ハービー・山口 写真展「反逆の叫び」 → 10月11日まで

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【8月31日追記】下記イベント、好評につき10月11日まで延長されました!

1970年代の斜に構えたパンクなロンドンを、その目で目撃してきた日本人写真家、ハービー山口さんの写真展が、クラーケンウェルのポスター・ギャラリーBamalamaで6月18日から始まっています!

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©Herbie Yamaguchi

「ロンドンは写真家としての自分を育てた場所」とハービーさん。当時のロンドン・カルチャーは勢いがあり、撮られるべきものがわんさとあった。若者たちは社会に反逆し、自己を声高く叫び、自由を謳歌していた。ハービーさんはロンドンという街に貪欲に向き合い、同時代の空気を自然に吸収した・・・そんな研ぎ澄まされた息づかいが、まさに聞こえてきそうな展覧会です ^^

ちなみに冒頭の写真はThe Clashのジョー・ストラマー。ハービーさんが駆け出しだった頃にばったり地下鉄車両で出会い、写真を撮らせてくれないかと問うと、”You can click away of whatever you want, That’s Punk” (自分が撮りたいものを撮ればいいのさ。それがパンクだ)と答えたのだとか。カッコいい!!♡

私にとっては、実は昨年の『ロンドンでしたい100のこと』取材中にBamalamaを訪れ、そこでオーナーのジョンさんから当展覧会のことを聞いていて、とても楽しみにしていた展覧会でもあります。ジョンさんのオタクぶりも楽しいお店です ^^

8月末まで絶賛展示中。パンク・ムーブメントやブリティッシュ・ロックに興味ある方は、ぜひぜひお運びください♪ Bamalamaのポスター・コレクションもすごいよ!

ハービー・山口  HERBIE TAMAGUCHI
東京都出身。1973年に渡英、ロンドンで過ごした10年の間にパンクロックやニューウエーブのムーブメントに遭遇。デビュー前のボーイ・ジョージとルームシェアをするなどロンドンの最もエキサイティングだった時代を体験した。その中から生まれたロンドンの写真が高く評価され、
帰国後も福山雅治など国内アーティストとのコラボレーションをしながら常に市井の人々にカメラを向け続けている。「人間の希望を撮る」「人が人を好きになる様な写真を撮る」というテーマは、中学時代から現在に至るまでぶれることなく進行中。
写真発表の傍ら、エッセイ執筆、ラジオ、テレビのパーソナリティーとしても活動し、布袋寅泰のプロジェクト「ギタリズム」では作詞家として参加している。オフィシャル・ウェブサイト:www.herbie-yamaguchi.com

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©Herbie Yamaguchi

HERBIE YAMAGUCHI「REBELLION YELL」
 ++++ 2018.6.18 – 8.31 ++++

会場:BAMALAMA POSTER GALLERY
55 Leather Lane, London EC1N 7TJ
オープン時間:月〜金 12:00 – 18:00
Tel: 020 7404 6512
www.bamalamaposters.co.uk

※6月21日は18:00 – 21:00までオープニング・レセプションで、ハービー・山口さんご本人が来場されています。

 

yamaguchi

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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