食事時間の実態と美青年の正体

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realkyusyoku


今回は子供達の食事風景に焦点を当ててみよう。

まずはブレイクタイム。
11:05からブレイクタイムが始まる。
前の号にも書いたが、パニーニやらバーガーやらスナック類、
ケーキやクッキーなどが主に売られている。
そして12:25からはランチブレイク。
スナック類に付け加え、日替わりのランチが売られている。

ブレイクのベルが鳴ると同時にお目当てのものを目指して
子ども達が売り場に集まってくる。売り場は 2ヵ所あり、
ほぼ同じものを売っている。とにかくすごい人数なので、
売り場の手前でスタッフがコントロールしなくてはならない。
そうしないと全員がどっと売り場になだれ込み、
我先にと取り合いになってしまうのである。

イギリスのセカンダリースクールには11歳から16歳の子供が通っている。
日本で言えば中高一貫教育といったところだろうか。
私立以外は入試がないので、学校の近くに住んでいれば入学できる。
なぽりんが来ている学校は公立、つまり、みんなこの近くの子供だ。
優等生から不良まで、いろんなタイプの子供がいる。態度も言葉遣いも様々。
10年生、11年生ともなれば大人顔負けの体格で、とにかくデカい!

先生も子供の食事の見張りをする。子供は見張っていないと散らかし放題、
騒ぎ放題になるからである。監視役の先生は毎日交替なので、
厳しい先生の時とその逆とでは、散らかり具合も変わってくる。

ホールには長いテーブルがズラリと置かれていて、大体の席が決まっている様子。
ゴミ箱も各テーブルの横に置かれてある。

なのに!である。毎回食事の後は散らかり放題。
ゴミ箱がこんなにいっぱいあるのに、毎回毎回机の上と床にゴミが散乱、
椅子もぐちゃぐちゃ。先生が交代で見張っているのにもかかわらず、この有様。

そしてなぽりんたちがそのテーブルをふきあげて、床の掃き掃除もする。
毎回「なんじゃ、この散らかりようは!」と、憤慨しながら片付けるのである。

自分が中高生の時、こんなんだったっけ? ハッキリ言って覚えていない。
そして昨今の日本の学校の事情にも詳しくはない。
が、日本人ならゴミはゴミ箱に!は割と常識なのではないだろうか?

もし自分が教師だったら、生徒がゴミを床に捨てた時点で声を荒げて怒りそうなものだが。
しかし、イギリスでは先生も割とユニークで、先生らしくないところも……。
それもお国柄で、それはそれでいいのではないかとも思う。子供達も伸び伸びしている感じだし。

お、今日もまたあの美青年が見張っている。

見かけもさることながら、内面も素晴らしい。
なぜって散らかしている生徒や態度の悪い生徒にちゃんと注意もするし、
自ら散らかっているゴミを拾い上げ捨ててもくれるから。

今日は思い切って隣でレジをしているルルに聞いてみた。

「あの青い服のイケメン君は誰なの?」

「ん?ああ、あの子は体育の先生よ。24歳でまだほんのBabyだけどね」

むむ、なんと体育の先生だったのか!?

あんなかっこいい体育教師に習ってみたかったなー。
と、密かに思うなぽりんであった。

つづく

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About Author

なぽりん

福岡県出身。グラフィックデザイナー、アートディレクターを経て、2005年の結婚を機にイギリス・ロンドン郊外に移住。2009年出産後から専業主婦生活に。2014年6月より現在の仕事、地元中学校にてケータリングアシスタントを始める。幼少の頃より大のスピリチュアル・ファンである。

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