マンハッタン・スタイルのバーでイギリス紳士になりきる

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Avenue  アベニュー

古きよきロンドンの紳士文化が残るセント・ジェームズ・エリア。その目抜き通りと言っていいセント・ジェームズ・ストリート沿い、セント・ジェームズ宮殿のすぐそばに佇むゴージャスなレストラン・バーがこちら。通り沿いにはロンドン屈指のジェントルマンズ・クラブや老舗小売店などが点在していて、ふと20世紀初頭の霧のロンドンにタイムスリップしたような、そんな感覚にとらわれてしまうエリアです^^

奥にセント・ジェームズ宮殿が見えます! 左にAvenueの「A」の旗が見えますね ^^

奥にセント・ジェームズ宮殿が見えます! 左にAvenueの「A」の旗が見えますね ^^

壮麗な建物の1階を占める巨大スペースが改装され現在の姿になったのは2014年。インテリアにマンハッタンのロフト・スタイルを取り入れているだけでなく、食事や飲み物もニューヨーク志向をちりばめ、グランド・レストラン&バーとして再オープンしました。

右手に広がるレストラン・スペース。広い! コンテンポラリーにまとめています。

右手に広がるレストラン・スペース。広い! コンテンポラリーにまとめています。

素敵なバー♪ 止まり木に座るのもいいかも。

素敵なバー♪ 止まり木に座るのもいいかも。

食事にも力を入れているとのことだったので、この日はランチ目的で訪れました。2コースで18.50ポンド、3コースで22.50ポンドのお得なランチ・セットがあり、迷わずそちらを選択。4名で下の写真のようなお食事をいただきました。

お味は悪くないです。

お味は悪くないです。2コース18.50ポンドの中でよくがんばってる! パンもセット価格内ですよ。

デザートまでつきますから。

22.50ポンドでデザートまでつきます♪  デザートはどちらも美味しかったです♡

食事のクオリティはセット価格以上でもなければ以下でもない、という仕上がり。驚きがあったり、コスパがすごいといった印象はない代わりに、デイタイムに訪れるならセント・ジェームズ独特の空気を吸いながら友人と積もる話に花を咲かせつつ、ゆったりとした時間を過ごすにはもってこいの空間だと言えます。どちらかというと日が傾き始める時間のほうが雰囲気はあると感じるので、夕方以降、セント・ジェームズ紳士たちがたくさん訪れる時間帯を狙って訪問してみると楽しいのかも ^^

右は

右は天井がガラス張りになったテラス風のテーブル席。

ちなみに「バー・パッケージ」というサービスがあり、8〜10名でそれぞれ200ポンド、または300ポンドの予算でシャンパンやワイン、カクテル、バー・スナックを組み合わせることができるみたいです。ご興味ある方はぜひ上記リンクからチェックしてみてください。

入り口手前はすべて細長いカウンター+ラウンジ・エリアとして利用可能。ソファ席は本当にた〜っぷり贅沢にスペースがとってあるので、隣の席の声をほとんど聞くことなく、自宅にいるような感覚で楽しくリラックスできると思います。セント・ジェームズ界隈でトレンディなおつまみをいただきながら、ちょっと一杯、というときにはぜひ^^

7-9 St James’s Street, London SW1A 1EE

店名Avenue
最寄り駅Green Park / Piccadilly Circus
住所7-9 St James’s Street, London SW1A 1EE
電話番号020 7321 2111
営業時間月〜土 11:30 – 1:00(レストランは22:00まで)日 12:00 – 16:30
URLhttps://www.avenue-restaurant.co.uk
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About Author

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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