THE HOXTON, HOLBORN
イギリスが世界に誇る大英博物館から徒歩10分、ロンドンの金融街シティとエンターテインメントの中心地ウエストエンドの中間に位置するホルボーンエリアに新しい形のバジェット型ブテックホテルが誕生した。
前回ご紹介したThe Hoxton, Shoredichの姉妹ホテル。2014年9月にオープンして以来、地元の文化と環境にうまく溶け込んでいる注目のスポットとなっている。
ホテル入り口を一歩入ると、スタイリッシュで、The Hoxton の特徴であるインダストリアル風デザインのラウンジ、カフェバーは沢山の人で賑わっていた。全体的にショーディッチよりも落ち着いた雰囲気。
【おすすめポイント-その1 スタッフのホスピタリティーと地元のアートを生かしたインテリア】
スタッフの温かいおもてなし、アットホームな雰囲気と居心地の良さはホテル宿泊客、ラウンジやレストランを利用する人々に大好評。レセプションスタッフはスーツの代わりにローカル店FOLK のシャツやTシャツをユニフォーム代わりに着用。カジュアルだが、センスの良い着こなしがThe Hoxtonのスタイルとマッチしている。
全174の客室は、Shoebox(13m2), Snug(15m2), Cosy(18m2) と Roomy(22m2) 4つのカテゴリーに分かれており、部屋のサイズと料金が異なる。一番小さなShoebox ルームでも、寝心地抜群のダブルベッド、ダックフェザーの枕、肌触りの良いリネンと機能的なデスクが備えられている。
壁紙は徒歩圏内の大英博物館や、昔この辺りに住んでいた「オリバー・ツイスト」の著者でヴィクトリア朝時代を代表するイギリスの小説家チャールズ・ディケンズの小説をモチーフにした地元アーティストによるもの、壁に掛けられている絵画は地元の大学卒業生の作品といったようにホルボーン地域のアートで彩られている。
【おすすめポイント-その2 朝食バッグ】
ユニークなサービスのひとつがグラノーラヨーグルト、バナナ、オレンジジュース入りのブレックファーストバッグ。
前日夜に人数と希望時間を袋に記載してドアノブに掛けておくと翌朝デリバリーしてくれる。アレルギーや嗜好による品物の変更可能でホテル出発前のちょっとした腹ごしらえに大好評。レストランでの朝食も(別料金)可能なので、のんびりと、しっかりと朝食を食べたい方はレストランにて。
【おすすめポイント-その3 良心的な価格設定とサービス】
The Hoxtonのモットーのひとつは、宿泊者に無駄な追加料金を支払わせないということ。インターネット料金は宿泊料金に含まれており、全館で利用可能。また、英米豪と大部分のヨーロッパへの 固定電話、米携帯への架電は1時間まで無料のサービスを提供している。
レセプションでは宿泊者のみが利用できるスーパーマーケット価格のドリンクとスナックを販売。コカコーラが 55pやチョコレートバーが1 GBPと通常のホテルミニバー料金と比べて破格な料金設定。ビールやワイン、ヘア・ボディ・ネイルケアセットもお手頃価格で販売している。
種類豊富でお手頃価格なスナック、ドリンク、薬、ボディケアグッズ販売
【おすすめポイント -その4 レストラン、ラウンジとネイルサロン】
宿泊者、地元の人々に愛されるレストラン2店舗、ニューヨークスタイルのグリル料理とステーキが好評なHubbard & Bell、チキン料理が手頃な価格で味わえるChicken ShopとカフェバーHolborn Grindは常に多くの人で賑わって活気があり、広々としたラウンジも居心地が良くたくさんの人が集まる。そして、DJが音楽を流す最終木曜日の夜は、人気ナイトスポットとなっている。
月曜〜木曜日はビジネス客で満室、週末にレジャー客が多いとのこと。日曜日の夜だと69GBP (税金20%、朝食バッグ含む)で宿泊可能な場合があるそうだ。
今年中にアムステルダムに、続いてパリにもオープン予定のThe Hoxton。各都市で異なった、地元の文化を生かしたデザインのホテルを展開するということで、今後が楽しみ。
【ホテル徒歩圏内のおすすめスポット】
- 大英博物館:イギリスが世界に誇る博物館
- Charles Dickens Museum: イギリスを代表する作家チャールズ・ディケンズが住んでいた家を改装した博物館
- Royal Opera House:一流のオペラとバレエを鑑賞
- Peacock Theatre:世界各国からのモダンダンスを堪能できる劇場
- Pineapple Dance Studios :ヨガや世界各国のダンスを1回レッスンから受講可能なダンススタジオ
- 一風堂、金田屋:ロンドンで美味しい日本のラーメンを食べたい時に
- Neal’s Yard Remedies ,Dairy:日本でも有名なアロマ商品、自然派化粧品専門店(セラピールームも併設)とチーズの専門店
- Monmouth Coffee: 1978年創業。ロンドンで一番美味しいコーヒーを味わってみてはいかが?
- Kintan: 日本風の焼肉といえばここ!
- Shanghai Blues:エレガントな高級中華料理店。編集長の記事はこちら
- Banh Mi Bay:この辺りでおすすめベトナムカフェ。編集長の記事はこちら
ホテル名 | The Hoxton Holborn |
住所 | 199-206 High Holborn, London, WC1V 7BD |
最寄地下鉄駅 | Holborn (Piccadilly Line, Central Line)駅より徒歩3分 |
ホームページ | https://thehoxton.com/london/holborn/ |
電話番号 | +44 (0) 20 7661 3000 |
メールアドレス | hello.holborn@thehox.com |
部屋数 | 174部屋 |
料金 | Shoebox room( 13m2 ) 69.00 GBP (VAT 20%込み、朝食バッグ込み) 〜269 GBP。日曜日宿泊が安い料金設定となっている場合が多い |
お得なキャンペーン | www.hoxton.com にてmail list にサインアップすると月一でメールマガジンが送られ、イベントやキャンペーンのお知らせがある。現在は4月30日までの宿泊費が安くなるキャンペーンがあり |
喫煙室 | 無 |
車椅子対応客室 | 全部屋車椅子対応だが、スペース上の問題で 一番広いRoomyルームがおすすめ |
チェックイン時間 | 14:00 |
チェックアウト時間 | 12:00 午後4時まで1時間£5 で延長可能(事前予約必要) |
Wi-Fi | ホテル全館で有。使用料宿泊費に含まれる |
日本語スタッフ | 無 |
ホテル施設 | レストラン、カフェバー、ネイルサロン、ミーティングルーム、ギャラリー |