Friendでアートを満喫しよう

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cafevisit


朝の出勤時間に電車に乗って何処かへ行く

ということを、私はほとんどしないけれど
先日は久しぶりにそれをした

美術館が時々やってくれるありがたいイベント
「早朝鑑賞」の日だったのです

朝の8時半から10時までのその時間は
Friend(美術館の会員)のみに入館を許される
だから、観光客で混む前に、のんびりとした気持ちで
美術鑑賞ができるのです

空いていて、シーンと静な朝の美術館は、なんという贅沢な空間でしょう!
そして、そういう中で好きな作家の美術作品をゆっくりと楽しむことが出来るなんて

私はなんというシアワセモノでしょう!

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イギリスの美術館、博物館それにオペラ座や有料ガーデンなどでも年間費を
払えば誰でもFriendなることが出来る

Friendになって得をすること

先ずはちょっとオシャレなオリジナルのトートバッグ、などのグッズがもらえる
それから月一回マガジンが送られてきたり
メールマガジンで、いろいろなイベントのお誘いが来たり
そして、入場料の必要な特別展がゲスト1+で、2人分が無料になる
開催中は、何度でも行かれるから、家族や友達と何回も行かれる
特別展は結構高いので、これだけでもすぐに元は取れる

私は会員ではないので、よくわからないけれど
オペラ座のFriendである友人は、バレエダンサーの練習風景を見に行ったり
マチネーの安いチケットで、週一度は必ずオペラやバレエの鑑賞を楽しんでいる
もう一人は、キューガーデンのFriend
子供を連れてしょっちゅう利用しているらしい

ロンドンには、素晴らしい公園が沢山あるけれど
有料公園の意味は大きくて
そこには、美しい公園で散歩やスポーツを楽しんだりするだけではなく
色々興味深いイベントが用意されている

「初心者の為のガーデニングクラス」
「キッチンガーデンを作ろう!」
「カメラを学ぶ」
「早朝の撮影会」
「バードウォッチング」
「ボタニカルアートを学ぶ」1年コースで資格がもらえるのもある
「iPadで描くガーデン!」なんて言うのまである!

Friendだと、これらのワークショップを、割引で受けられる

プロフェッショナルが教える、けれどもお気軽に参加できる
と言う、この様なクラスは
他では中々ないので、毎回人気が高い

私ももう少し近ければ、Friendになりたいけれど
引っ越したこのイーストからだと、結構遠いいな

話を美術館に戻すと…

イベントには先日私が行ったような
早朝や、閉館後の夜の時間に特別観覧出来ることの他に
その時にやっている展覧会に因んでの
有料ワークショップ、又数回にわたってのドローイングなどのクラス等に
Friend価格で参加できる

その他、アーティストのトークショウがあったり
時には、超有名なアーティストのトークもある
ショウにワインが付いていることもあるし…
この夏はビールの会なんかもあった

そうそう!!そういえば!!!

以前エジンバラの美術館で、面白いFriend限定のイベントに参加したことがある

エジンバラで有名なイタリアンレストランがスポンサーになり
「イタリアンルネッサンス絵画を観ながらワインテイスティング」

と言う、それはすっごく美味しい企画だったのです‼︎

まず代表作の作品を一点づつ、丁寧に説明を受けながら鑑賞して
ゆっくりと絵画を楽しむ、そして
第2部、これが皆んなの本命、ワインテイスティング会場へ移動する

ズラリと並んでいる、フレッシュなチーズ、サラミ、オリーブ等ののおつまみと
何種類もある美味しいワイン…

エジンバラの、遅くまで明るい夏の夜のひと時
ちょっとドレスアップして出かける先は美術館
素晴らしい美術品の中で、インテレクチュアルな美味しい時間を過ごす!

なんとなんと贅沢なことでしょう!

そういえば、もう一つ!面白い企画があった!

