心機一転

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cafevisit


数年前から、全く新しいところに住んでみたい!
水の近くで暮らしたい!という気持ちが強くなってきた私は、
遂に長年持っていたHolland Parkのフラットを売って
ポストコードで言えば真逆のW14から、E14のCanary Wharfに引っ越してきた!

ホランドパークと言えば、ロンドンでは閑静な緑の美しい住宅地、
だけどノッティングヒルは隣だし、街の中心に歩いても行かれる超便利な一等地

一方、カナリーウォーフと言えば、ちょっとラフなイーストエンド、
地の果てのような……は、ちょっと大げさだけど元は船着場だったドックランド!
サッチャー政権の時に金融街として開発が始まった新しいこの街には
高層ビルが立ち並び、今でもそれらはドンドン増え続けている

そんな場所替えを、なんで?!?!?

と、よく聞かれるのだけれど、それは私の引っ越し好きかな?

生活を時々ガラリと変えたくなるの、それには引っ越しが手っ取り早いからね
確かに皆んなが驚いた顔して聞く気持ちもわかる

美しい小鳥の声で目覚めていた私は
今は、ドックランドを走るDLRの音が目覚ましだし
オシャレな人が行き来し、瀟洒な家が建ち並ぶ美しい散歩道に変わって
ちょっとドキドキするような運河や、黒いベールを被っている人ばかりの
アラブ人街を探索するようになったのだから!

この真逆の場所には、それぞれ良いところも悪いところもある

ホランドパークには、落ち着いた感がある
どっしりと腰を下ろしているから美しいし、気持ちはいいし、心地好い

けれども、そこに無いもの
それが、イーストにはある

わい雑な裏町にあるのは、運河と活気!!!
年齢層もずっと若いし、アーティストが多く住んでいるから
クールなギャラリーがあったり、hipなカフェ、バーがあったりして

ウワッ!このエリア楽しい〜!!!!

ちょっとラフなエリアだけれど、
その分ワクワクするような未知の面白さが隠れている

私はスケッチブックを手にブラブラと
今日もEast Endを探検するようになったのであります!

さて、本日見つけたこのcafé

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最初に来たバスに飛び乗ったら、行ったことのない町行きだった
途中は、あまりいい感じのところがなかったので
終点まで行って降りた。その後、運河を見つけたので、
それに沿って歩こうと思い、小高い丘の上を歩いた時
大通りを挟んで、反対側の道に、なんとなく、ピッピッときた店構えを発見!

あっ!あそこはきっとイイぞ!と、思って
私は、運河沿いのお散歩を後回しにして
大通りを渡って、カフェに入った

思った通り!

カウンターの前には、美味しそうなサンドイッチやお菓子が並んでいるし
小さいけれど裏にはテラスもある
うーん、なんとも可愛らしい感じ
スタッフはイタリア人?
皆んなとてもいい感じで、アットホームなカフェ!

【きょうのヒント】
私がバスから降りたその町は、Mile End、これヒント。
このcaféを見つけるのは、そんなに難しくないから、ぜひ探してみて!

【前回のこたえ】
The Orange
37 Pimlico Road, London SW1W 8NE
Open Mon-Fri 8am-11:30pm / Fri, Sat 8am-midnight / Sun 8am-10:30pm
http://theorange.co.uk

じゃ、又ね
カオル

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About Author

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東京生まれ、ロンドン在住の絵本作家。高校卒業してすぐに渡米。その後、パリ、南仏に暮らし、ロンドンへ。ロンドンでセシルコリン氏に師事、絵や陶芸などを学ぶ。1984年からイギリス人の夫と2人の子供と暮らしながら東京で20年以上イラストレーターとして活躍、その間、「レイジーメイドの不思議な世界」(中経出版)の他、「ある日」「ダダ」「パパのたんじょうび」(架空社)といった絵本を出版。再渡英後はエジンバラに在住後、ロンドンへ。本の表紙、ジャムのラベル、広告、お店の看板絵なども手がけている。現在はロンドンのアトリエに籠って静かに絵を描いたりお話を創る毎日。生み出した代表的なキャラに、レイジーメード、ダイルクロコダイル氏などがいる。あぶそる〜とロンドンにはロンドンのカフェ・イラスト・シリーズを連載。好きなものはお茶、散歩、空想、友達とのお喋り、読書、ワイン、料理、インテリア、自転車、スコーン、海・樹を見ること、旅行、石(特にハート型)、飛行場etc etc...

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