人生の新冒険を始める

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cafevisit

カフェビジット復活宣言してから、また間が空いてしまいました

東京を出て、コペンハーゲンにきて、ロンドンに戻り、再び
コペンハーゲンに戻ったあと、遅れていたポストカードプロジェクトの
作業をして、引っ越しの色々雑用があって
後回しにしていたeBook完成のお知らせを皆様に送って… という
溜まっていた仕事、雑用に追われて
本当に、カフェビジットして、ゆっくりする時間が取れなかったのです…

と、あ~

また言い訳をしてしまった
出来ない言い訳をする事は、全くもって良くないことです!
そう、いつも思うのだけれど、つい書いてしまった、ごめんなさい

そして、時が少し経ち

やっと少し落ち着き、ホッとしたところで
久しぶりにカフェハンティングをしました

コペンハーゲンで歩いていてカフェを探すのは
難しくありません

「あ、ここに今度来てみよう」
と、思わず呟いてしまう、入りたくなるカフェが目に止まります
あちらにも、こちらにも…

それでも、カフェハント上級者?を自負する私は
こだわりを持って、カフェを選びたいと、思っています

と、豪語したにもかかわらず…

朝からロウソクがテーブルに置いてあって
内装も素敵で、座っている人も素敵で、大満足!と思って会計をするときに
訊いてみたら「ここはチェーン店なのよ!」と、言われてしまって
びっくりしたこともありました。
コペンハーゲン新参者には、そんな基本的なことも氣がつかないほど
そこは素敵なカフェだったのです
いや、ホント、あの【朝からロウソクの灯り】に迎えられてしまって
私はすっかり氣持ちよくなっていたのです

何はともあれ、コペンハーゲンでは、カフェ探しで困ることは
どうやらなさそうです

Copenhagen1

さて、引っ越してきて、丁度1ヶ月が経ったのだけれど
この間に、私はまた引きこもって、街を歩き回るでもなく
溜まっていた仕事を片付けていた訳でありまして…

つまり、コペンハーゲンについて、あまり書くことが出来ません

そんな中で思ったことを、今回は少し書き出してみようかと思っています

まずは、コペンハーゲン人、尋常じゃない!から

なんと、寒さに強いことでしょう

さすが北国の人です
まだ日の上がらない真っ暗な朝、北風が吹こうが
雨が降ろうが、そんなことはへっちゃらなのでしょう
自転車に乗って冷たい風を切って、どんどん通勤しています

また、先日水辺に沿って散歩をしている時です
岸辺にいた数人の男女が、服を脱ぎ始め、水着になったと思ったら
水の中へ飛び込んだのです!
その日は、風はありませんでしたけれど
どんよりした灰色の雲が空を覆い、時々小雨もふっていた午後でした
私は、分厚いシープスキンのロングコートにブーツなのに…
びっくり仰天した私は、
思わずレンズを向けて写真を撮ってしまいました
彼らは、寒そうだったけれど、にっこりして笑みを返してくれました

また別の日のこと、我が家から少し先にある橋を渡って
反対側の水辺を歩いた時、いくつかのコンテナがあることに氣がつきました
普通の、小さなコンテナが3つ4つ並んでいたので
よくあるカフェやサンドイッチ屋さんだけど、今日は閉まっているのかしら?
と思いながらコンテナの横を通ったとき、突然目の前のドアが開き
中から水着の人が出て来ました
その人は、前の湾にプールとして囲ってあるところへ
手をストレッチしながら悠々と向かい、水に飛び込み、泳いぎ始めました

びっくりした私がコンテナの壁を見ると
なるほど!そこには【サウナ】と言う文字が…
小さな窓から中を覗くと
狭いコンテナの中には沢山の男女が座って汗をかいていました
会員になれば、誰でも使用できるそうです

ロンドンでは、クリスマスの次の日にハイドパークの池で泳ぐ人達ががいますが
多分、あれは、北欧出身の人が、祖国が恋しく懐かしく思い
始めた慣習に違いない、と私は思ったのですが、どうなのでしょう?

さて、新しいコペンハーゲンでの生活をもっと楽しむにはやはり
必要なことがあります。それは言葉
来年になったら、デンマーク語を勉強しなければいけないと思っています
英語がどこでも通じる国だけど、そこに甘んじていては
visaを頂いて住まわせてもらうのに、申し訳ない、と言うことです
やはり、最低限の言葉を理解しなければ…

それにしても、デンマーク語は読むのが難しい
子音が多くて、発音ができません
先日タクシーに乗って家に帰ろうとした時、私は
自分の住んでいる住所をうまく発音できず、英語でここに行ってください
と言いながら、住所の書いてある紙をドライバーに見せました
観光客なら、仕方がありません
しかし暮らすとなったら、まず自分の住所ぐらい
発音できるようにならなければ!

