ハンプトンコートパレス・ガーデンフェスティバル2021 ②

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Uk☆エコ・ガーデニング格闘記


7月6日から11日まで行われたRHS(王立園芸協会)主催のハンプトンコートパレス・ガーデンフェスティバル。先日アップしたショーガーデンのレポートに続き、今回はナーサリー(園芸店)の植物の展示や会場内の様子をお伝えします。こちらのガーデン・フェスティバルには植物やガーデニング・グッズを買うことを目的に来場する方も多く、300以上のショップやストールが会場のいたるところにたち並びます。巨大なテント「フローラル・マーキー」内は、全国各地から参加した有名な植物専門ナーサリーが、選りすぐりの植物を用いて作った素晴らしいディスプレイで彩られます。ディスプレイで開花時の状態を確認して苗を買うことができるので、開花してから想像していたのとは違うな~なんてことにはなりません。多くの方が折り畳み式のショッピングカート持参で来場し、ガーデン鑑賞や食事を楽しんだ後、大量の植物を買って帰ります。

各ナーサリーやショップにいるスタッフは知識と経験が豊富ですし、RHSのガーデニング・アドバイスのコーナーもあるので、日ごろお困りの庭の問題などを質問・相談することもできます。ナーサリーのスタッフと好きな植物についておしゃべりするのもショーの楽しみの一つかもしれません。

ここにはガーデニングに関するものがすべてそろってます。園芸道具、植木鉢、芝刈り機、ガーデン・シェッドや造園資材から、彫刻、照明、ウォーターフィーチャー、オーナメントまで、何でもござれ。

ハンプトンコートパレスのショーでは毎回バラ専用のテントが設けられ、有名なバラ専門のナーサリーの展示と販売が行われています。また、テントの中と外に沢山のテーブル席が設けられ、そこでバラを眺めながらお茶や食事を楽しめるようになっていました。

ちょうどバラが満開に咲く時期なので、バラ好きの方にとってはたまらないゴージャスなディスプレイを鑑賞することができます。バラを育てている方にとっては、実際の色や香りを確かめたり、アーチやオベリスクなどにどのように仕立てているのかを参考にして購入できるのも利点です。何より健康でしっかりと育てられているので、後々の生育状況がとても良いです。バラはどこでも購入できますが、お店の管理状況次第では病気になっていたり株が弱っていてうまく育たないこともあるので、専門のナーサリーから直接購入するのがお勧めです。

フラワーショーは新種のバラが紹介される場でもあるので毎年楽しみにしています。今年のデビット・オースティンの新種のバラは淡いソフト・イエローのNye Bevan(↓真ん中上)。咲き進むと淡いクリーム色に変わります。バラの名前はNHS(国民医療サービス)のファウンダーであるウェールズ出身の政治家の通称に由来しており、一株販売されるごとに2.50ポンドが医療系慈善団体に寄付されることになっています。コロナでNHSとその医療スタッフにのしかかる負担が増大している今だけに、タイムリーな命名ではないかと思います。

会場内にはステージが何か所かあり、TVでおなじみのセレブリティや有名なガーデンデザイナー、フローリスト、園芸専門家のトークショウが毎日昼前から夕方まで行われています。ショップやストールには園芸関係以外にも、ファッション、アクセサリー、工芸品、生活雑貨、インテリア用品、トイレタリー、こだわりの食材店など、見てるだけでも楽しいお店が沢山出展されています。フードストール、レストラン、カフェも充実していますし、自分たちでお弁当を持ち込むこともできます。ベンチやピクニックテーブルが沢山ありますし、ピクニックシートを広げるのに最適な木陰のスペースもあるので休憩や食事には困りません。バンドスタンドではほぼ一日中生バンドの演奏が行われているので、ピムス片手に夏のフェスティバルの雰囲気を満喫するのもまた良し。

見所満載のショーなので植物好きの方は1日過ごすことができるかもしれません。ショーついでにハンプトンコートパレスのチケットも購入してそちらのガーデンも併せて見学する方もいらっしゃいます。ただその場合は、ガーデン・フェスティバルを早足でまわることになるかもしれませんので、時間配分には十分にお気を付けください。ちなみに私は毎年丸一日会場で過ごしますが、時々全部見切れない年があります・・・。

今年はコロナ対策として、チケット販売はオンラインでの事前購入のみで当日会場で購入することはできませんでした。また入場時にワクチン接種(2回接種後14日以上たっていること)、あるいは陰性証明(48時間以内に実施した検査結果)をスタッフに見せる必要がありました。今後しばらくは感染状況によって何らかの対策が講じられると思いますので、フラワーショーに参加される場合は事前に確認をしてからお出かけ下さい。

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About Author

在英17年、ロンドン郊外の自宅の庭で節約とリサイクル・無農薬をテーマに土いじりに奮闘、花や木、ハーブ、野菜や果樹などいろいろ挑戦中。ロビンなどの小鳥に癒されつつも、庭を荒らす狐やリスに頭を悩ます日々。フラワーショーやガーデン巡り、ガーデンセンターでの底値チェックに余念がない、植物オタク。庭と旅とお笑いをこよなく愛し中年生活を満喫中。ブログ「イギリスの片隅で庭仕事」http://gardenuk.blog.fc2.com/もよろしくお願いします!

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