お役立ちの予感♪ 王立裁判所前の貴重なガストロパブ

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Pig & Goose at the George  ピッグ・アンド・グース

ちょうどストランドの王立裁判所前に1851年から佇む伝統のパブ「The George」が、2年半ほど前の改修とともにガストロパブに変身! このパブ、これまでリサーチにひっかかってこなくて見落としていました。中心部にはガストロパブが極端に少ないというのが私の持論なのですが・・・こういうパブはとても貴重。おそらく他メディアがPig & Gooseを「レストラン」として扱っているからなのかもしれませんが・・・でも、こういう形のパブを通常は「ガストロパブ」と呼ぶのですよね。私はパブでカテゴライズしちゃいました。プレシアターでも利用したい劇場街ロケーションでもあります ^^(2コース20ポンド以下と、とてもリーズナブルです)

ティンバーが目立つビクトリア朝時代の建物です☆ 左は1階パブから2階へのぼっていく入り口の様子。

ティンバーが目立つビクトリア朝時代の建物です☆ 左は1階パブから2階へのぼっていく入り口の様子。

1階パブ。賑やかです。

1階パブ。賑やかです。

1階は伝統のパブ。客層もとくに裁判帰りの判事さんや弁護士さんの御用達といった様子でもなく、ごくごく普通のローカルや旅行者の皆さんで賑わっています。そしてこちらの2階に、「Pig & Goose 1st Floor Restaurant」があります。

こちらは2階ダイニングの様子。

こちらは2階ダイニング「Pig & Goose」の様子。バーがあって、貸切にするとここが開くのかも。

2階全貌。

2階全貌。この写真の奥のほうにハイチェアのテーブル席がいくつかあります。

1階はガヤガヤ賑やかですけれども、2階に上がると落ちついたダイニング・スペースが広がっています。ゆっくり話をするには、こういった場所がいちばん^^  そしてそして料理のクオリティが、素敵にハイレベルでした♪

当店の「カリフラワー・チーズ」

当店の「カリフラワー・チーズ」

シェフはどういった経歴の方かよく分からなかったのですが、間違いなく腕に覚えのある料理人に違いありません。「カリフラワー・チーズ」というスターターを選ぶと、カリフラワーのムースにスモークしたアップルウッド・チーズを組み合わせ、ウズラの卵のフライと一緒にいただく一品でした。カリフラワーをホワイト・ソースとチーズでベイクしたものではありませんでしたw

左がピッグ・ヘッド。右上がニョッキで、右下はサイド料理の集合写真。

左がピッグ・ヘッド。右上がニョッキで、右下はサイド料理の集合写真。

「クリスピー・ピッグ・ヘッド」はスキンと一緒にいただく豚コロッケ。メインの中にあるトマト・ペストのニョッキはニョッキの歯ごたえが柔らかすぎの微妙な感じではありましたが、ソースはなかなか美味しい出来映え。細部への気配りが感じられる一品。

右がタラとアサリ、ハムホックと豆の料理。こういうお料理って「Clean」だなっていつも思います。

右がタラとアサリ、ハムホックと豆の料理。こういうお料理って「Clean」だなっていつも思います。

最も感動したのは、アサリとハムホックの出汁を吸い込んだクランベリー・ビーンズを敷いた肉厚のタラ。これは最近食べた料理の中でも出色の一皿でした♡ 真珠のごとく輝く美しいタラ、これ以上、上手には炊けないのではと思わせる豆の歯ごたえ、味付け、すべてにおいて最高でした。次回もこれがあったら頼みたい♪

サイドは秀作揃い!

サイドは秀作揃い!

さらにはここのサイド料理は特筆に値します。チップス、ほくほくサクサクで美味しいです。ガストロパブで「トリプルクック」したチップスが流行りですけれども、ここのチップスのほうが美味しく感じました。ぜひお試しあれ。ビートルートとクルミの手の込んだサラダも、バターでソテーした少し塩気の足りないブロッコリー&アーモンドも、丁寧にこしらえているなと思わせる素晴らしさ。サイドだけでお腹いっぱいにしたい気持ちになるほどw 個人的にすごく気に入りました。

ピーナッツ・バターのパルフェ。ちょっと肩すかしな印象でした ^^;

ピーナッツ・バターのパルフェ。ちょっと肩すかしな印象でした ^^;

そしてデザート・・・ピーナッツ・バター・パルフェというのがあったので試してみたのですが・・・これはピーナッツ・バター味のパルフェに、ピーナッツのクランブルを散らした一品なのですが、クランブルがまるでキナコ味w それはそれで美味しいのですが、パルフェそのものはピーナッツ・バターを使わなくてもいいのでは? と思ってしまうぼんやりとしたお味。むしろキナコ風味のクランブルに合う、別の素材のパルフェのほうがよかったのかもしれません。

とはいえ!総じて得点高いです ^^  機会あればぜひ試してみてくださいね。

213 The Strand, London WC2R 1AP

店名Pig & Goose at the George
最寄り駅Temple / Covent Garden
住所213 The Strand, London WC2R 1AP
電話番号020 7353 9638
営業時間月〜木・土 11:30 – 23:00 金 11:30 – 00:00 日 12:00 – 22:30
URLhttp://www.georgeinthestrand.com/food-and-drink/pig-goose-1st-floor-restaurant
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About Author

江國 まゆ

岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系広告代理店にて各種媒体の翻訳ローカライズや日本語コピーライティングを担当。日本語翻訳リライトのスペシャリスト。2009年からフリーランス。趣味の食べ歩きブログが人気となり『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房)を出版。2014年にAbsolute Londonを立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。

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