スーパーマーケットでは、どこの国でも同じように
パックに入っているものを買うので、何も困ることはないのですが
たまに量り売りで買う時に、欲しい野菜や果物の名前を知らないと
セルフサービスができないことがあります
また、添加物のチェックができないことも
少々氣になるところです

私の人生の中でデンマーク語を習う、と言うのは
本当に、全く考えもしないことでした
こちらへ引っ越すことが決まった時も
「デンマーク語か~、難しそう、勉強したくないな…」と思っていました
どうしても、モチベーションが上がらなかったのです

でも、先日フット耳にしたデンマーク語が
「あら、ちょっとカッコいいじゃない」
と、初めて感じ、それでカッコいいもの好きの私は
「久しぶりに学校へ行ってみるのもいいか…」
と、氣持ちがちょっぴり変わって来たのです

またこの街に友達が一人もいない、と言うのも寂しいもの
学校へ行けば、外国人であっても、友達ができそうだし…

と、そんなふうに思っていた先日、朝出かける時に乗った
自宅のマンションのエレベーターの中で挨拶をした女性と
偶然その日の午後、玄関で2回目の出会いをし、少し話をしました

パレスチナ人の作家であり歴史家であり旅行家である、と言う彼女は
「このまま私の所へちょっといらっしゃいよ!」
と、すぐにお茶に招待してくれ、買い物帰りの私は
そのままエレベーターで上階の彼女の家へと上がりました

デンマークでパレスチナ人との出会い
これもまたまた予想外、なかなか興味深い出来事じゃございませんか!

地球上でパレスチナの問題は、大きな問題です
しかし、私は宗教がらみのこの問題はよくわからないし
興味がないことはなかったのですが、複雑そうだし
そんなんで、私の本棚に置いてある「アメリカとパレスチナ問題」
と言うタイトル本は積ん読、長い間手を伸ばすことがありませんでした

そんなパレスチナに、デンマークに引越ししたと思ったら
同時に出会ってしまいました

興味のなかったデンマーク語とデンマークの国のこと
そして避けていたパレスチナが
私のところに揃って飛び込んできてしまいました

今まで、関係のなかったことと、接点が出来ると
こんなにも、氣持ちが変わる、と言うことに
久しぶりに氣がついた出来事です

新しいところに暮らし、新しい人に出会うと世界は新しく広がり
今まで氣がつかなかったこと、氣にならなかったことに
目が向き始めるのです

息子たちの教育のために、スコットランドと行き来し始めたのが
ちょうど十数年前でした
その間に慣れてしまい、感度が鈍り
あの素晴らしいロンドンで暮らすことさえ
普通の事に感じていた毎日でした

デンマークは、ヨーロッパの国だし、生活レベルも
イギリスと変わらないのだから、言葉以外、それほど
違和感を感じることはないだろう、と勝手に思い込んで乗り込んだ国でしたが
イギリスとは大違い!びっくりすること、感動することなどなどが
私の毎日の生活の中で、いろいろ目に入って来ます

私の心に再び10年前と同じ氣持ちが入って来て
身の回りにあるものが新鮮で
日常の中に驚きがいくつも潜んでいる生活が戻って来ました

なんだかちょっぴり若くなったような氣がします

つい忘れてしまうことだけれど
【人生は冒険である】と言うことに
新しい国で暮らし始めて、また思い出しました

久しぶりに感じた、この氣持ちをうんと大切にして
これからの人生を楽しんでいこう!

新年を前に、こんなことを思っています

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言い訳が続いている、相変わらずの私ですが
2019年からは、暫くの間コペンハーゲンのカフェを中心に
ロンドンと、そして旅先で訪れたカフェから送りますので
あぶそるーとロンドン【島田カオルのぶらっとカフェビジット】を
来年もどうぞよろしくお願いします!

みなさま、良いお年をお迎え下さい

Merry Christmas & A very Happy New Year 2019!!!

カオル

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 【きょうのヒント】
朝からロウソクがテーブルに置いてあって
内装も素敵で、座っている人も素敵なカフェ。
でもチェーン店なの!
【前回のこたえ】
CITYBAKERY.DK
Nørregade 13A, 3390 Hundested, Denmark
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About Author

島田カオル

東京生まれ、ロンドン在住の絵本作家。高校卒業してすぐに渡米。その後、パリ、南仏に暮らし、ロンドンへ。ロンドンでセシルコリン氏に師事、絵や陶芸などを学ぶ。1984年からイギリス人の夫と2人の子供と暮らしながら東京で20年以上イラストレーターとして活躍、その間、「レイジーメイドの不思議な世界」(中経出版)の他、「ある日」「ダダ」「パパのたんじょうび」(架空社)といった絵本を出版。再渡英後はエジンバラに在住後、ロンドンへ。本の表紙、ジャムのラベル、広告、お店の看板絵なども手がけている。現在はロンドンのアトリエに籠って静かに絵を描いたりお話を創る毎日。生み出した代表的なキャラに、レイジーメード、ダイルクロコダイル氏などがいる。あぶそる〜とロンドンにはロンドンのカフェ・イラスト・シリーズを連載。好きなものはお茶、散歩、空想、友達とのお喋り、読書、ワイン、料理、インテリア、自転車、スコーン、海・樹を見ること、旅行、石(特にハート型)、飛行場etc etc...

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