英国がもっとも輝く季節が到来しようとしています。フェスティバルの季節、ライブ音楽のシーズンです!
瑞々しい季節にふさわしく、詩情あふれるジャズピアノで観衆を魅了し、すでに日本で大活躍されている新世代ピアニスト・栗林すみれさん、そして日本ジャズ界の重鎮であり、ぴったりとすみれピアノをサポートするベーシスト・金澤英明さんのジャズデュオが、Hoxton Hallにて6月6日(水)にUKデビュー・コンサートを開きます!
栗林すみれさんは今、いちばん勢いにのっている日本のジャズピアニスト。つい先日、3月21日に3rdアルバム『光彩〜Pieces of Color』を発売されたばかりですが、この4月25日に4thアルバム『The Story Behind』をリリース! これは、これまでの活動を集大成するWリリース企画なのだとか ^^
『光彩〜Pieces of Color』は自身初となる全曲自作のアンサンブル作品で、最大3管に加えてマリンバやヴォイスも取り入れた編成でカラフルにビビッドに音色を表現。国内外の実力派の演奏家が集結し、それぞれが豊かな情感を描き出しています。一方、4 枚目の『The Story Behind』は作曲家・栗林すみれの瑞々しい世界を表現するデュオ&トリオによる小編成。デビュー当時から「リリシズム」が宿ると言われる彼女の鮮やかな楽曲世界観を改めて感じられる抒情ふれる仕上がりになっているそうです♪♪♪
一方、金澤英明さんと言えば1970年代から国内外で活躍しているトップベーシスト。燻し銀のウッドベースが瑞々しいピアノにからまり・・・このお二人はデュオとして長らく活動されているみたいで、『二重奏』という作品を発見! Amazonのレビューが素晴らしくて思わず読み込んでしまいました。
こちらの動画、ぜひぜひご覧になってみてください:
https://www.youtube.com/watch?v=8LOiXRBjPNU
6月6日(水)のUKデビュー・コンサートは、Yokohama Calling 主宰。日英のアーティストたちの国境を超えた活動を応援し、文化交流、コミュニケーションの活性化をはかることを目的としたイベントの一環です。
Yokohama Callingについてはこちら:
http://www.yokohama-calling.org
ということは、もちろんローカル・ミュージシャンも参加! どんな面々かって? これがやっぱり一流どころなんですね。サキソフォンには作曲家・編曲家・プロデューサーでもあるJason Yarde / ジェイソン・ヤード=オールマイティなジャンルで活躍するマルチ・タレント ^^ この動画の音がなんかすごい。
そしてドラムは数々の世界的ミュージシャンとの共演で知られるMark Mondesir / マーク・モンデサー♪ まさにドラムを叩くために生まれてきたようなマークのリズムですみれさんのピアノもさらに生き生きするのかと思うと、今からワクワクです♡
というわけで、もしもあなたが・・・キース・ジャレットをお好きなら、このコンサート、来てみる価値あり、ですよ ^^ 6月6日、Hoxton Hallでお会いしましょう。
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Sumire Kuribayashi & Friends: Yokohama Calling
栗林すみれ+金澤英明
UKデビュー・コンサート
☆日時:2018年6月6日(水)
☆会場:Hoxton Hall, 130 Hoxton Street, London N1 6SH
(最寄駅:Hoxton / Old Street)
☆会場サイト:https://www.hoxtonhall.co.uk
☆チケット料金:18ポンド
☆チケット予約はこちら!
https://www.hoxtonhall.co.uk/event/sumire-kuribayashi-friends-yokohama-calling/
★栗林すみれ ピアニスト
大学のジャズ&ポップス・コース在学中から首都圏のジャズクラブ、 地方のライブハウスやホールで年間約60本以上のライブ演奏を経験。2004年、栗林すみれトリオとしてJAZZ AUDITORIA(ジャズ・オーディトリア)にてオープニング・アクトを飾り、その後3回にわたってブルーノート東京に出演。同年、大西順子、松永貴志等をプロデュースした行方均プロデュースで「Somethin’ Cool」レーベルからデビュー。1stアルバム「TOYS 」がジャズライフ、ジャズジャパンなどに取り上げられ、2014年ディスクグランプリ・ニュースター賞受賞。2015年10月には早くも2ndアルバム「Travellin」をリリースし、好評を博す。2017年、日本ジャズ界の重鎮、金澤英明との双頭リーダー作「二重奏」をローヴィングスピリッツから発売。2018年、総勢11名参加のアンサンブル作品とピアノトリオ作品を二ヵ月に渡りリリース。「ジャズライフ」誌では同年4月に発売された3枚目のアルバム「Pieces of Color」が表紙、巻頭特集でとりあげられる。溝口肇のジャズアルバムへの参加や、NHK BSプレミアム『美の壺』でオリジナル曲が使用されるなど作曲やアレンジ方面の才能も発揮している。先人への敬意と幅広い音楽性の融合から紡ぎだされるオリジナル曲とインプロヴィゼーションは、新たな世界を切り開きながらも心地よく、多くの聴衆の心を掴んでいる。
公式サイト:sumirekuribayashi.tumblr.com
★金澤英明 ベーシスト
1977年から辛島文雄トリオでピットイン、新宿タロー等に出演。以後、板橋文夫、本田竹廣、ジョージ大塚等の人気グループで活動。1990年代、渡辺貞夫、HERMAN FOSTER、日野皓正、DUKE JORDAN、近藤房之助、日野元彦、HANK JONES、佐渡裕、阿川泰子等と共演、レコーディングするなど国内外を問わず多方面にわたって活躍する。2000年から9年にわたって日野皓正QUINTETの重鎮として活動。また近藤房之助などジャズ以外のジャンルのミュージシャンとも活動し小島良喜(p)、鶴谷智生(ds)と「コジカナツル」を結成。またリーダー・アルバムも精力的に制作。若手ミュージシャンの育成にも精力的に取り組み、デビューにも関わる。現在、ソロ活動の他、Boys、コジカナヤマ、ジャズ、ブルース、クラッシックと幅広いジャンルの音楽家と親交を深め、また最近では小学校で子どもたちのためにコンサートを開き、中学生のBIG BANDの指導にあたるなど、精力的に音楽の活動を展開している。
公式サイト:kanabass.web.fc2.com