【London Jazz Festival】May Inoue & Friends → 11月25日

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ちょっと信じられないようなジャズ・ラインナップのお知らせ。ロンドンでこのライブを見られること自体、奇跡に近いかも・・・。

毎年11月はロンドン・ジャズ・フェスティバルの季節。ロンドン各所で素晴らしいライブが繰り広げられジャズ・ファンを喜ばせますが、今年は日本から若干27歳の天才ジャズ・ギタリスト、井上銘さんが来英し、これまた現地の超ベテラン・ジャズメンたちとオンリーワン・ナイトを創り上げます!

井上銘さんは、日本のジャズ界で今、もっとも注目されている若手ジャズ・ギタリスト。20歳でメジャー・デビューし、すでにご自身の名前で3枚のアルバムをリリースしている人気者なのです♡ すでに「日本ジャズの若き至宝」とまで称される理由は、15歳からギターを始めて高校時代に日本ジャズ界の重鎮、鈴木勲氏に見出されて以来、あっという間にプロになった天才肌の実力と音楽的な視野の広さや力強いビジョンにあります。

昨年発表した3枚目のアルバム『Stereo Champ』は、自身がリーダーを務めるプロジェクト、May Inoue Stereo Champ名義で出した意欲作! 前2作と同様、専門家から高評価を得ているだけでなく、ジャズに馴染みのない世代にも広くアピールするユニバーサルな魅力にはコンポーザーとしての煌めきが見て取れます。

こちらの動画をご覧になってみてください♪

今回、ロンドン公演が実現した経緯には、今年春に栗林すみれ+金澤英明の二重奏デュオのロンドン・デビュー・コンサートを企画したプロデューサー、Yokohama Callingの存在があります。Yokohama Callingは日英のアーティストたちの国境を超えた活動を応援し、文化交流、コミュニケーションの活性化をはかることを目的としたプロデューサーで、今回も彼らが主宰するイベント。大成功をおさめたホクストン・ホールでの熱気が蘇りますね ^^

Yokohama Callingについてはこちら:
http://www.yokohama-calling.org

Yokohama Callingがプロデュースするってことは、現地ミュージシャンのレベルが半端なく高いってことなんですよね ^^  今回、銘さんと共演するそうそうたるミュージシャン達は♡

Jason Rebello: keys   http://ccgi.rebello.plus.com/main/
Jay Phelps: trumpet  http://ukvibe.org/interviews/2015-interviews/jay-phelps/
Kaz Rodriguez: drums https://zildjian.com/artists/kaz-rodriguez
Davide Mantovani: bass  http://www.davidemantovani.net

東西の名手達が運命の出会いを果たし、一期一会の舞台を創り上げる、このレアなライブは絶対見逃せない!!!!

井上銘 May Inoue プロフィール
1130_1524_may_inoue1991年5月14日生まれ。神奈川県川崎市出身。15才の頃にギターをはじめ、高校在学中にプロキャリアをスタート。2011年10月EMI Music Japanよりメジャーデビューアルバム「ファースト・トレイン」を発表。2012年1月に同作で「NISSAN PRESENTS JAZZ JAPAN AWARD 2011」アルバム・オブ・ザ・イヤー(ニュースター部門)を受賞。2012年9月よりフルスカラシップ生として米バークリー音楽大学に留学。退学後、NYに滞在しライブ活動の後、2014年6月に帰国。2013年11月にUniversal Musicより2ndアルバム「ウェイティング・フォー・サンライズ」を発売。2016年4月、渡辺香津美氏のギター生活45周年のアルバム「Guitar Is Beautiful KW45」に参加。同年4月、同年代の精鋭ミュージシャン達とのPOPSユニット「CRCK/LCKS(クラックラックス)」でアルバム「CRCK/LCKS」をリリース。6月にはブルーノート東京で世界最高峰のジャズ・ギタリスト、カート・ローゼンウィンケルと共演した。2017年6月に3rdアルバム「Stereo Champ」を発売。最も信頼を寄せる気鋭ミュージシャンと共にボーダーレスな音を創造し続けている。
★公式ブログ https://ameblo.jp/may-inoue
ユニバーサル・ミュージックのアーティスト・ページ
https://www.universal-music.co.jp/inoue-may/

MAY INOUE & FRIENDS London Concert 
—— 井上銘&フレンズ ロンドン・コンサート —–
★日時:2018年11月25日(日)19:30開場
★会場:The Cockpit  https://www.thecockpit.org.uk/your_visit
https://www.thecockpit.org.uk/show/may_inoue_and_friends_yokohama_calling
最寄駅:Edgware Road / Marylebone
★チケット:15ポンド(学生・シニア 12ポンド)
予約:https://www.thecockpit.org.uk/show/may_inoue_and_friends_yokohama_calling

詳細はこちら:
http://www.yokohama-calling.org/may-inoue-heads-a-stellar-band-in-debut-london-concert/

そして実は・・・すでに、すごい奇跡が起こっています。25日に先立つ24日夜、ジャズ・ベニューの王様、ロニー・スコッツで銘さんが演奏することになったそうです! 彼がオープニングを飾るのは、ジャズ・ギターの大御所マイク・スターンさんのステージ。そして・・・ここがすごいんですが、井上銘さんがツェッペリン・ファンのロック少年だった15歳の頃、父に連れられブルーノート東京であったマイク・スターンさんのステージを観て衝撃を受けたことがきっかけとなり、ジャズ・ギターに転向したという逸話があり、つまり、マイクさんは銘さんにとって最大のギター・ヒーローなんですよね。そんな彼のステージのオープニングを務めることになったという事実。運命的です!  もちろんそこはYokohama Callingのプロデュース力でもあるわけですが。24日のロニー・スコッツのチケットはすでに売り切れですが・・素敵なエピソードなので綴ってみました ^^  銘さんのステージ、楽しみ〜♡

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岡山県倉敷市出身。ロンドンを拠点に活動するライター、編集者。東京の文芸系出版社勤務、雑誌編集・ライターを経て、1998年渡英。英系制作会社にて数多くの日本語プロジェクトに関わった後、2009年からフリーランス、各種媒体に寄稿中。2014年にイギリス情報サイト「あぶそる~とロンドン」を立ち上げ、編集長として「美食都市ロンドン」の普及にいそしむかたわら、オルタナティブな生活、人間の可能性について模索中。著書に『歩いてまわる小さなロンドン』(大和書房) 『ロンドンでしたい100のこと』『イギリスの飾らないのに豊かな暮らし 365日』『コッツウォルズ』(自由国民社)。NHK文化センター名古屋教室「江國まゆのイギリス便り」講師。MUSIC BIRDのラジオ番組「ガウラジ」に月一でゲスト出演。チャネリングをベースとしたヒーラー「エウリーナ」としても活動中(保江邦夫氏との共著『シリウス宇宙連合アシュター司令官 vs.保江邦夫緊急指令対談』もある)。Instagram: @ekumayu

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