呑気な心意気と愛の粉を振りまく

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cafevisit


遅くなりました!  新年おめでとうございます。
今年も島田カオルのぶらっとカフェビジットを
どうぞよろしくお願いします

今年の初めのカフェビジットですが
このカフェは、出不精な私も好んで時々行くキングスクロス地区にあります

この近辺、その昔
私が結婚をした頃の80年代後半は
まだ恐ろしげな雰囲氣満載の場所でした

1987年の11月には
31人が亡くなり多数の負傷者も出た地下鉄大火災がありました
そんな事もあって
『行きたくない場所、1人では出来たら歩きたくはない
暗い影に包まれている…』
と、私はキングスクロスにそんな印象を持っていました

それが近年キングスクロスは変貌を遂げ
数年前、久しぶりに行った時にはびっくり仰天です!
アートな雰囲氣漂うカッコいい町になっていたのです

アートスクール St Mrtin’s School of Art
がこの町に引っ越して来たり
英国初のイラストーターのためのHouse of Illustrationもあります
ここでは、毎回興味ある展覧会や、様々なワークショップがあり
私も時々、通っています

話は飛ぶけれど、私がロンドンってやっぱりいいなぁと
思う事の1つには、美術館が運営する様々なワークショップ

以前ここでも書いた事があるけれど、目の不自由な人のための
ワークショップに私は勘違いをして参加させてもらった時
美術館内を我が物として使わせてもらう事ができて
とても楽しい体験をした
夜間、静かな美術館をコツコツと音をさせて
歩き回り最後にレクチャーを受けるコースもあったし
エジンバラに暮らしていたときには
美術館とイタリアンレストランがコラボして
イタリアルネッサンスとワインテイスティングの夕べ
なんていう素敵なイベントにも参加した
子供も大人もドキドキワクワクしそうな
夏の夜に寝袋持参で博物館内、恐竜の骨の下でお泊りワークショップや
イラストレーターズハウスで参加した時は、ビアガーデンのように
何列も並んでいる長いテーブルに座ってビールを飲みながら
ワイワイガヤガヤとテーマに沿ってお絵かきごっこをして遊ぶ…

アートギャラリー、美術館、博物館というのは
日常からいとも簡単に別世界へ滑り込む事ができる場所だし
アートの粉は、カッコいい氣を撒き散らす力を持っているから
それを町全体に振り掛けると面白いことになる

キングスクロスがいい感じに変貌しているのは
やっぱり、そこにアートがあって、アートを愛する人たちが
ウロウロしているからなんだと思う

エイっ!と気持ちを入れて
魔法のアート粉を振り掛けると
どんな場所でも、事でも、変貌するってこと
キングスクロスは、それを成し遂げた町だったのです

th_Caravan KX

【粉を振り掛ける】

そう言えば、この言葉を去年私のキャッチコピーで
使おうかと思ったことがありました
それは…

【呑気な心意気と愛の粉を振りまくアーティスト 島田カオル】

っクックック…、ちょっと笑ってしまい
やめたのだけれど
でも、その氣持ちは持っています!

やっぱり、私のテーマはそこだろうな、と思います

愛、ということばを軽々しく使いたくは無いけれど
でも、何と言ってもやはり愛は一番大切なこと

そして私にもっともぴったりとくる言葉が【呑氣】
ピッタリくる、というかこの言葉に私はずっと憧れているのです

3代続いた正真正銘な江戸っ子の父を表す言葉が
ちょっと粋で呑氣だったからかでしょうか…
父はこの言葉の中で生きていたような人でした

おっと、また話がづれてしまいました!

とにかく、愛と呑氣とアートが組み合わさってしまえば
世の中うまくいくんじゃないか…

そんな風に、私は思っていて
今年は、このことばを軸に色々な活動をしていきたいと思っています

どうぞ、2018年もよろしくお願いします!

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【きょうのヒント】
愛とアートの粉を振り撒かれて生まれ変わったキングスクロスのカフェ
元倉庫だったビルだから天井が高くて
インダストリアルな雰囲気の中には
活氣と美味しい匂いが充満している
それでいてなんとも落ち着くんだな〜

このカフェで落ち合って午後を一緒に過ごしたのは
我が女神のあぶそるーとロンドンの編集長と
ロンドンでピカイチ光っている日本人ギタリストHide Takemoto

私達3人は、幾つか共通点がある
書いたり創ったり想像することに情熱を持っていて
コーヒーが好きで、カフェビジットが好き…
2018年は、3人トリオでロンドンカフェ探索を一緒に
しようよ!なんて、話をしているの

楽しみ!

【前回のこたえ】
Victoria & Albert Museum 
Cromwell Road, London SW7 2RL

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About Author

島田カオル

東京生まれ、ロンドン在住の絵本作家。高校卒業してすぐに渡米。その後、パリ、南仏に暮らし、ロンドンへ。ロンドンでセシルコリン氏に師事、絵や陶芸などを学ぶ。1984年からイギリス人の夫と2人の子供と暮らしながら東京で20年以上イラストレーターとして活躍、その間、「レイジーメイドの不思議な世界」(中経出版)の他、「ある日」「ダダ」「パパのたんじょうび」(架空社)といった絵本を出版。再渡英後はエジンバラに在住後、ロンドンへ。本の表紙、ジャムのラベル、広告、お店の看板絵なども手がけている。現在はロンドンのアトリエに籠って静かに絵を描いたりお話を創る毎日。生み出した代表的なキャラに、レイジーメード、ダイルクロコダイル氏などがいる。あぶそる〜とロンドンにはロンドンのカフェ・イラスト・シリーズを連載。好きなものはお茶、散歩、空想、友達とのお喋り、読書、ワイン、料理、インテリア、自転車、スコーン、海・樹を見ること、旅行、石(特にハート型)、飛行場etc etc...

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