謎の美青年と謎の料理教室

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realkyusyoku


仕事を始めて2週間が過ぎ、人にも仕事にもだいぶ慣れてきた頃。

毎日のレジもなんなくこなせるようになった頃のランチタイム。ようやく周りが目に入るようになって生徒や学校の人たちとも少しずつ言葉も交わすようになってきた。

売り場の入り口でいつもかなり長い列ができるため、先生らしき人が交代で入場規制と食事中の生徒の見張りをしているのだが、今日は何やら様子が違う!

青いポロシャツと青いショーツの美青年が売り場の入り口に立っている。スラリと長身で美しい金髪に青い目のまるでモデルのようなお兄さんがなぜここに??  例えるならベッカムを少し若くして中性的にした感じだろうか?  生徒なのか、掃除などをする男性職員なのか、それとも先生なのか?

余談ではあるが、この学校ではキッチンで働く女性陣の他に、テーブルや椅子などを設置したり学校内のメンテナンスや掃除などをする男性スタッフが数人いる。彼らも青いポロシャツを着ている。もしかすると謎の美青年は彼らの一員??

謎の美青年の謎は深まるばかり。

美青年を発見してドギマギしている間にランチタイムの終了のベルが鳴り響く。

そしてなぽりん達スタッフは全員片付けモードに突入となる。机を吹き上げ、床を掃き、すべての食器を洗って残り物を片付ける。そして最後にキッチンの床を掃き、モップをかけて今日の仕事は終了する。

バタバタしているところへ、ミスターCが近づいてきた。

「なぽりんさん、クッキング教室にいきませんか?」
「は??」

なぜ私が料理教室に誘われるのだろう?  全く訳がわからない。尋ねると、無料でベーシッククッキング・レベル1の資格が取れると言う。何だかわからないが、とりあえず資格がもらえるらしいので承諾してみた。

毎週1回、4回のコースで来週から始まるらしい。いったい何を習うんだろうか?  なぜ無料で習えるのだろうか?  こちらの謎も深まるばかり。

そして、第一回目のクッキン教室でその謎があきらかに!?!

つづく

 

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About Author

なぽりん

福岡県出身。グラフィックデザイナー、アートディレクターを経て、2005年の結婚を機にイギリス・ロンドン郊外に移住。2009年出産後から専業主婦生活に。2014年6月より現在の仕事、地元中学校にてケータリングアシスタントを始める。幼少の頃より大のスピリチュアル・ファンである。

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