタッフが行き来していたわけです(笑)。

タパス類はどちらかというと食事タイプではなく、バースナックという風情。それでバー&パブ・カテゴリーに入れました。味はこってり美味しく、21世紀的な工夫も見られます。ただし量が少ない。質と量と価格が、ギリギリのところでせめぎあっている、そんな感じでしょうか。

おすすめを聞いて注文したのが、海藻サラダ。見た目はほとんど青虫(笑)。割ると海藻がびっしりww・・・そしてソースは血の色という・・・。バスクのお酒、パチャランでマリネしたというスモークサーモンを頼んでみると、パリパリに揚げたスイートポテトが巻かれてあるという驚きのハーモニーが心地よかったり。ハードコアな上級バースナックという印象でした。

こ、このアオムシめいたものは・・・(笑)。そうそう、取り皿の上に置かれていたピンセットみたいなもの、「これ何ですか?」って聞いたら「なんにでも使って」と言われ・・・アオムシの腹の中を探ってみましたw

こ、このアオムシめいたものは・・・(笑)。そうそう、取り皿の上に置かれていたピンセットみたいなもの、「これ何ですか?」って聞いたら「なんにでも使って」と言われ・・・アオムシの腹の中を探ってみましたw

左上から時計回りにタルボットとジロール茸、スモークサーモンのスイートポテト・クリスプ巻き、ラム・チョップ。どれも美味しかったですが、タルボットがお口に合いました ^^

左上から時計回りにタルボットとジロール茸、スモークサーモンのスイートポテト・クリスプ巻き、ラム・チョップ。どれも美味しかったですが、タルボットがとてもお口に合いました ^^

オープン・キッチンでは忙しそうにシェフたちが立ち働いている。下の写真は、私たちは食べなかったオイスターのフライ。美味しそうでした ^^

オープン・キッチンでは忙しそうにシェフたちが立ち働いている。下の写真は、私たちは食べなかったオイスターのフライ。美味しそうでした ^^

スイーツもスタイリッシュ。伝統のドゥルセ・デ・レチェは、キャラメルでシガー型に巻かれています。バレンシアのヌガー菓子、テュロンを使ってアイスクリームをサンドした面白デザートは、外側部分がぬっちりして割るのがタイヘンなので一人で一つ食べたい感じです。

スタイリッシュなデザート類

スタイリッシュなデザート類

ここはお腹いっぱいになりに来るというよりも、ワインやカクテルを楽しみつつ、タパスをつまむデートをするところかも ^^ ただし、静かなバーというよりも、カウンター仕様のお好み焼きバー程度の活気は覚悟しておいてくださいね。

16 Maiden Lane, London WC2E 7NJ

店名Duende
最寄り駅Covent Garden / Leicester Square
住所16 Maiden Lane, London WC2E 7NJ
電話番号020 7836 5635
営業時間月〜土 12:00 – 23:30
URLhttp://www.duendelondon.com
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About Author

江國 まゆ

岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系広告代理店にて各種媒体の翻訳ローカライズや日本語コピーライティングを担当。日本語翻訳リライトのスペシャリスト。2009年からフリーランス。趣味の食べ歩きブログが人気となり『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房)を出版。2014年にAbsolute Londonを立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。

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