穏やかじゃないな? ブリストル

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御機嫌よう! 次の目的地であるブリストル / Bristolを目がけてべダルをこぎ、バースから早1日。とりあえず予約しておいたホステルで休んで、次の日に観光しようという計画なのだが・・・ホステルに近づくにつれ段々と治安が悪くなってることに気づいたのだ。

ガラスの破片やタイヤが盗まれたたくさんの自転車、浮浪者など見るからにしてヤバそうな奴のオンパレードなのである。我輩はビクビクしながらも、何事もなく宿にたどり着いた。受付らしき人物に「受付はここであるか?」と尋ねたら、「チキン?」と返された。何かの暗号か、我輩をおちょくっているのかと思いつつも何度も聞き返していると、ようやく気付いたのである、彼女が「チェックイン?」と言っていることに。それからなんとか無事に部屋に辿り着き、明日に備えてすぐに就寝する事にしたのである。

翌日、朝一に大きなショッピング・モールを訪れようと思って宿を後にした。そのモールとは、中心街にあるBristol Shopping Quarterなのだ。ここは本当に規模がでかく沢山のお店が集まり、近くにマーケットがあって堪能できる場なのである。しかしここで、ビックリする体験をしてしまった。

我輩は朝ご飯にお店でハンバーガーを食べていたのだが、突然、大声を出しながら何かに抗議している数百人のデモ行進がやってきたのだ。穏やかではないのだ・・・と思って注意深く見ておると、威嚇した雰囲気でデモ隊が壁や店のガラスに沢山のシールを貼っていったのである。日本とはやる規模が違うのだなと(お店の人が一番大変そうである)と思いながら過ぎ去るのを待った。事前にデモ活動の範囲を知っていないと、危険にまきこまれることもありうるのだなと再度認知した瞬間ではあった。

その後、我輩はエリザベス1世が当時「ここがイギリスで一番綺麗な教会だぞよ」と言った建物、St Mary Redcliffe Church へと向かった。教会は比較的近くにあり入場したのであるが、日本語ガイドブックもあって、とても良かったのである。エリザベス1世の像もあり、とても珍しいのではないかとも感じられたのである(実際にこんな顔であったのだろうか・・・)。ステンドグラスも天井の飾りも見事で、美しい空間に浸る事ができたのである。

St Mary Redcliffe Church

教会の中

これがエリザベス1世の像…

それからもっと中心に向かって進んでいったのであるが、次第に心地良い雰囲気になっていたので、治安を心配するのは中心から少し離れた地域なのであるなと感じたのだ。中心街では日本のアート展示が行われていたり(道中アジア人が多く見られた)、面白い像や建物が多く、歩くだけで楽しめるものであるな。

海峡にのぞむブリストルは、古くから港湾都市として栄えてきた。現在は坂道の多い美しい文化都市として知られている。グラフィティ・アーティストのバンクシーも、ブリストル出身なのだ。

急斜面であったぞ。学生も多く賑わっておるのだ。

面白いベンチなのでパシャりであ〜る

カモメも紛れて楽しんでおるのう

市内の緑地にテントを立てて楽しんでおるのだ。ホームレスではないぞ!

人気のあるブリストル大聖堂に行きたかったのであるが、あいにく大学の卒業祝いの式典会場として使われていたので渋々断念。だが色々と探索しているうちに、とても景色の良い場所に出会ってしまったのである。そこはブリストルと北側のLaigh Woodsを結ぶ世界最古の吊り橋、クリフトン吊り橋を望める場所。とても暑い日であったが、我輩はそこで滴るアイスを頬張りながら絶景の眺めを堪能したのだ! 贅沢であろう!

絶景のクリフトン吊り橋!

クリフトン吊り橋の絶景動画はこちら:
https://youtu.be/1l-nuXPj_9c

お昼ご飯はハンバーガーとアイスクリームという残念な形ではあったが、景色や雰囲気を堪能できたということで、我輩は自分に言い聞かせ満足したのであった。学生が多かったり、広々とした景色が多かったりと、活気に溢れているのは間違いないであろう! ただ、中心を少し離れたところは警戒が必要かもしれんので、行く者は気をつけるのであるぞ!

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About Author

バロン颯太

兵庫県神戸市出身。子供の頃に母から「占い師曰くあんたの前世はイギリス人のバロン(男爵)らしいよ」と言われ、バロンだった“我が輩の故郷” を探し出すためにいつかイギリスに行くことを決意。大学で建築を学び、卒業後にワーホリVISAを取得。2018年9月にイギリス上陸!自転車でイギリス全土を周る旅を敢行した。現在は旅中で感染したライム病と闘病しつつ、英語を学ぶためロンドンに滞在中。性格はのんびり屋だけど新しいこと好き。まさに至高と思えるほどの食事好きで、旅中は予算内でたまに美味しい物を食べることが楽しみの一部であったほど。Illustration by なぽりん

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