ハロ~キティちゃんはロンドナ~だった!?

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ハロ~キティちゃんはロンドナ~だった!?

 

ハロ~、ロンドン! UK News Hoopla は、オンライン新聞(愛読紙はガーディアン)を読むのが日課&趣味の元ロンドナー、つつみ けいこが担当します。

さて、先週、メディアをとおして衝撃を受けた話題を、さっそくひとつ。日本が発信する「カワイイ文化」のアイコン、あの「Hello Kitty」ちゃんが、ロンドン郊外の出身だったというニュースが、英UKメディア(これこれ)を騒がせました。しかも、です。姿からして、キティちゃんが猫ではなく犬やウサギだと信じた方はほぼ皆無だと思いますけど、キティちゃんは猫じゃなかったのです。「女の子」、つまり「人間」だったというのですから、ビックリ仰天する事実の発覚ではありませんか!

発端は、LA タイムズ紙の記事。長年キティちゃんを研究してきたハワイ大学の人類学者、クリスティン・R・ヤノ氏が、「ハローキティ展」の準備のために解説文を仕上げると、なんとサンリオから誤りの指摘があり、キティちゃんが「猫ではなかった」ことを初めて知り、絶句したんだとか。サンリオによると、キティちゃんは、パパからプレゼントしてもらった「チャーミー・キティ」という「猫」もペットに飼っているのだそう。猫が猫をペットにするはずはありませんから、ニャントク納得?

日本人でも知っている人はあまりいなさそうなキティちゃんプロフィールを、もちょっとご紹介いたしましょう。ロンドンっ子のキティちゃんは、1974年11月1日のロンドン郊外で、ホワイト夫妻のあいだに生まれた双子の「女の子」のひとり。体重はリンゴ3個分(英国サイズ)で好きな色は赤。ナンセンスといえばナンセンスなんですけど、最近は海外でも流行ってる「emoji(絵文字)」といい、こういうニッポンのキャラクターもんは、地球上のあちこちで争いの多い今、罪がなくていいわ~。

グローバルに知られるキティちゃんでも、ほとんど知られていなかったショッキングな事実が世間を騒がしてしまった、というわけでした。もひとつオマケに、可愛い「動物」の話題を。独立か否かの投票日が近づくスコットランドの、エディンバラ動物園のパンダ「甜甜(ティアンティアン)」の妊娠は、どうやら「フェイク」だったよう…。日本人はこれ、慣れてますけどね。可愛い顔して人騒がせが好きなパンダについて、スコットランド人はこれからいろいろ学んでゆくのかも?

あぶそる~とロンドンで、いつも最新UK情報に触れることができるのが、わたし自身もとっても楽しみです。美味しそうな話題についつい目がいきますが、ほかにも面白そうな情報も満載ですね~。当コラムも、お忘れなきよう、どうぞよろしくお願いいたします!

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About Author

京都東山の生まれ。19歳から雑誌の仕事(編集者/スタイリスト/コーディネーター/ライター)に携わる。英国では、憧れのフローリストの下での花修行や、尊敬するアーティストが学んだカレッジで現代アートを勉強し、通算11年間のロンドンライフをエンジョイした。オーサカン(大阪人)となった今も、“心”はロンドナー。変わらぬ日課として読むUK のオンライン新聞から、旬なニュースをあぶそる~とロンドンのためにピックアップ。帰国後は本の翻訳を手がけ、この5月に『ヴェネツィアのチャイナローズ』(原書房)、2014年7月に『使用人が見た英国の二〇世紀』(原書房)、ほかを上梓。ロンドンで目覚めた世界の家庭料理チャレンジ&花を愛でる趣味ブログserendipity blogは、開設して11年目に突入。

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2件のコメント

  1. でっしょ~う。
    でも、ロンドンには、ときどきヒゲ(うっすらと)のはえた女の子もいるみたい(笑)。
    西洋の女子は、顔には剃刀をあてないものらしいからね、
    おヒゲのあるおばさん&おばあちゃんだったら、ロンドンにはゴロゴロ…。
    というわけで、ヒゲがあっても、キティちゃんは女の子!(ということになってます)

  2. キティちゃんが人間だったなんて・・・(@Д@;
    女の子なのにヒゲが・・・w

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