新しいカタチの都市ホテル

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Qbic London City 

ロンドン・シティー東部で最近開発が著しいAldgate East 駅近くという好立地のQbic London City はアムステルダム1号館に続き2013年11月にオープンした新しいコンセプトのユニークなホテル。

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ホテル外観。シティやブリックレーン至近の好立地

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ホテル入り口

入り口付近にはモダンアートが飾られていて到着気分が盛り上がる。レセプションカウンターも自転車モチーフで遊び心があり、フレンドリーなスタッフが温かく迎えてくれる。宿泊費事前支払い制度を取っているため、到着後素早く鍵を受け取ることができるスムーズなチェックインが特徴。ロビー設置タッチパネル式大画面ではホテル独自作成の周辺おすすめスポットを検索することができる。情報量豊富なのでおでかけ時の参考にしてみて。

入り口アート

エントランス付近のモダンアート

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自転車モチーブのレセプションカウンター

大画面

’’屋外レストランベスト5’’ などロンドン情報が満載のタッチパネル。分かりやすくレイアウトされているので外出プランの参考にお役立ち

全171室のホテルはSmart room (窓なしスタンダードダブルルーム 16m2)、 Cosy room (窓ありスタンダードダブルルーム 16m2)、Fun room(ラージダブルルーム 20m2) の3カテゴリーに分かれている。オランダ人創設者が ‘’Qbi’’と名付けた ベッドとバスルームとがコンパクトに合体したオールインワンユニットが部屋の中心にあり、手作り家具とモダンでシンプルな内装がとても新鮮だ。全ての部屋でスーパーキングサイズベッドを利用しており、コンパクトな部屋、宿泊料金の割に素晴らしいサービスとなっている。ヘッドボードや、壁に飾られている写真はホテルより1 キロ以内で撮影したものを利用。地元の人の生き生きとした笑顔に心が和む。

ローカルな人々

タワーブリッジ上で撮影した仲良し女性3人組(左)とブリックレーンマーケットで働いている女性(右上)のナイスショットがヘッドボードに。斬新なアイディア!

キュービック

ベッドとバスルームが一体化したユニットによるスペースの有効活用

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Smart room:窓なしのスタンダードルーム。ベッドとバスルームがコンパクトにまとまっているので快適な睡眠とスペースを十分に確保。お得な料金で滞在したい人向け

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Cosy room: Smart room より15£プラスで窓ありのスタンダードルームへ

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Fun room: Cosy room より10£プラスでソファー付きの広々とした部屋(窓あり)に

全室フローリング床でスーパーキングサイズのベッドというのがかなりポイント高い。そして、アレルギー持ちにもやさしいNaturalmat 社のイギリス製ハンドメイドのオーガニックマットレスを利用していて、肌触り寝心地が抜群と評判が高い。

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エレベーターの横にマットレスの展示があり

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すっきりとしたバスルーム。全室シャワーのみだが、シャワーのお湯の出がよく、リフレッシュできる。ふかふかのタオルも肌触りがいい

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アメニティーは’’STOP THE WATER WHILE USING ME! ‘’。水を守るために創設された世界初のエココスメとして有名。環境にも体にも優しいオーガニックプロダクトはロビー階の自動販売機でも購入可能

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全部屋にフィルターウォーターのサービス

家具

全て手作りのぬくもりある木製家具。衣服かけ(ラップトップサイズのセーフティーボックス付き)、デスク、鏡などは有名オランダ人デザイナーSander Bokkinga作でロッテルダムから仕入れている

プラグ

全室冷暖房完備 (左)とすっきりまとまった電源やプラグ(右)

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お茶目な部屋掃除リクエスト用のマスコット

コーヒー紅茶

各階に設置されているコーヒーと紅茶コーナー(無料)

ロビー階には自動販売機にて歯ブラシや各部屋で提供されているシャンプー類のほか、アダプター、ストッキングや薬用リップなどかゆいところに手が届く便利な日用品が豊富に取り揃えられている。見るだけで楽しい。

自販機

お土産にも便利。種類豊富な自動販売機

バーレストランQbic Canteen は朝から夜までオープンしている地元の人にも愛される憩いの場。スタイリッシュでモダンなデザインとゆったりとした空間は居心地抜群で、日中は一人で仕事に集中している人も何人かみかけた。この辺りでなかなかゆっくりお茶できるカフェがなかったのでお気に入りのスポットとしてリピートすることになりそう。