夜の博物館で、お泊まり!というの

私は残念ながら参加しなかったけれど
それは、確か自然博物館に寝袋持参で泊まりに行くという
すごく楽しそうな企画
恐竜の骸骨を、夜の暗い博物館で寝ながら観ることができるなんて…
ワクワクするね

私が参加して面白いなーと思ったワークショップに
簡単アニメーションを創ろう~!
と言うのがあった

それは、こんな風な工程で進んで行く

1)美術館の特別展の作品の中で一つ好きなものを選ぶ
そこから何かインスパイアーされたことをランダムにドローイングする
2) 1で描いたものを見ながら、何でもいいからストーリーを綴っていく
3) 2から生まれたキャラクターをつくり、それを描いて切り取る
4) 2のあってないようなストーリー?に合わせてキャラクターを少しづつ動かし
写真に撮る、それを繋げてパラパラ漫画のようなアニメにする

この説明、ざっと書いたので良く分からないかもしれないけれど
グループに分かれて、皆でやるので、どんどん面白いものが出来ていった
ワークショップには、アニメーターがいるので、動画処理などは
短いワークショップの中で、ちゃんとやってくれる
だから終わるときには、皆で創った簡単アニメが一本完成する

美術館でのこういうワークショップは
大体がアート初心者の為のものが多いので
暫くアートから離れてしまっている人でも
誰でも気軽に参加できるところが良いと思う
毎日がアートの私も、こういう場所に参加する度に、必ず刺激を受ける
本当に面白い企画がたくさんあるから、参加しないともったいない!

さて、美術館のお楽しみといえばもう一つ…

作品を観る以外に、ミュージアムショップとレストラン、そしてカフェ!がある

どこの美術館でも、ショップには他では見られないような
面白いものが置いてあるから大人気

カフェやレストランも、
天井の高い美術館の中に溶け込んでいるようで私は好き
それと、Friend限定のカフェは、なんといっても空いていて静かでいい

私の美術館日のお楽しみは、広い館内を歩き回って疲れた後に
ミュージアムカフェに座って一休みすること
ちょっとぼーっとしたら
スケッチブックにフレッシュなうちに
インスパイアーされて出てくるものを書き/描き留めておく

コーヒーを飲みながらのんびりとそんな事をするのがとても楽しい
その上その時は何でもなくても
そうやって書いておいたものがある日、何かの役に立つのだから!

コーヒーとスケッチブックは
美術館巡りに無くてはならないものでございます

イギリスは美術館の入館料が無料という、夢のような国
本当に感謝しなければ、と思っている

そして、あちこちでFriendになって、少しでも美術館のサポートが
出来たらいいな、と思っている

さて、今月のマガジンがそろそろ届く頃
今回のお楽しみはなんだろう?
何か面白い企画はあるのかな???

今日もまた、島田カオルはのんびりと
ぶらりとスケッチブック片手に美術館へお散歩です

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【きょうのヒント】
今日のカフェは、簡単!
このピカデリーにある美術館の中庭が、カフェになっている
本当は、美術館内のFriend限定の素敵なカフェにしようと思ったのだけれど
今回はあまりにも気持ちよかったので
誰でも利用できる、夏限定のアルフレスコカフェにした

皆んなも是非Friendになって、早朝の美術館へ行ってみて!
そして、Friendしか入ることの出来ないカフェで
ゆっくりと美術鑑賞の余韻を楽しんで!

【前回のこたえ】
FIX 126
126 Curtain Road, Shoreditch EC2A 3PJ
opening hours: 7:00 – 19:00 Mon-Fri, 8:00 – 19:00 Sat/Sun

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About Author

島田カオル

東京生まれ、ロンドン在住の絵本作家。高校卒業してすぐに渡米。その後、パリ、南仏に暮らし、ロンドンへ。ロンドンでセシルコリン氏に師事、絵や陶芸などを学ぶ。1984年からイギリス人の夫と2人の子供と暮らしながら東京で20年以上イラストレーターとして活躍、その間、「レイジーメイドの不思議な世界」(中経出版)の他、「ある日」「ダダ」「パパのたんじょうび」(架空社)といった絵本を出版。再渡英後はエジンバラに在住後、ロンドンへ。本の表紙、ジャムのラベル、広告、お店の看板絵なども手がけている。現在はロンドンのアトリエに籠って静かに絵を描いたりお話を創る毎日。生み出した代表的なキャラに、レイジーメード、ダイルクロコダイル氏などがいる。あぶそる〜とロンドンにはロンドンのカフェ・イラスト・シリーズを連載。好きなものはお茶、散歩、空想、友達とのお喋り、読書、ワイン、料理、インテリア、自転車、スコーン、海・樹を見ること、旅行、石(特にハート型)、飛行場etc etc...

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