いつだかBBCの園芸番組で、アラン・ティッチマーシュさんが、
「イギリスは、世界で一番植物が育ちやすい気候なんです」
と、おっしゃっておりました。
確かに、ここのところのロンドンはすごいです。
大して手をかけていないだろう表玄関の花壇は元より、
レンガの塀から門柱まで、雑草だかこぼれ種から根付いたものなのか、
愛らしい花々で覆われています。
先日、友人からハーブの苗をいくつかいただきました。
いただいた時は、まだ若く小さかったので、
てっきりディルかと思っておりましたら、いや伸びる伸びる。
あっという間に50センチあまりになりまして、
なんだよく見たらフェネルではないですか。
友達曰く、「まめにカットしてやれば、
あまり高くならずにワサワサ茂るんじゃないかしら」と。
また、別の友達は「切ったら刻んで冷凍しておけばいいわよ」と言うのですが、
無精なのかケチなのか、水にさして鑑賞して楽しんでおります。