ラウンジ

Qbic Canteenは食事のほか、コーヒータイムの利用もおすすめなゆったりとしたラウンジ兼バーレストラン

環境保護に力を入れていることも特筆すべき点だ。屋上にソーラーパネルを設置しており、水力で電力確保、LED ライトを利用するなどエコフレンドリーなホテルとして評価されている。また、ホームレスの人々に使い捨てカメラを渡し、撮影した写真をカレンダー販売して援助するチャリティー団体Café Artに地下室を無料提供することで貢献。アーティスティックな写真がたくさんあるので、階段の展示やカレンダー(購入可能)を是非見てみて。

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屋上のソーラーパネル

ホームレスアート

ホームレスの人々撮影による見応えがある写真とカレンダー

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自転車の無料レンタルのサービスもあり

オールインワン”Qbi”という新しいカタチのスタイルを生み出し、Aldgate East というアップカミングなエリアに密着すると同時にサービのよさでも知名度を上げているQbic Hotelは今後ヨーロッパ他都市にビジネスを展開していく予定とのこと。今後にも注目です。

[ホテル近辺おすすめスポット]

  • White chapel art gallery と地元の人に愛されるおしゃれなデリカフェ Exmouth Coffee Company 。独立系のカフェで美味しいコーヒーとサンドイッチやケーキで一息つくのにお勧めスポット
  • Needoo Grillレストラン。 カレーといえば Brick Lane が有名だが、私は本格的なカレーを始めとしたパキスタン料理をお手頃価格で食べるならホテルから徒歩圏内のここ。パキスタン系イギリス人の友人もお気に入り。ラムが苦手な私もここのラムチョップなら美味しく食べることができる
  • St Katharine Docks の散歩と小さな独立系カフェWhite Mulberries。タワーブリッジや華麗なヨットが並ぶマリーナを眺めながら、このカフェで飲むコーヒーは最高!本当に小さなカフェだが、朝から人が絶えない。マフィンなどのスイーツも美味
  • Shoreditch  エリア:多国籍のレストラン、カフェ、バー、クラブが多数。新しいレストランやカフェが目まぐるしくオープンする中でもカフェAllpress Espresso(編集長レポート)、カジュアルトルコ料理 Tas Firin 、ロンドンで最も古いベーグルショップBrick Lane Beigle Bake などをよくリピート。編集長おすすめのレストランカフェも盛りだくさん。
  • ベトナム料理が立ち並ぶKingsland Road 。最近のお気に入りは編集長レポートでも紹介されているGreen Papaya。味もサービスも良く、量も多くてこじんまりしているので他のレストランと比べて静かなのが良い
  • ホテルより徒歩20分ほど散歩すると石畳の閑静なWapping エリアにたどり着く。散策後がてらに地元の人でいつも賑わっているイタリアンレストラン、IL BORDERO でのお食事がおすすめ。全てにおいてボリュームがあって美味しい。国籍を問わず誰を連れて行っても大満足する
ホテル名 Qbic London City
住所 42 Adler St, London E1 1EE
最寄り地下鉄駅 Aldgate East (District, Hammersmith& City Line)
ホテルホームページ https://qbichotels.com/london-city
予約電話番号 +44 20 3021 2644
予約メールアドレス reservationslcy@qbichotels.com
ホテル部屋数 171部屋
料金 Smart room (窓なしスタンダードな部屋 16 m2)110.00 GBP (VAT 20 % 込み、朝食別)〜  コンチネンタルブレックファースト 9.95 GBP
お得なキャンペーン 3月18日から4月18日までの期間3泊以上した場合は20%割引になるイースターキャンペーン中
喫煙ルーム
車椅子対応客室 有。18部屋
チェックイン時間 15:00
チェックアウト時間 11:00
Wi-Fi ホテル全館で有。使用料宿泊費に含まれる
日本語スタッフ
ホテル施設 バー&レストランQbic Canteenシャンプー、歯ブラシ等日用品購入可能な自動販売機あり。自転車無料レンタルあり
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About Author

東京都出身の旅するOL。在ロンドン18年。 日本とロンドンの旅行会社で10年以上にわたり、ヨーロッパツアーの企画や、海外ツアーコンダクターの業務に携わる。現在はプライベートの旅行や仕事上で、快適で思い出に残るホテルとの出会いに喜びを感じる日々を送っている。Instagram で、miyuki.london 名でロンドン生活の様子を投稿始めました!https://www.instagram.com/miyuki.london/

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