遥か上空に思いを馳せるゲーム

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cafevisit


夜の9時45分にコペンハーゲン上空を通過するJal便を見上げながら
私達はちょっと遅い夕食を食べました。

私と夫の共通の趣味の一つが、上空を行き交う飛行機の出発と行き先当てごっこ。
飛行機が大好きな夫がそのiPhoneアプリで10000メートル上空を飛ぶ
小さな白い飛行機を見上げながら
「あれ、どこへ向かっているか知ってる?」
なんて、訊くのですが、初めは全然わからなくて
当てずっぽうで答えていました。

でも回を重ねるごとに
「あのあたりで左へ旋回するのは、日本方面へ行く飛行機だ」とか
「あれは、スペインの方へ向かっているに違いない…」
なんてことを言い始め、そしてそれが当たるようになってきたのです!

時間によって、飛んでいる飛行機はだいたい決まっているから
夜ご飯を食べる頃に飛ぶ飛行機は、だいたいいつも同じ。
そんなんで、夜ご飯の時のこのゲームの勝率は、結構高い。

「またチェックしているの?」

などと、初めは思っていたのだけれど
これは、結構面白いゲームなのです。
私も見事にハマってしまいました。

ヒースロー以外にもガトウィックやシティーエアーポートなどがあるロンドン上空では
大概見上げた空のどこかで飛行機が飛んでいます。

だから、ロンドン、このゲーム、最適です!

そして、コペンハーゲンに引っ越して来た今、さすがにロンドンほどは
飛んでいないのだけれど、ロンドン行き、と言うのが結構コペンハーゲン上空を通過するのです。
東京や香港、上海から飛んで来る便が夕飯を食べている頃に通過していくのを見つけた時
「数時間でロンドンに到着だ、今頃、ご飯食べている頃かな?」
なんて想像するのは面白い。

地上から、遥か上空を飛ぶ飛行機が
スウェーデンからアフリカへ向かっている、と知った時は
本当に、私までが冒険者のような氣分になってしまう。

そんなんで、いつの間にか、MyiPhoneにもそのアプリが入っていた
そして、夫がいない一人の時にも私は時々、空を見上げて
飛行機の行く先を調べ、
そこに搭乗している人々の生活のことなども想像して楽しんでいる。

さて、今回のカフェは、地上から遠く離れてはいないけれど、
少しだけ空に近い場所にあります。
コペンハーゲンの街を少し上から覗ける、
そんないつもとは違うカフェなのです。

その窓からは、屋根が見渡せます。
煙突ががたくさんある屋根が見えるのです。

Copenhagen4

このカフェに座って想い出したのが、グラスゴーにあるThe Light House。
これは、デザイン+建築のミュージアム。
6階には、Viewing Platformという壁一面窓で、グラスゴーの屋根が見渡せる、
本当に素晴らしいスポットがありました。
私はその景色が大好きで、少しの間グラスゴーに暮らしていた時、
時々その窓辺に立って煙突のたくさん見える屋根のスケッチをしていました。
普通の屋根よりも、ちょっと高いぐらいのところから遠くまで見渡せる

煙突煙突煙突煙突煙突屋根屋根屋根屋根… の景色は圧巻です。

コペンハーゲンのカフェの窓から見える景色は、もう少し高いところからだけど
それでも、なかなか面白い景色です。

ランチタイムを避けて、午後の時間に行ってみて。
そして、コペンハーゲンの街並みを、お茶を飲みながら上から眺めることができる
素敵な窓際のテーブルがあるので、そこを是非狙ってね!

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【きょうのヒント】
ヒントは、コペンハーゲンの一番古くて、大きなお店。

【前回のこたえ】
Gro Spiseri 
4 Æbeløgade, København 2100, Denmark

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About Author

島田カオル

東京生まれ、ロンドン在住の絵本作家。高校卒業してすぐに渡米。その後、パリ、南仏に暮らし、ロンドンへ。ロンドンでセシルコリン氏に師事、絵や陶芸などを学ぶ。1984年からイギリス人の夫と2人の子供と暮らしながら東京で20年以上イラストレーターとして活躍、その間、「レイジーメイドの不思議な世界」(中経出版)の他、「ある日」「ダダ」「パパのたんじょうび」(架空社)といった絵本を出版。再渡英後はエジンバラに在住後、ロンドンへ。本の表紙、ジャムのラベル、広告、お店の看板絵なども手がけている。現在はロンドンのアトリエに籠って静かに絵を描いたりお話を創る毎日。生み出した代表的なキャラに、レイジーメード、ダイルクロコダイル氏などがいる。あぶそる〜とロンドンにはロンドンのカフェ・イラスト・シリーズを連載。好きなものはお茶、散歩、空想、友達とのお喋り、読書、ワイン、料理、インテリア、自転車、スコーン、海・樹を見ること、旅行、石(特にハート型)、飛行場etc etc...

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