テレビで紹介された話

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2017年末に、読売テレビ「グッと!地球便」と言う番組に出演しました。:-)
動画がこちらで観られるので、興味ある方はぜひチェックしてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=b_ov9PXFIfk

大まかに言うと、僕が自分のやりたいことを追いかけて、どうやって多くの皆さんに助けられながら今の自分を確立したかという内容です。

もちろん僕は英国在住のためリアルタイムで番組は見れなかったのですが、中学校の同級生の奥さんがたまたま予告編を見て「絶叫してた」と連絡をくれたり、ロンドンでは見知らぬ人に声をかけられたりと、「やっぱりテレビは凄いなぁ」と実感しています。

敏腕ディレクターの橋本さん、スタッフの皆さんのお陰で収録は全てスムーズに和やかに終わりました。
移動はタクシー、食事はレストランでご馳走してもらい、doggy bag [=お持ち帰り袋]を「ご家族に」と持たせてもらい、ロンドン観光までさせて頂き(さやかさん、ありがとうございました!)、至れり尽くせりの4日半でした。:-)

そもそもなぜテレビに出る事になったのかと言うと、何度か共演している歌手のMIOUさんに紹介して頂いたメイクアップアーティストのmegumi matsunoさんが、ご友人に僕の事を話してくれた事が始まりでした。

そこから読売テレビの担当者さんに繋がり、最終的にディレクターさんである橋本さんから「コンサートの日にむけて数日取材をさせて下さい」とオファーが来ました。

4日半の取材で、「2時間分位撮れましたw」「編集が大変ですw」と嬉しいコメントを頂きました。:-)
収録後も日本から「ご実家での収録が無事に終わりました」「CD、ぐっさんにお渡ししておきましたよ!」とわざわざ電話で連絡して頂きました…。:-)

と言う訳で、使われなかった裏話を色々と…。

イギリスは複雑な背景から比較的 child protection [=青少年保護] の意識が高い為、僕が教えている学校や子供達の学校ではまず許可を得てからの撮影となりました。子供の学校の校長先生は全校生徒の親に手紙を書いてくれ、スタッフさんには「児童の顔が写っている場合は事前に見せて欲しい」「SNS上での配布はくれぐれもしないようにしてほしい」など、細かな約束事や手続の説明までしてくれました…が、結局手続きがややこしすぎてカットw

食事、お弁当の準備や掃除、洗濯物をたたんでいるシーンもあったのですが、服のたたみ方がこんまりさんのたたみ方そのまんまだった為カットw

地元のインドカレー屋さんで演奏・食事・インタビューなどたっぷり撮って頂いたのですが、こちらもシェフのおっちゃんがお店の話をし過ぎてカット(面白いお話だったのでいずれしっかり書きたいなと思っています)。w

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head chef [=料理長] のアヴドゥルさんの手によるカレーはどれもハズレ無しで美味しいです。:-)

奥さんと出会った場所で、貧乏学生時代に何も言わずにお寿司を食べさせて下さった寿司若の大将、友人達ともお店で昔話をし、大いに盛り上がったのですがこちらもお店自体が盛り上がり過ぎて雑音が入り過ぎてカットw

地下鉄での移動のシーンでは、昔していたbusking [バスキング=大道芸の事。よく知られているロンドンの地下鉄のbusker (バスカー=大道芸人?)は殆どがミュージシャン] の話をしましたが、こちらはマイクにトラブルがありカットw

家族での食事前に、持病のI型糖尿病の為インシュリンの注射をしているところ等も、「同じ病気の方を勇気付けられるかも知れないので」と撮影して頂いたのですが、食事中に関西弁を指摘してきた息子を批判するシーンの方がはるかに笑えるのでカットw

コンサートではサポートとしてロンドンで活躍するLBL (Little Boy Lost) 、津軽三味線奏者の一川響さんの演奏やインタビュー、ヘアスタイリストのせつ子さんのお話やスタイリングのシーンも著作権などなどの問題でカット。

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LBLの3人。僕のお気に入りはSilhouettes と言う曲で、ヴォーカルの Alexさんには歌のレッスンもして頂いています。:-)

カフェでディレクターの橋本さん、スタッフの皆さんとたまたま橋本さんの誕生日だったという事で皆んなで食事をしました。ケーキを食べて濃いコーヒーを飲んで楽しくしているところは楽しいだけなのでカットw

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多分 High Barnet の住民以外は誰も知らないカフェ。イタリアン・コーヒーと新鮮なケーキ、軽食が楽しめます。

両親からの届け物「おじいさんの最期のスケッチブック」と一緒に届けてもらった自家製のお味噌を見て喜んでるところもカット、お母さんからの手紙に「糖尿病をかかえたまま海外で初めて一人暮らしをすると聞いた時は恐怖でした」と書かれていて、涙と鼻水が出過ぎ、ティッシュが無くてカットw

京都の実家での撮影時も、おそらくお父さんが親父ギャグとかマジックショーした箇所は全部カットw

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末代まで自慢します。:-D

と言う訳で、CDならグレイテスト・ヒッツ的な仕上がりにして頂きました。皆さん、ありがとうございました! 🙂

番組でも紹介して頂いたCDはこちらです↓
Hidè Takemoto オフィシャル・ショップ
iTunes Store (iTunes ダウンロードサイト)
SPOTIFY

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京都府出身。ロンドンを拠点に活動するギタリスト。15歳の頃からエレキギターを始め、19歳の頃からクラッシックギターを藤井敬吾氏に師事。1999年からギルドホール音楽院 (Guildhall School of Music & Drama) で学び、奨学金を得てギルドホール音楽院のバチュラー(楽士)、演奏家ディプロマ、作曲家ディプロマを取得。音楽的バックグラウンドはインド、日本の伝統音楽、ポップ、ロック、ヘヴィ・メタルと幅広く、クラシックギターの新しい可能性を追求し続けている。作品に津軽三味線とのコラボ『Four Springs』、シンガー・ソングライターTim Hopkins氏とのコラボ『RED SHOES GREEN TEA]』、自身の作曲作品集『SKY FLOWERS』、『FEATHERINGS』など。 公式ウェブサイト:www.hideguitar.com

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